創業融資でお困りの方へ

複数の選択肢から最適な創業融資を利用してください。

創業融資に複数の選択肢があるの?

そう思ったかたもたくさんおられると思いますが複数あります。

ざっと思いつくところはこの4つでしょうか。

 

・日本政策金融公庫の創業融資

・民間の金融機関が日本政策金融公庫と行う協調融資

・民間の金融機関が保証協会を利用する制度融資

・民間の金融機関単独で行うプロパー融資

(※今回は消費者系の金融機関は外して説明します。)

 

僕が創業させてもらった2011年頃は

日本政策金融公庫が主な創業融資先の金融機関として

多くの創業セミナーで紹介されていました。

 

同時に民間の金融機関が保証協会を利用する制度融資の

案内用紙ももらっていましたが

あまり民間の金融機関も積極的ではなかったので

利用される方も少なかったように思います。

 

そこから、はじめ京都信用金庫さんが

ここからはじまるという商品で

民間のプロパー融資としての創業支援に

力を入れはじめてました。

 

その流れから、ここからはじまるを文字って

公庫からはじまるという協調融資を展開。

今ではかなり多くの創業者の方が

この京信と公庫の協調融資を利用していると思います。

 

中信さんや京銀さんも

同じように協調融資を行う事もできますが

もともと、創業には積極的ではなかったので

そこまで展開していなかったように感じます。

 

それ以外の方が理由は様々ですが

保証協会の制度融資を利用されるという感じでしょうか。

とまあ、このように創業融資にも

実はいくつかの選択肢があります。

 

現在、コロナ禍の影響で金融機関さんも

かなり忙しい状況のようです。

実際に、今までであれば決まっていた融資も

本来のスピード感はまったくありません。

 

おそらく、物件も決まり、内装計画も決まり

後は融資を待つのみという方が多いのではと思います。

当社でもたくさんのお客様が同様の状況です。

 

そんな中で、先日ようやく1件の創業融資が決まりました。

3月の後半から深刻化してきた融資問題に

少し光が差し込んだという感じでしょうか。

 

具体的な金融機関名や内容はここでは公開できませんが

こうして、様々な選択肢から道が見つかるという事は

このような状況下で日々創業に向き合ってくれている

スタッフのみんなのおかげです。

 

僕達がわかった事は今金融機関さんは

決して、コロナ禍での創業を進められないわけではなく

ただただ、通常業務に追われて忙しいという事。

そんな中で複数の選択肢から

ベストを選択するという事が非常に重要だと言うことです。

 

ただ、複数の選択肢からベストをチョイスするという事は

コロナ禍でなくともとても大切なことなので

改めて、創業について考えるきっかけなのかもしれません。

詳しくお聞きになりたい方は直接ご連絡ください。

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Leaf7月8月合併号。

コロナ自粛で生まれたテイクアウトの特集号。

コロナ禍の中で、我が家でもプチブームになったテイクアウト。

我が家はやんちゃ盛りの子供が3人もいるので普段はなかなか外食できず

ここぞとばかりに、普段いけないお店のテイクアウトを楽しみました。

 

焼鳥や刺身、カツオの藁焼やピザにパスタ

祇園の普段はいけないような日本料理屋さんのお弁当も食べました。

日本酒を買ってきて自宅で毎日のようにパーティ。

 

今までは経営者の集まりなどで外食が多かったのですが

かなり、自宅で子供や奥さんとごはんの時間を楽しみました。

 

緊急事態宣言が解除されて普段通りに営業されている店もありますが

まだまだ完全にはお客さんは戻ってきていない様子です。

聞いていると、特に常連さんの来店が多いとの事でした。

やっぱり、こういう時は新しい店よりも馴染みの店を選んじゃいますよね。

 

というわけで、コロナのおかげで生まれたテイクアウト

もちろん、辞めていかれるお店もありますが

この機会に継続してテイクアウトをされる店もかなり残りそう。

僕個人的には、たまの贅沢はおうちでテイクアウトも楽しいで嬉しいです。

 

まあ、お店をつくる仕事をしているのにそんな事を言ってはいけませんが、、、

というわけで、本題に戻してLeafのテイクアウト特集について。

実はこのコロナ禍の中でテイクアウトの特集サイトがいくつも出来ました。

僕もそれを見ながらテイクアウトのお店を探していましたが

なかなか、見ずらいのと情報がまだまだ少ないんです。

このLeafを見ながら、食べたいテイクアウトがかなりストックされました。

そして、嬉しいことに当社のお客様も多数掲載されておられます。

 

観山さんのさば寿司!これは本当に美味しそう!!!

フェイスブックでは予算に合わせたお弁当もしていただけるとか。

人気の日本料理屋さんなので、こういうのは本当に嬉しいですね。

 

次はラプレーヌリュヌさんです。

フレンチのフルコースをテイクアウト!

とても興味深いですね!!

 

そして西冨家コロッケ店さんも掲載されておられます。・

オリジナルランチプレートをお弁当にされていますよ。

晴れた日に鴨川でテイクアウトランチも良いですよね。

 

暗いニュースが続きましたが、こうして生まれたものもあります。

環境が変われば当然サービスのカタチも変えなければいけません。

今回のコロナでは、本当に多くのお店の行動力に驚きました。

さて、次回もLeafは合併号です。

少し楽しみが先になっちゃいますが、美味しいニュースを楽しみにしています。

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譲渡という選択肢。

テナントの解約を決める前に譲渡について考えてほしい。

今日は今まであまり考えたくないから

ブログでは控えていた、退去時のコトについて書きます。

コロナの影響でお店の売上も下がり

退去を考えるオーナー様もおられます。

 

政府の給付金は入ってきたが

一時的な救済であって、今までのような状況には戻りません。

特に、今まで外国人観光客をターゲットにしていたお店は

とても厳しい状況だと思います。

 

とはいえ、個人で経営されている方の多くが

急にやり方を変えることも出来ません。

とても残念だけど、一旦事業をストップして

新たな準備期間と考え退去を考える方もおられるでしょう。

 

テナントを退去する理由は様々だと思いますが

お金をかけて作ったお店が一瞬でなくなる瞬間であり

とても、とてもつらいコトです。

 

もし、退去を決めるのであれば

譲渡という選択肢も検討してほしいと思います。

せっかく愛情いっぱいで育ててきたお店。

カタチは変わるかもしれないけれど

想いをもった新たなオーナーへ譲ってみませんか?

 

当社では、これまで数店舗の譲渡に携わりました。

何か宣伝したわけではなく

悩み悩んだオーナーから、コトスタイルさんなら

なんとかしてくれるんじゃとお問い合わせを頂き。

少しずつ、譲渡の経験を積んで来ました。

 

譲渡の場合、多くのオーナー様は

家主さんだったり管理会社さんに相談されます。

多くの家主さんや管理会社さんは

新しい入居者さんがいるなら良いですよと

割と好意的に譲渡について了承していただけます。

 

退去してしまうと、また一から入居者さんを

探さないといけないので、

次の入居者さんが決まっているなら断る理由もありません。

それに、長く入居してくださった方の

紹介ということであれば、むしろ安心です。

 

とはいえ積極的に入居者さん探しを

手伝ってくれるという事ではありません。

相談相手が不動産屋さんであっても

新たに入居したいという方に情報は届きません。

 

このあたりは、不動産の仕組みが理由なのですが

詳しく書くと長くなっちゃうので割愛します。

そうこうしているうちに時間ばかりが経って

仕方なく退去せざるをえないというわけです。

 

しかし、当社の場合は普段より

お店を出したい出店希望の方と物件を探していますので

ご相談いただければ、わりとスムーズに

ご紹介につながるケースが多いと思います。

 

譲渡の場合は必然的に居抜物件にもなりますので

新しいオーナーにとってもとてもメリットがあります。

そのまま利用しないとしても厨房だけ使ったりと

本来かかるはずの工事費用をコストダウンする事ができます。

 

例えば、先日お問い合わせ頂いた譲渡のお店。

結果100万円の譲渡に成功しました。

退去日が迫っており、もう少しで

スケルトンにする100万円以上の解体工事をしなければならなかったので

大変喜んで頂くことができました。

 

また、入居された新オーナーは

出したかった立地の物件だったので

こちらも、大変喜んで頂くことができました。

 

このように双方喜んでいただけるのが譲渡です。

もちろん家主さまも家賃が途絶えるはありません。

不動産屋さんは、あらたな契約という事で

仲介手数料をしっかりうけとっておられました。

 

譲渡は関係者すべての人がハッピーになる

テナントの退去方法だと考えています。

だから、退去を決めてしまう前に

ぜひ、一度譲渡の相談をいただけると幸いです。

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コロナ禍の創業。

コロナ禍での創業計画について考えてみた。

コロナウイルスの感染者が京都は19日間ゼロ!

という事で、なんだか記録更新がうれしい最近ですが

お仕事の方は、ゆるりとリスタートしております。

 

リスタートというよりは、特に休業要請もなかったので

ウィズコロナな働き方を模索しながら

今日も変わらず創業の仕事をさせて頂いってるという感じです。

 

そんな感じで毎日をマイペースに創業と向き合っていますが

ここに来て、いろいろな事がわかってきたので

ウィズコロナな創業計画と題してまとめておこうと思います。

 

コロナによって創業に大きな影響が出たひとつが融資です。

日本政策金融公庫や民間の金融機関では

コロナによる無担保無保証の特別融資が発表され

かなりの企業が申込みをおこなっています。

 

僕たちも4月頃からお客様の融資がストップしはじめ

色々なところにヒアリングを重ねて来ましたが

どうも、このコロナ融資のおかげで

通常のペースで創業融資が実行されなくなった事がわかりました。

 

当初はコロナの影響で金融機関が出店の後押しをせずに

貸し渋りのような状況になっているのではと危惧しましたが

決してそういうわけではなく、ただただ多くの行列が出来ていて

ざっくり、普段であれば1月という話が3月と遅れている様子です。

 

事実3月頃にとまっていたお客様には7月頃に動けそうという

ちょっと期待感のある連絡も入っているようです。

 

そこからわかることは、今創業融資を検討している人がいるとすれば

一刻も早く申込みの行列に並んでほしいという事です。

 

準備が整っているなら、いち早く順番にならんでほしい。

先日4月中頃の申込みの方を5月末に面談しているとうかがいました。

担当さん曰く、結果が出るのが7月くらいかなぁという感じです。

 

このような状況からも、融資を申込みたいのなら

1日でも早く書類を揃えて申込みをする事で少しでも早く結果になるでしょう。

 

ただ、あまりにも資金が逼迫している企業には

優先的に進めるとおっしゃている金融機関もありますので

金融機関選びもコロナ前と後では変わってきそうです。

 

とはいえ、以前と同じように借りれるのかといえば

おそらく、そんな事はないと思います。

ワクチンができるまでかわかりませんが、

新しい生活様式というものがしばらく続くと考えられます。

 

すでに出店していたお店は、まさにコロナの打撃を受けています。

そんな中で、飲食店ならテイクアウト販売を強化したり

美容室なら、席数の感覚をあけたり、衝立を準備しながら

他にもウィズコロナな経営を必死に模索している状況です。

 

なので、これから出店する人たちも

出店するときには、コロナ前のようにと思わずに

変わってしまったウィズコロナの創業計画を

急いで準備してほしいと思います。

 

これは、わたしの勝手な考えになってしまいますが

金融機関さんも、相当コロナの実情を見られています。

悪いところも、良いところも、、、

そう、良いところもあるはずなんです。

 

感染リスクはしっかりと危機管理対策を講じて

販売チャネルを絞り込まずに多角的な販路を確保する等

今、必死で対応に追われている多くの店舗を参考にしながら

計画を更にブラッシュアップさせてください。

 

すでに、外食は少しずつお客様が帰ってきているようです。

美容室に関しては緊急事態宣言で控えてたお客様が一斉にくるなど

かなり、忙しいという話も聞いています。

経済を止めるわけにはいかないという政治的観点からも

創業が完全に止まってしまうということもないでしょう。

 

ただ、ウィズコロナな条件で成功するというエビデンスを

しっかりと計画段階で提示しておくのはマストな気がします。

 

次に抑えておきたいのが出店の時期です。

今までは、物件が見つかってからは特にスケジュールがタイトでしたが

家主さんも、いつ入居が決まるかという不安があります。

 

ここは、今まで以上に入居のタイミングについては

家主さまに無理をお願いするという気持ちを持ってください。

通常なら現時点で申込む場合7月初旬入居が一般的ですが

8月もしくは9月、10月といったスパンで相談しても良いかと思います。

 

融資も実際にいつ実行されるかわかりませんし

家賃が発生してしまったら後戻りは出来ません。

もしも、スタートを遅らすコトが可能であれば

できるだけ余裕をもったスケジュールで進めてください。

きっと金融機関さんの評価もあがると思います。

 

そして、家主さんにはスケジュールと合わせて

家賃の交渉もぜひ行ってみてください。

正直、京都のテナントの相場がどのようになるか

僕たちプロでもわからない状況です。

 

ただ、出店希望者が激減してしまうかもしれないといった

不安は多くの方がよぎっていると思います。

事実、多くの既に出店された方が家賃の減額交渉に成功しているようです。

 

今の入居者さんにがんばってほしいという気持ちと

今の入居者さんが退去してしまったら次の入居は大丈夫か

家賃は入ってくるのかという心配があります。

当然出店してからお客さんは来てくれるのかといった

こちらにも心配があります。

だからこそ、お互いに心配な点を共有して

お互いが納得できる条件で契約を目指してほしいと思います。

 

ウィズコロナな創業の計画をまとめると、

融資は少しでも早く申し込む。金融機関は絞らない方が良いかも。

すでに出店している店舗を参考にウィズコロナな経営計画を作っておく。

出店スケジュールは余裕をもって、家賃も納得できる相談を。

このような事は、最低限やっておいてほしいと思います。

時代の変わり目ですね、しっかりと機会を伺いましょう。

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