もっともっと考えないといけない。

マーケティングの基礎を学び直せた本。

なぜ女はメルカリに、男はヤフオクに惹かれるのか?

アマゾンに勝つ!日本企業のすごいマーケティング

ビジネススクールで紹介してもらったので読みました。

 

中身はメルカリやヤフオクだけじゃなくて

色々な企業のマーケティング戦略と実績が紹介されていて

習ってきた事の復習という感じだったけど

改めてマーケティングが大事だとすごく感じた本でした。

 

今のサービスの顧客は誰なのか?

競合といかに違うポジションでビジネスを創れているか?

顧客を徹底的に考えたビジネスになっているのか?

もっともっと考えないといけない。

 

素晴らしい日本企業のマーケ戦略の数々を見て

最終的にAmazonがすごすぎるという話しで完結。

顧客の事を徹底的に考えて圧倒的な企業となり

今もなお、成長を続ける中心には顧客がある。

 

顧客のために徹底的に考え改善されてきた事が

良い形でループして、どんどん企業を成長させる。

今僕たちは顧客のために徹底的にサービスを改善しようとしているのか。

もっともっと考えないといけなと思うし

これからもっともっと考える企業が増える。

 

知っとかないといけない内容で

結局フレームワークを勉強しただけでは駄目で

如何に実践に取り組んでいるかが大事。

 

コロナ禍前に少しずつ戻りつつある通常業務の中で

いかに緊急ではないけど重要な事にとりかかれるか

変わらないといけないと気づく前に

顧客を見て自分たちも変わり続けるという意識を大事にしたいと思う。

 

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やりたいことをとことんやる人生。

SHOE DOG 靴にすべてを。

ナイキ創業者、フィル・ナイトの自伝。

ビジネススクールに行きだしてから読書にはまって

久々に500ページ超えの本を読破したけど

気がつけば読み終えるまでに一ヶ月程かかってしまった、、、

 

 

最近はおすすめの本を読んでいたけど

たまには、自分でも選んで読んでみようと張り切ったものの

こんなびっしりの内容とは思ってなかったのですが

読み終えると、妙な達成感があります。笑

 

この本を選んだのは、好きなブランドやし

創業者が経営学修士(MBA)を取得していたから。

スポーツ×MBAという構図に惹かれました。

 

一ヶ月で読破して今思っているのは

ビジネスはお金儲けじゃないよなーって事。

本気でやりたい事を見つけて

それをビジネスにして生きるのってかっこいいし

自分も、そんな人生でありたいと思う。

 

夢中で成し遂げるというか、目の前に立ちはだかる

壁を必死で乗り越え続けるという

まさに、スポーツであり、戦いであり、これこそビジネスという。

 

そんな、戦いの中には凄いドラマがあって

振り返ることで、こんなに詰まった本になるくらいの人生ができている。

経営戦略とかも大切だけど、その前に大事な事が

やりたいコトに夢中になることなんだと思った。

 

ちなみにMBA的な方法で難題を乗り切るのかなって思ったけど

そういう話はほぼ出てこなかったのか、拾いきれなかったのか、、、

 

最後に響いたのは若者へのメッセージが

仕事や志を決めつけるなという言葉。

天職が何かわからなくても追い求め続けろということ。

 

若い頃って本当に人生が見通せなくて

目の前の事に必死になっていたけど

気がつけば、今の仕事が天職になっていたし

この言葉には凄く共感できた。

 

やっぱり、若い頃にスポーツやってたし

そういうのもあるんやろうな。

何かを夢中で生きてきたから

フィールドが変わっても夢中になれるんやと思う。

 

今の仕事が合ってるとか合ってないとか

やりたい事とか、そうじゃないとか

そんなことよりも、とりあえず熱中してみる事と

必死で考える続けるという事が大事なんやと思う。

 

まだ、41歳やし、まだまだ走れる年齢なんで

今自分のやりたい事をやり続けながら

今の天職に満足せず、もっと追い求めようと思う。

SHOE DOG 熱狂宣言 おもしろかったです。

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ビジョンもミッションも大切だけど、今を本気で行きているか。

伝えることから始めよう。

一昨日、ビジネススクールでの科目が一つ終了しました。

ほんと、何も考えずに経営をしていた恐ろしさを知る3ヶ月になりました。

受けた科目は経営戦略・マーケティング基礎。

久しぶりにガッツリ勉強したという感じで満足感はありますが

ここで満足していても意味がなくて、いかに会社に還元できるか。

スタッフや、お客様にビジネスを通じて還元できるか。

まだまだ、十分とは思ってませんが、スタートラインに立ったつもりで

もっともっと社会に意味を成し得る企業になりたいと思います。

 

というわけで、今回は教えを受けた先生一番推しの本。

ジャパネットたかた創業者髙田明さんの本。「伝えることから始めよう」

授業とほぼ同時で読み終える事が出来ました。

 

今を全力で生きれば課題は見える

とにかく、今を全力で生きる意味と結果を書かれた本でした。

今の自分が過去を作り、未来をを作る。

目の前の事に必死で取り組むから、新しい課題が見つかる。

今を全力で行きてるから課題を解決するアイデアが生まれる。

そうして、いつのまにか過去の実績となる。

 

確かに今の現状に満足していたら何も変わらないし

常に、もっと良くしたい、もっと出来ることがあると考えると

必然的に考える思考になっている。

ひとつの課題を乗り越えたら、次に新しい課題が見えてきて

それを乗り越えたら、また次に課題が見えてくる。

何もせずに、止まっているより、見える景色が変わると思うし

当たり前のように、こういう考え方ができていないとって思います。

 

仕事においては徹底的にボトルネックを見つけて修正する事が重要。

何が問題になっているのか、何がうまくいっていない原因なのか。

うまく行っていたとしても、何か問題はあるはずだという考え。

それを解消し続ける事で強い企業になれる。勉強になります。

 

できない理由を考えるのではなく、どうしたらできるか考える

これは、あらゆるところで教えてもらって来ましたが本当にそう。

結構できない理由から相談してくるスタッフもいるけど

本当は、出来る理由を必死で考えてほしいと思っています。

 

出来ない事なんてないと決めつけてしまって、どうすれば出来るだろうかと

ひたすら自分に問い続けたり、仲間に相談する事で打開できることばかりだし

そう考え出すと、まわりが変わってくると思うし仕事も楽しくなる。

なんとかなるでってよく言うてると思うけど、そういう意味です。笑

 

なんの為に売りたいの?何のために伝えたいの?

これを自問自答する事で、やってる仕事に意味がついてくる。

ただ売るだけの仕事って本当におもしろいの?なんの為に仕事してるの?

これ考えるとの考えないのでは、全然変わると思う。

コミュニケーションで大切なのは

伝える事ではなくて伝わる事が本当に大切という話し。

 

めちゃくちゃ深いキーワードで

なかなか、具体的に書くのは難しいけれど

今、話してることって相手に伝わってますか?って考えたら。

結構危険な状況が自分でもたくさんあるので

やっぱり、仕事は人と人なんで、こういう基本が大事なんだと思います。

 

期待に応えるから期待を超える

これも、響いた言葉でした。

期待に応えるのは当たり前の話しで、期待を超える

感動できるお店づくり体験にならないと

コトスタイルの存在価値ってないんじゃないんだろうか。

今、ちょっとそんな風に思って色々考えてます。

 

長期的なビジョンを持たない、目標を持たない経営をやってきた。

ジャパネットたかたでは、そうだったようです。

代わりにやってきた事が、今できる事に最善を尽くすというコト。

僕はビジョンとかミッションはむしろ大切だと思っています

ベクトルをあわせる為に、会社の方向性がぶれない為にも重要。

それで、合わせた上で今できる事に最善を尽くす。

それがやっぱりいいのかなって思いました。

多分、書かれてるのもそういう事だと理解してます。

 

なかなか、髙田さんの生涯を描いた本だったので

言いたいことがめちゃくちゃ多いし、どれも重要だし

髙田式経営戦略マーケティングみたいな印象。

でも、やってはる事は今のベストなんだけど

圧倒的な顧客目線と、スタッフ愛に満ちあふれていて

すげー感動しました。

 

夢を持ち目標を持ちチャレンジしながら今を生きる

この楽しさを多くの人に知ってほしいという髙田さんの人生論。

勉強にさせて頂いて、自分のものにしたいと思います。

 

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マーケティングってめちゃくちゃオモシロイ。

ファンベース 支持され、愛され、長く売れ続けるために

只今絶賛マーケティング勉強中ということで紹介頂いた本。

ファンベース。支持され、愛され、長く売れ続けるために。

これは、これからお店を持って出店する人に超オススメ!

僕自身も創業当時に思い描いていた事に改めて気づけました。

 

その前に少し、マーケティングってなんなんって話をすると

顧客が買ってくれる仕組みをつくるという考え方で

会社のひとつのポジション的な概念を持っていましたが

マーケティングが決まれば、会社の全てがそれに向かって動く

それくらい、経営戦略に近い重要なもの、、、と教えてもらました。(^^ゞ

 

具体的には、STPからの4Pって言葉があるんですが

お客さんのセグメント絞って、ターゲットとしてしっかり捉えて

競合等と比べて独自のポジショニングを描いて

製品、場所、流通、価格を決めるという事なんですが

もっともっと簡単に言うと、顧客の事を本気で考えろ!それに尽きる!

そう言えば、営業職の親父にも昔これめっちゃ教えてもらってた。

 

ほんで、本の内容はというと、これが秀逸。

これから、人口減少するよね。

そんな中で新規狙って商売するのって大変じゃない?

でも、今ってキャンペーンとかバズたっりするの狙ってる広告多いけど

実は、それって一過性のもので、すぐ忘れられちゃうよね。

 

それよりも、もっと今の常連さんの事考えた方が良くない。

実は2割の常連さんが8割買ってくれてるの知ってる?(パレートの法則)

そんな2割の常連さんにファンになってもらえるようにする為にどうするか。

これをガチで考えた方が、常連さんも喜んでくれるし

常連さんが、もしかしたら紹介してくれるかもしれない。(口コミ効果)

 

でも、実は20%っていうてるけど、4%くらいに絞ってもいいかも。

超コアな常連さん。ここから先は少しネタバレな感じあるので書きませんが

顧客の事をガチで考えたモノづくり、コトづくり、サービスづくり

これが、これからのマーケティングの考え方って言われると

なんか、スッと自分の中には入ってきて。

 

あっ、もっと、お店作りをする人の為に役にたてる事やろう。

お店をだされて終わりじゃなくて、そこからも応援できる仕組みをつくろう。

コトスタイルでお店だして本当に良かったって思ってもらえる会社にしよう。

そんな風に考えたら、めっちゃアイデアが湧いてきてワクワクしてます。

まじで、これは形にしようと思います。

 

というわけで、マーケティングの話。

興味ある人は是非読んでください!

きっと、これからのお店づくりで大切なコト。

びっしり書かれている気がします。

 

 

※社内向けメッセージ

あっ、うちのスタッフは、3階の本棚というか、ただの棚だけど

置いてる本は、自由に読んでくれて大丈夫なので読んでください。

きっと、この話すればお客さんも参考にしてくれると思います。

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「人を育てる」から「育ちやすい環境をつくる」へ

サッカーとビジネスのプロが明かす育成の本質。

昨日に続いて読書感想文第二弾。

実は、ビジネススクールの先生に僕コーチもやってるんですって言ったら

この本を紹介されたので、速攻でポチって読みました。

しかし、ビジネススクールの先生は本当に本を良く読んでる。

知識も豊富で引き出しも多彩でかっこいいっす。

 

独立する前は必死で独立しようと本を読みあさってたけど

独立してからは必死で走ってきので読書とかしてなかったけど

振り返ると、時間作ってなかっただけやったなーと、まあ後悔。

本ってめちゃくちゃ学ぶ事があるので

勉強と合わせて習慣にしたいと思います。

 

ほんで、この本は元サッカー日本代表の菊原さんという方と

楽天株式会社楽天大学学長の仲山さんの本。

楽天で、ヴィッセル行って、横浜Fマリノスで知り合うみたいな感じで

「サッカーの育成の大切な事がビジネスにも共通する!」

ざっくり言うとそんな感じの本。

 

しかしタイムリーな話題で、昨日は天皇杯で

横浜Fマリノス(J1)がホンダFC(JFA)に敗れたり。

FC東京が順天堂大学に敗れたりと。

まあ、何が起こるかわからんところの面白さも

ビジネスに似てるという感じなのかも。

 

本題に戻って育成とはってことだけど

やっぱり大切なのは、自分で考えるという一言な気がする。

今はシュート打つところやん!

今はパスやろ!という具体的指示ではなく

選手自らが考えてプレー出来る環境を作る。

それが、自ら考える選手を育てる本質。

これはビジネスも全く一緒でめちゃくちゃ大切。

 

最近読んだ「教えないスキル」もそんな感じだったな。

ちなみにこれ↓こっちは完全サッカーモードで読んだけど。(^^ゞ

 

どちらも、決してノーコーチングを薦めてるわけじゃなく

退屈でもなく、プレッシャーも大きすぎない

今できることに対して少しむずかしい事をやることで

夢中にさせてあげることができるという環境づくりの話。

夢中っていう言葉はなんかすごくささったな。

 

グループからチームになって行くという話も興味深かった。

空気を読みながら遠慮し合うのがグループ。

そこから、ちょっとずつ言いたいこと言い合える環境に入って

それを乗り越えたら共通の判断基準をえられてチームになる。

 

あと、やっぱり怪我とか試合に出れないときにマインドが変わる。

これは、自分も高校のときに味わってるので凄く共感。

仕事ないときって、仕事が当たり前のときとマインド違うし。

そういう意味ではコロナ禍のピークの時は逆にプラスだったのかも。

 

あと、失敗から学ぶ事の大切さと、失敗の仕方も共感。

失敗してもいいというと誤解があるけど、失敗しても怒られない環境。

心理的な安心感があると、伸び伸びプレーできるという意味で

結果的に自分で考えて最適なパフォーマンスに繋がる。

教えるというよりは、環境を作るってことが大事。

まあ、サッカーでも、仕事でも、共通して大切なこと。

 

最後に、サッカーってっどこでも誰とでもやれば

ワイワイと仲良くなれるスポーツで。

それが、大人になって仕事とかで活かせたら最高だなって思いました。

 

ちなみに昨年JFAのC級指導者ライセンスとって本格的に指導も勉強中。

今年はビジネススクール通いながらB級も挑戦します。

結果的にビジネスとして会社に持って帰れるものがある気がする。

いくつになっても、結局サッカーと仕事が好きなのがわかったし

好きなことを学ぶってことが、大事なんやねー。

楽しみながら40歳がんばろ。

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仕組みで勝って、人で圧勝する。

俺のイタリアン俺のフレンチ

最近、急に本を読む習慣が出来たので備忘録的にブログに感想文。

最近通い出したビジネススクールでオススメしてもらった本。

俺のイタリアン俺のフレンチ。

 

この店は当然知っていて、超回転率にする事で原価率をガンガン上げても

利益を出せるという革命的な外食産業のビジネスモデルで

こんな突拍子もない戦略、真似でけへんわと敬遠していた店の本だったのですが

読んだら素直におもろしろかったです。

 

正直上でも書いてるビジネスモデルの話はさらっとで

それより、このビジネスがなぜ完成できたのかという話と

著者のブックオフ創業者の坂本さんの自伝みたいな部分と

そして、坂本さんの師である稲盛さんの話が大半という感じ。

 

ほんで、多分言いたいのはタイトルでも書いた

仕組みで勝手、人で圧勝する。という一言。

ビジネスモデルを作っても結局それをやるのは人。

じゃあ、どうすればみんながガツンと走り出せるのか。

 

ここに、経営理念とかフィロソフィとかが出てきて

だから、そこまで熱い想いが浸透されて

それが、結果としてここまでの繁盛店を作ったんだという結論。

簡単に書いてるけど、めちゃくちゃ重要。

 

コトスタイル株式会社も7月で10周年を迎えるタイミング。

スタッフも増えて、これからが本番というタイミングで

うまい事出会う事ができた良い本でした。

組織作りで迷ってる方に是非オススメの一冊です。

しかし、坂本さんも凄いけど、稲盛さんって本当に凄い人ですね。

頑張らないと!(^^ゞ

 

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不動産リノベーションの企画術を読んで。

中古不動産の再生と空き家問題について最近想うコト。

2040年には空き家率が43%にも上るという予測。

空き家問題を知らなかったわけではなかったけど

2011年にコトスタイルを創業してからというもの

物件探しからデザイン、施工までワンストップで行える

当社独自のビジネスモデルで京都に貢献する。

その想いとビジョンに使命感を持って突き進むことを優先し

空き家問題に対して真正面から挑むのではなく

想いをもった出店希望者様の為にできることを全力で行なってきました。

 

100店舗以上のテナント(空室)に想いを込めた

店舗を紹介して、オミセヅクリを行う。

結果として、空き家問題に対しても関わっていることに気づきました。

 

和食店やカフェ、美容室などお店をしたいけど

できる場所がない、その反面空き家問題という事実は拡大するばかり。

創業から8年経ち、今までやってきたノウハウを基に

この、空き家問題にも、当社として取り組む事を

あらためて、真剣に考える時期にようやくきたと考えています。

 

なんでもかんでもいっぺんに事業は行えないので

できるだけやるべきことを絞ってやってきたつもりです。

だからこそ、不動産も扱える京都で唯一の店舗デザインの企業として

まずは、第一線に立てることを目標に進んできました。

 

まだまだ、京都の店舗業界においても

成長しなければいけない自社の課題はたくさんあるけれど

物件の少なさが大きなボトルネックと感じてるのは

間違いのない事実です。

 

毎日のように、スタッフとも物件については議論を重ね

未だオープンにならない、業界を少しずつでも変えていけるようにと

真剣に京都という街の将来を考えています。

 

そんな中で、もっともっと情報収集をしたいという思いで

この本に出会い、じっくりと読ませて頂きました。

 

不動産リノベーションの企画術

 

著者はアートアンドクラフトさんという大阪の企業。

僕たちの大大大先輩にあたる業界の方々で、

もちろん直接面識はないけれど、昔から名前も良く知っていました。

企画から設計施工 、売却や募集までワンストップでされる企業として

僕自身も憧れもあり、目標とした企業のひとつです。

 

不動産のIT革命という言い方が正しいかはわかりませんが

東京R不動産という、今までの不動産業界にたいして

固定概念を覆した、とてもステキな事業を行なっている方々の

大阪をエリアとする大阪R不動産も行なっておられます。

 

そんな、企業さんが手がけてこられた事業の紹介が主な内容でした。

事務所を住居にコンバージョンしたり、

倉庫を共同住宅にコンバージョンしたりと

本当に大きな空き家の再生に成功されています。

 

読んでいて、とても参考になることが多くありました。

また、まちづくりの視点からリノベ ーションを捉えている

そんなオ ーナ ーが存在するという文章を読みながら

想いをもったオーナーさんがおられることにワクワクしながら

そんな方と出会い、もっと京都を面白くしたいと感じました。

具体的な事例や、プロジェクトの進め方については

この本を是非読んでいただきたいとおもいます。

 

最近は、当社にも家主様から直接出店者を紹介してほしいといった

お問い合わせをよくいただきます。

そのまま、テナントとして需要があるものもありますが

中には、これは、、、といったものもあります。

だけど、見方を変えれば、再生できる可能性がある。

そう感じるものも、実はたくさんあります。

 

もちろん、費用の問題以外にも様々な問題があるので

一筋縄では、いかないとは感じていますが

今から挑戦し続けることで、将来本当に必要とされる

企業に成長できると感じています。

 

リノベーションという言葉はすっかり普及しましたが

事業用の不動産再生を 、コンサルティングから企画 ・設計 ・工事 、

そして販売 ・賃貸募集 ・広告デザインまで

一社でト ータルに請負える会社って 、まだまだ少ない。

 

そんな言葉も、文中に出てきますが

コトスタイルも将来的なビジョンとして、

上記のような不動産コンサルティングができるようにと

ひとつひとつ動き出しています。

 

まだ、公にはできませんが、夏頃に新たな事業を発表します。

これも、将来に向けた不動産コンサルティングを行うための

大きな足がかりになる事業になることは間違いありません。

是非、公式な発表についてはご注目ください。

不動産とリノベーションの企画術!おススメの書籍です。

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社長の基本と社長のお金の基本を読んで。

社長としてやるべきコトの整理ができたGW休暇。

ゴールデンウィーク休暇前に

スタッフから教えてもらったkindleのお陰で

この休みの移動はほぼ読書三昧。

 

ちきりんさんのリノベ本を読んだ勢いで

前から気になっていた、三條慶八さんが著書の

社長の基本と社長のお金の基本と三冊読了。

 

 

社長の基本では、今まで読んできた

経営に関することが、たくさん出てきたけれど

改めて大切なコトだと思うことばかり。

 

スタッフに対して、しっかりとビジョンを提示するコトの大切さや

夢を追いかける事と同時に、お金をしっかり回す事の大切さや

戦略と戦術の違いなど、読みながらにして

サラリーマン時代からコトスタイルの立ち上げまでにあった

様々なコトを思い出しながら読むことができました。

 

他にも、クレームは事業を伸ばすヒントであることや

社長として、社員とは違う立場だからこそ

社員にやってもらっている仕事と合わせて社長だけにしかできない。

やらなければいけないコトを改めて読みながら考える機会になりました。

 

 

そして、社長のお金の基本。

続編的な内容だけど、より金融機関との付き合い方について

三條さんなりの持論を記載されているものでした。

 

中でも、いかにお金を使うかという事のひとつに

社員のためにいかにお金を使えるかという言葉があり

自企業の発展のための大きな課題とヒントを得た気がします。

 

また、会社の経営状況は常に理解しておかなければいけない事や

会社の不祥事は全て社長の責任であることなど

当たり前だけど、より熱心に取り組む必要性も感じました。

 

また、途中出てくる富士フィルムとコダックの事例からも

当社の経営方針・行動指針のベンチャースピリットにもあるように。

変化し続ける必要性を改めて再確認することができました。

 

ゴールデンウィークもあと2日。

当社は6月末決算です。

この一年を走りきる為の、本当に良い休暇になりました。

 

もちろん本ばっかり読んでたわけではなく

今回は両親とともに福島や千葉へ旅行に行けたことだったり

3人の子どもたちとリフレッシュできた休暇であった事など

プライベートな面でも充実した連休を頂くことができました。

少し休んで、京都へと出発します。

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徹底的に考えてリノベをしたら、みんなに伝えたくなった50のことを読んで

顧客目線で書かれたリノベーションの本

現在新しく、リノベーションを新事業として

進めているコトもあって、スタッフから

すごく面白い本だというコトで、即購入し、GWにて読了。

 

簡単にいうと顧客としてリノベーションされて

気づかれたコトについて、汲まなく書かれた本で

確かに、顧客側からの本はなかったなと思いながら読みました。

 

普段、こちらが丁寧にしようとしているコトが

その方法によっては、逆に悩ませる事になっていたり。

出来るだけわかりやすく書きこんでいる見積書が

他社と比較するという点については、わかりにくいものだったり。

 

顧客目線だからこそ、そういう考え方があるのかと、

新しい発見がたくさんありました。

 

リノベーションを成功させる3つの秘訣

中でも下記の3つの内容にはとても共感できました。

・予算の伝え方(譲れる部分と譲れない部分を明確にするコト)

・スケジュールについての考え方(誰がスケジュールを決めるか)

・事前準備の大切さ。(やりたいコトをまとめておく)

 

予算の伝え方

予算は当社でも必ず伺うようにしている内容です。

決して予算ギリギリのプランを狙って

最大限の売上を上げる為ではありませんし

出来るだけ抑えて工事をされたいコトは重々承知しています。

 

しかし、リノベーションについての提案は

本当にピンキリの世界で、下限と上限の幅が非常に広く

予算はこちらがデザインを考えて作っていく提案について

是非とも教えて欲しい内容なんです。

 

1回の提案で工事が決まるとは思っておらず、

1回目の見積書を見ながら、あれはやめよう、でもこれはやりたい

といった様に、ここでより具体的に内容を詰めたいと考えているからです。

 

書籍でもあるように、予算がない方には

提案しにくい商材もあります。

そういう意味では、出来れば予算はこれくらいかけたいけど

ここだけは、すごくやりたいところなど

そのあたりまで、初回の打ち合わせが出来れば良いと

改めて、思いながら共感することができました。

 

スケジュールについての考え方

スケジュールも予算と似たところがあります。

特に店舗の場合は、家賃が発生してから工事がはじまるので

早く終わらせたいと考えるお客様がたくさんおられます。

ただ、早く終わらせるためには、

カウンターの高さや奥行きといった形状から

壁材や床材、照明などの建材も

短い工事期間の間に決めて頂かなければいけません。

 

もちろん、工事を進める僕たちも

早めに決めて頂けるように、

前もってカタログやサンプルを用意します。

 

例えば、1ヶ月の工事の間に決めないといけないことも

半月伸ばして1ヶ月半で決めることができれば

出来上がるものが、もしかしたら変わるかもしれません。

 

そういう意味では、どれくらいでできますか?といった質問にも

僕たちも、早くやらないといけないという先入観を持たずに

標準的には1ヶ月だけど、1ヶ月の中ではこのように進めますよと

より詳しく説明する事がとても大事なんだと感じました。

 

お客様のスケジュールに対する考え方もしっかり聞けるように

意識をしていかないといけないと、強く共感したところです。

 

事前準備の大切さ

住宅リノベーションも店舗リノベーションも同じだなと

1番共感したのが、この部分でした。

というのも、ここは、本当にセミナーで毎月話している

1番大切なことだと思っているからです。

 

店舗リノベーションでは事業計画書を作成することで

自らが行う事業の計画について、整理をするだけでなく

物件を探したり、お店のデザインを作るときにも

とても有効になるんですと話させてもらっているからです。

 

例えば飲食店の計画をつくる場合には

できればどんな料理かわかる写真を載せてくださいとか言います。

あとは、客単価だったり、ターゲットのイメージから

できるだけの予算に合わせた提案を目指します。

これが、のちのちの準備に大いに生かされるからです。

 

中にはこんな店のイメージが好みとか

具体的な人は、この店は照明が好みでカウンターはこの店のが好き。

いろいろな写真からピックアップして見せていただける事もあります。

 

もちろん中には物件の現状から、その工事を行うには、

予算がかかりすぎてしまうといったコトもありますが

やりたい雰囲気を教えて頂けることで、違う提案にもつながります。

 

住宅リノベーションでは、事業計画書まで

作る方は、ほぼいないと思います。

 

だけど、何故リノベーションを行うかの理由や

リノベーションで実現したいコトや

好みのデザインや予算感についてはまとめることで

施工会社にしっかりとやりたい内容を伝える事ができます。

そういう意味で、この事前準備にはすごく共感しました。

 

逆に、僕たちも、そのあたりをしっかり聞くことが

より重要なんだと、改めて感じる事ができました。

要はコミュニケーションによって、

如何に双方向の考え方、想い、進め方などを共有する事ができるか。

普段から意識はしていますが、益々大切だと感じました。

 

書籍にもリノベーションは等価価値交換型ではなく

共同プロジェクト型の取引であるという意識を持つことが重要とありました。

等価交換型は価格の決まったものを売るビジネス。

変わって、共同プロジェクトは双方で共に進めるビジネス。

確かに、この考え方にも理解できますし

この考え方を、お客様にも伝える事が大切だと感じました。

 

いつも話していますが、リノベーション会社は

当然自社のサービスを向上させ続けなければいけない。

だけど、共同プロジェクト型故に、

自社の努力、それだけでは足りない部分があります。

 

お客様に考えて決めて頂かないといけないコトも多く

その為にやっておけば、なお良い!

という内容が他にも記載されている本書は

とても読み応えのある内容だったと思います。

 

これから、住宅だけじゃなく、店舗のリノベーションを考えている方にも

きっと読んでもらって損はしない書籍だと思います。

 

あと、僕たちサービスを提供する側も、このような顧客目線の

書籍に目を通しながら、素直に良い部分を受け入れる事で

全体的に、この業界のレベルを底上げすることが

できれば素敵だし、やらないといけないなと強く思ったGWでした。

連休明けから、しっかり頑張りますね!

 

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死ぬこと以外かすり傷

どストレートに熱い仕事論が好き。

久しぶりの読書は「死ぬこと以外かすり傷」

幻冬舎在籍、NewsPicks Book編集長 箕輪厚介さん

すごい人がいるよって教えてもらって読んでみたら

まあ、めちゃくちゃすごい人でした。

 

本で、ご自身でもおっしゃってるように

こういう人だから賛否もすごいと思うけど

僕は、ストレートに熱い人が好きなんで好き。

というよりも、読み終わって無茶苦茶刺激受けてます。

 

いつも通り読みながら気になった文章をツイート

たくさんすごいストレートな言葉があったのですが

「上司に許可を求めながら歴史に名を残した人はいない」

という言葉は、「確かに!」と超納得させられました。

 

高卒からずっと独立を夢見てきた自分だったけど

お世話になった数々の企業で、

そこまで、我を売り込む事は出来ていなかったと思います。

 

許可を求めずに仕事をするというのは

捉え方によっては危険な要素もあるので補足しておくと

要は企画段階における話だと思う。

 

いきなり会社のお金を使いまくって

勝手な仕事にバンバンチャレンジしろって意味ではなくて、

お金のかからないところで企画をバンバン考えて、

これはどう?あれはどう?と

会社や社長や、他の社員を自らが動かして、

やりたい事を実現することだと思う。

 

意外とこういう本を読んで

勝手に動いてしまう人もたくさんいるかもって

勝手に心配になってしまってますが

意外とこのあたりの考え方って

社員の時には気づけなかった気がします。

 

会社から与えられた仕事はもちろん

しっかりと期待に答えられるように処理しながら

その上で、自らがチャレンジしたい事を

会社に伝えるという仕事を自ら起こす。

 

大げさに言えば社内ベンチャー的な考えだけど

昔に比べれば、そういう事がやりやすい環境に変化していて

今後もっともっと増えてくるだろうなと感じた本でした。

今の自分に満足せずに、もっともっともっともっと、、、

もっとチャレンジできる自分が求められる時代なんですね。

 

僕自身はそんなスタッフが出てきたときに

よくぞ出てきてくれたと言えるような

そんな経営者になれるように自分を磨かなければいけないし

まだまだ、若いメンバーに負けないように

一番変化を求めている人物でいれるように

これからも、もっともっと頑張っちゃいます!

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