なんのために働くのか?

仕事に求めることは何か?

本って本当におもしろい

偶然かわからないけど

今欲しい話についつい出会える。

今回は経営者の先輩の勧めで購入したモチベーション3.0。

 

いかにやる気を持続させられるかについて

時代の変化とともに、その方法論も変わってきているという内容

ものすごく共感できる内容だった。

 

はじめにアメとムチが効かなくなった時代背景について

自分がサラリーマン、ド真ん中の時はまさにこれだった

まあムチだらけだったけど、ほんの小さなアメのために頑張れた。

 

だけど、今はそれじゃあ通用しない。

特に創造的な仕事をするには報酬による弊害を知らないといけない

好きなことでも、お金をもらってしまうと

遊びから仕事に変わりやる気を失ってしまうという人間心理。

 

だから報酬を目的化してしまうことには気をつけないといけない。

報酬は後からついてくるというふうに捉えておく方がよい。

では、人はなんのために働くのだろうか?

 

この問いをたてられるかどうかが重要なポイントで

人はなんのために生きているのだろうかくらい重要な問い。

今まで生きてきて感じている体験を紐解きながら

自分のこころと向き合って答えを見つける事が必要となる。

 

自由を手に入れたいか?

自らで決める人生を手に入れたいのか?

人のために何かしてあげたいのか?

楽しくいたい?

でも楽しいだけじゃなくて、何かを得たい?

人それぞれに心の根っこにあるものを見つけないといけない。

 

もし、その心の根っこにあるものが見つかったら

実現するための行動は変わるはずである。

その時に重要なことが、自律性、マスタリー、目的という三要素として作用する。

 

“自らの意思で行動を決める。

意義あることを目指して打ち込む。

さらなる高みへの追求を

大きな目的へと結びつける。“

 

自らの心の根っこにあるものを見つけ目的とし

その目的へ向かって自らの意思で行動へ移す。

人に指示されるわけではなく、自ら決めたことだから打ち込める

その状態こそマスタリーとなり豊かな体験となる。

 

“仕事とは関連性のない「遊び」だけを楽しめて、

人生で取り組む真剣な仕事を耐えがたい

重荷として耐えなくてはならない、と信じる理由はもはや存在しない。

仕事と遊びの境界が人為的なものだと気づけば、問題の本質を掌握し、

もっと生きがいのある人生の創造という難題に取りかかれる“

 

この言葉から仕事に何を求めて生きるかということを

いかに真剣に考えなければいけないということが理解できると思う。

何のために働くのか?仕事に何を求めるのか?

この問いの答えを考え尽くすことこそ人生そして仕事であると思う。

 

話は変わって、先日のコトスタイル株式会社と株式会社グッドランプの懇親会

相変わらず、楽しいメンバーで、仕事も遊びも楽しんでます。

仕事のやりがいを見つけながら、この場をよりよい場にしたいなって思う。

僕の想いにのっかってくれている子たちだからこそ、この時間を充実してほしいと思う。

そして、しらふのときには、逆に上で書いたような話のことも伝えられたらなって思う。

 

こっちは真面目な話かな?

 

奥の席は真剣だな。手前はノリノリ。

15人のメンバーでイタリアン1軒貸し切りで大満足の懇親会!

途中今回はお絵描きしりとりで大盛りあがり。

途中からは席はぐっちゃぐちゃでみんないっぱい喋ってた。

本当に、うれしい時間でした。

 

いろんなメンバーだから面白いコトが生まれるって想いは少しずつカタチになったかな。

まあ、仕事の話もプライベートの話もたくさんできて良かった。

 

仕事という難しいことに挑戦し、乗り越えてほしい。

お客様の想いを真剣に聞き取り、自分たちの力を存分に活かしてほしい。

そして、仲間と共に人として成長ができる場所として

会社がそんな場所として成長できればって思う。

そんな場所をつくることが、自分がやりたいし継続したいことなんだと最近は思う。

次はもっと面白い場所で面白いコトをしよう。

カテゴリー: オミセのコト, ヒトリゴト, 仕事論, 素敵なコト, 読書メモ, 食べるコト   タグ:   この投稿のパーマリンク

古典から学ぶということ

知ることは行うことの始まりであり行うことは知ることの完成

昨日は3年通った大学院の卒業式だったけど(5月頃にかいた記事です。)

どうしても次男のサッカーの大会を観に行きたくて悩み抜いて欠席。

大阪の南の方まで2日間行って来ましたが天気も良かったしゴールも見れたし。

グラウンドの横ではグルメフェスまでやっていて美味しいものも食べれたし

卒業式は残念だけど、どちらも今だけのことだからじっくり考え

自分の本当に大切にしたいことを改めて考えながら過ごした週末でした。

海鮮丼、まぐろがドーンっておいてありました。

解体ショーは見れなかったけど、捌きたての新鮮なやつでペロリ。

 

サンドイッチ。中身はミートにトリュフが入ってます。

 

ハンバーガー。ガッツリ和牛のバーガー。

全部仕事なんですけどね、(^_-)-☆

 

そんな大学院は卒業したけど学びは継続というか全く足りていないので

今は経営道場という本を読み仲間と感じ合うという学びを行なってます。

そんな課題図書だから出会えただろう本が「陽明学-生き方の極意-」

なかなか古典なんて手に取ることもないので良い機会になりました。

 

しかし、古典とはいえ、今でもつながる考え方が素晴らしい考え方で

今も昔も人間の本質的なところは変わらないのかなと感じました。

少し備忘録に深ぼって書いてみようと思います。

 

“人間は誰でも「良知」という立派な素質を天から授かっているのだそうです。

それに磨きをかけていれば、おのずから心の拠り所も得られて、

しっかりと自分を確立することができるはずです。”

 

まずは外に求めてはいけない、自分の中に全ての答えがあると考える。

これは人に対する関わりを持つ時にとても重要な考え方。

 

“苦労は、誰のためでもありません。自分のためなのです。

なるべくなら苦労に負けないで、

むしろ、苦労をバネにして自分を磨いていくことが望まれるのです。“

 

自分に答えがあると考えるならば自分に対して厳しくしなければいけない。

だから苦労をみずからの体験と考えて自ら果敢に取り組めるかが重要。

 

“良知というのは、実はこの世の中の生きとし生ける者すべてを

一体のものとみなす仁の心だというのです。

わかりやすく言いますと他人の苦しみを自分の苦しみとして

感じる心だと言ってよいかもしれません。“

 

自らに矢印を向けながら心で感じることができなければ

人のこころについて理解することは到底できない。

このあたりはこころについて深く考えたことを改めて思い出すけど

自分への意識や体験が浅いと人のことまでわからないというのはすごく理解できるし

本当に今後の自分への課題だと感じている。

 

“人は誰でも天から授かったすばらしい素質「良知」をもっている。

ただし、せっかくの良知でも、ほうっておくと欲望によって曇らされてしまう。

だから、社会有用の人間をめざすためには、

常に良知の発現をはかって修養につとめなければならない。“

 

そして苦労と共にこころを養うということによって

自らの懐を広げるということに努めないといけない。

 

“良知の発現においては、知ることと行うことは一体のものでなければならない。

また、自分を磨くうえでも、実践や仕事を通して磨くことが重視されなければならない。“

 

では、どのように自らと向き合い心を養うか。

それは何事においても実践の中でしか得ることはできない。

だから色々なことに取り組まなければいけない。

仕事以外にも人と関わりをもつあらゆることの中で自らに矢印を向け

様々な感情を理解し解釈し続けることで磨き続けなければいけない。

 

“良知はまた万物を一体のものとみなす仁の心であって、

それがあるかぎり他人の不幸を見過ごすことはできない。

だから良知の発現は、自分だけの修養にとどまらず、

ただちに社会問題の解決に奔走する激しい熱気のようなものを帯びることになる。“

 

そして自らの心の痛みと共に成長した暁には

人のこころの痛みがわかる人になっているだろうという考え。

そして、人のこころの痛みをほっとけないという気持ち。

この人間理解については本当に共感しかない。

 

“知ることは行うことの始めであり、行うことは知ることの完成である。

ほんとうに物事を会得したときには、

知ることのなかにすでに行うことが含まれているのであり、

行うことのなかにすでに知ることが含まれている。“

 

そして知行同一と言われる所以。

学ぶことにどのような意味があるか?

学ぶだけではなぜいけないのか?

ここに答えがあると思う。

 

“人生における最大の病気は、傲の一字、すなわち傲慢であることだ。

謙虚はあらゆる善の基であり、傲慢はもろもろの悪の始まりである。“

 

このように自らを常に厳しく捉えるように心持ちを保つことが

今人生の中で成長するために様々な経験を体験している意味だと

本当に日々の出来事を無駄にしないようにと思う考えでした。

この王陽明という壮絶な人生を成し遂げる上で築かれた考え方は

本当に今の現代でも通用する力強いものだと思います。

 

(ここからは5月に書いた文章を読み、今日書いています。)

MBAでは経営のこととしてマーケティングとか戦略を学ぶものだと思っていました

だけど、実はこうして、人について深く学ぶ機会もあるんです。

だから、経営がおもしろくなるし、学び続けるようになるんだと思います。

また別の古典にもトライしたいと思っています。日々勉強ですね。

 

しかし今期は結構激しい科目を3科目学ぶ予定なので、

3ヶ月は激動の学びに明け暮れさせてもらい、年明けくらいに少しじっくり

自分を見つめるような時間をとうかなと思います。

この陽明学、改めて良い機会に振り返ることができて良かったです。

学んだことを、すぐに行動に移す。

まずは、それをしっかりと継続するところ。

大切ですね。頑張りましょう。

カテゴリー: MBA(経営学修士), ヒトリゴト, 仕事論, 食べるコト   タグ:   この投稿のパーマリンク

枯らし熟成焼肉つつい新人歓迎会

焼肉屋ですが新歓はバーベキューという

先週は久しぶりに枯らし熟成焼肉つついの集まりでした。

今回のチョイスもなぜかバーベキュー。

僕、本当に焼くのが大好きみたいで、、、笑

今回は持ち込みOKだったんですが、手間もかかるので

お店さんに、全てお任せさせてもらいました。

 

コロナも5類になったので、全力で楽しみます!

とはいえ、年の差もかなりあるので緊張します。

でも、せっかく一緒に働いてくれる仲間。

大切な学生期間に選んでくれてありがたいです。

 

本当に、アルバイト募集はインスタだけなんですが

たくさん応募してくださります。

しかも、京大、府立医大、同志社といった皆さん。

当然僕なんかよりも、賢いのは言うまでもありませんが

それでも社会経験は多少なりとも多いので

働くことの楽しさだったりを伝えた上で

みんなが本来すすむ進路へと送り出せるようにしたいと思います。

 

歳は違えど、意外と盛り上がりました。

みんなの趣味を聞いたり、今勉強してる事を聞いたり

そして、高齢のカラーバリューカードゲーム。

前回やったときのが、見つからないけど、絶対変わってる。笑

徳、正義、リスク、自己への気づき、目的とこれは完全に

大学院の学びの影響が出まくってます。

やっぱ、経営者として倫理的なことを大切に道理にかなって正しい行いを行う。

そんな営みの上にみんなに企業の目的をしっかりと示す。

そして、その目的には、正しいリスクと向き合う勇気が必要!

それが僕の今の価値観かなって感じです。

とはいえ、まだまだ自分を知らなければいけないのが本音。

これを成し遂げるために自己に対して向き合うときだと。

こんな感じで、みんなの大切な価値観とかも共有できました。

 

楽しい時間はあっという間に終わったので

次は夏の納涼か、忘年会かな。

定期的にこんな風な感じでバイトメンバーとも交流してます。

また店でも顔も合わせるのが楽しみです。

でも、大切なことは、焼肉店というサービスを通じて

お客様に喜んで頂いたことによって

仕事の楽しを気づかせてあげられるかどうか。

ここは、幹部メンバーでしっかり考えていこうと思います。

カテゴリー: ヒトリゴト, 枯らし熟成焼肉つついのコト, 食べるコト   タグ: ,   この投稿のパーマリンク

飲食店がハブとなる

食べるだけの場所ではない事を改めて実感

年末年始もたくさんのご利用をまずはありがとうございます。

コトスタイルというオミセツクルカンパニーをやりながら

やっぱりオペレーションの事、もっと知りたいなと思って

オープンしたA4黒毛和牛熟成肉焼肉Yakiniku221改め、枯らし熟成焼肉つつい。

昨年は関西テレビの情報番組テンのおでかけコンシェルジュにも取り上げて頂き

ありがたい事に、日々たくさん方にご利用頂いております。

 

当初はカジュアルに美味しいお肉を食べてほしいという

割と自分たちが思い描いた飲食店としてオープンしましたが

わかったのは、飲食店の経営について全然わかってなかったという事でした。

お客様はたくさん来るけど、全然利益が残らないコスト構造。

日々の収益だけでなく、細かな支出を抑える事の重要性。

ちょっとしたオペレーションでアウトプットが大きく変わる要因など

本当に多くの事を学ばせて頂きました。(※ちなみに、これらは設計業務で活かしています。)

 

とはいえ、これではいかんと試行錯誤しながら今日まで改善を繰り返し

大学院で学んだマーケティングの授業を全力で振り返りながら

今の常連さんに喜んで頂けるお店に作り直そうという事でやってきて

結果、たくさんの常連さんと新規のお客様が来てくださるお店になりました。

コロナ禍でも、本当に何度も足を運んでくださり感謝しかありません。

本当にありがとうございます。

 

でも、今日伝えたい事はそういう話ではなくて、外食について気づいた話です。

僕も自分のところの焼肉が一番おいしいと思って、よく食べに行っているのですが、

改めて飲食店って食べる為だけの場所ではないと、最近気づく出来事がありました。

というのは、友人が利用してくれた翌日にメッセージをくれたのですが

実は、店主と間接的に知り合いで、すごく盛り上がったという内容でした。

 

最近では、知り合いなんて、LINEやSNSで気軽に連絡も取れますし、

知り合いかも?みたいな機能で友人を簡単につないでくれたりする時代ですが、

やっぱり、リアルで奇跡が起こる方が、感動は大きいと感じました。

そんな出来事から飲食店ってハブみたいな機能にもなると感じたわけです。

そして、枯らし熟成焼肉つついがそんな場になっていることがすごく嬉しかった事と

同時にコトスタイル株式会社としても、たくさんのハブを作っているという事がわかり

本当に素晴らしい仕事をさせてもらえていると再認識出来ました。

 

僕は、仕事は捉え方で大きく内容が変わると常々スタッフに話しています。

大工さんでも、木を切る仕事なのか?家を建てる仕事のか?町を創る仕事なのか?

その人の捉え方によって、仕事の意味はガラッと変わります。

少し外食がコロナによって沈んでいるかもしれないけれど

僕たちも、もっと大きなスケールで仕事を捉える企業文化を創りたいと思いますし

飲食店の可能性を広げる事ができたら、さらに幸せだと考えています。

美味しい料理と素敵な空間に人が集まる場所創りにとどまらず

新しい価値を飲食という業界で生み出せるような組織を創らないといけない改めて感じた出来事でした。

カテゴリー: ヒトリゴト, 枯らし熟成焼肉つついのコト, 食べるコト   パーマリンク

10年という時間

10年も一緒に働いてくれるという意味

2023年に入ったばかりですが、2022年の忘年会の事を書き忘れていました。

今年もコトスタイル株式会社と株式会社グッドランプと合同でやりました。

今年はコロナの第7派があったので、夏の納涼会は断念した為

その分、少し良いところで、パリッとした感じの忘年会にしたい。

さらに、座敷形式で席を回りながら一年間の労いの想いを一人ひとりと話したい。

そんな想いで上京区の「京料理 畑かく」さんで、ぼたん鍋を食べる事にしました。

 

コトスタイルという組織とグッドランプという組織は理念が異なるので

別会社としていますが、会社同士の繋がりはとても大切にしています。

僕は会社に対して、関わる人同士が共に成長できる場にしたいと考えています。

だからこそ、企業としての理念が違っても、想いは同じでありたいと考えています。

 

グッドランプの大学生のアルバイトスタッフがコトスタイルの社会人と話せたり

普段はあまり大学では経験できないような事を経験してほしいと思っていますし

コトスタイルのスタッフにも、今どきの大学生が何に興味を抱いているかを聞けたり

大学生に社会人としての話をする事で、自分へのフィードバックが得られたりと

相互の関係性は、必ず何かを生み出すと思って、このような場を設けています。

 

まあ、とは言っても忘年会なので、硬い感じにはならないように

みんなが参加できるゲームや仕掛けを考えるなど、自分が一番楽しんでいます。

ね、楽しそうでしょ。笑

そんな、忘年会の最後に今回は創業して、はじめて仲間入りしてくれた、

今では取締役の池田君が10年という事で感謝を伝えたいと思い、

想い出の写真をつないだり、職人さんからメッセージをもらったりと

サプライズの動画を用意しました。

 

しかし、改めて10年も勤めてくれた事は本当にすごいことだと思いますし、

本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

僕は社会人になるときから独立することしか考えていなかったので

色々な経験を積むために、ふたつの会社を4年程ずつしか勤める事ができませんでした。

ふたつ合わせても足りないくらい、10年という長い期間

コトスタイルに居てくれているという事、本当に感謝しきれません。

 

彼がいなければ、今のコトスタイルは絶対に存在していないし

厳しい局面を乗り越える事もできなかったと思っています。

今は取締役とはいえ、まだまだ小さい会社なのでプレイングマネージャーとして

日々、会社と現場を行き来して奮闘してくれていますが、

そんなスタッフが増えれば増える程に、僕自身のやるべき事も明確になってきます。

 

経営者として、本気で会社を共に成長できる場にするという志を実現すると共に

働く事を楽しみながら、幸せを感じてもらえる組織にしなければいけない。

めちゃくちゃ大変な事だけど、これは本当にやりきらないといけないと思っています。

池田くん以外にも本当に素晴らしいスタッフばかりだから。

その為にも、改めて経営を学び、学びを自社に持ち帰る。

そして、会社を良くして、人が成長し、新たな社会的課題に気づき

その課題を解決させる事を目的にさらに会社を拡大させる。

そうして、社会を少しずつでもより良いものにしながら

共に成長できる場を拡大させ続けたいと本気で思っています。

まだまだやるべき事は多いけれど、池田くんの10年を見習って

コツコツと一歩ずつ、みんなが前に進めるような経営者を目指したいと思います。

 

 

カテゴリー: ヒトリゴト, 素敵なコト, 食べるコト   タグ:   この投稿のパーマリンク

飲食店の視座をもうひとつふたつあげる。

おいしい経済。

カフェ・カンパニー楠本社長の本「おいしい経済」を読んだ。

コトスタイル株式会社では店舗設計の仕事を行っているが

5割以上が飲食店のお客様という事もあり、

自分たちも、飲食という業態には強い思い入れを持っている。

 

また、株式会社グッドランプでは枯らし熟成焼肉つついの運営を行い

実際に飲食店経営を行う中で、いかに飲食というフィルターを通じて

楽しんでもらえるか、喜んでもらえるか、感動してもらえるかを日々考えている。

 

建築を大学で勉強していたときは、なんとなく建築の道へ進もうと思っていたけど

まあ、結局食べたり飲んだり喋ったりするのが大好きだったせいか

こういった感じで飲食という仕事に関わるようになったんだと思う。

 

ただ、自分の飲食に対する視座はちょっと低かったのかもしれない。

実は、近々大学院のイベントで憧れのカフェ・カンパニーという会社の

楠本社長とディスカッションできる機会をもらえた。

あすか会議という全校イベントのナイトセッションというワークで

15名ほどのメンバーで「おいしい経済」について語り合うという機会。

 

なもんで、今読んでる本はとりあえず後回しにして

速攻「おいしい経済」ポチって読了したという感じ。

ほんで、読んで思ったのが自分の飲食の視座が低かったという事。

結構飲食畑で働いてきたという自負もあったけど

こういうスケール感で飲食の事考えた事もなかった。

 

政治や企業にはビジョンが必要と言っているけど

飲食という経済的ビジョンがあればこそ

飲食で国や街を豊かにできるんだと感じた。

楠本社長ほど大それたビジョンは掲げられないかもしれないけど

京都という場所でオミセ作りとオミセ運営をしている自分なら

こういう視座でビジネスを展開できればおもしろいと感じた。

ディスカッションでなにかヒントが見つかるといいなあ。

 

カテゴリー: オミセのコト, ヒトリゴト, 仕事論, 食べるコト   タグ:   この投稿のパーマリンク

枯らし焼肉 焼肉つつい

2月5日より(店名を変えて)営業を再開させて頂いております。

今年は1月3日まで営業して4日から改装工事を開始。

そして、2月5日に改めて営業を再開させて頂きました。

たくさん、書きたい事がありますが、まずは名前が代わる事を。

A4黒毛和牛熟成肉焼肉Yakiniku221改め「焼肉つつい」となります。

今まで旧名でご愛好いただきました方にはご不便をおかけしますがご容赦ください。

 

Yakiniku221の221ってなんやねん。店主である筒井さんの名前なんです。

そんな会話はもうなくなってしまいます。笑

それは、まあどうでもいいか、、、いや、どうでもいいこともないか、、、

まあ、そんなことは置いといて、、、

 

なぜ今店名を変えるのか?リニューアルするのか?

そんな話しを少しだけしたいと思ったのでブログ書きますね。

 

理由のひとつはコロナ禍です。

コロナ禍の中で時短要請や酒類提供禁止と外食は大打撃です。

でも、僕たちのお店には常連様がたくさん通ってくださいました。

お酒が出せない日も、、、短い営業時間でも、、、

店主の筒井さんから、そんな話しを聞くたびに嬉しかった。

 

それで、みんなで話しあって、もっと常連さんたちに喜んでもらえるような

そんな店作りをもう一度考える機会にしようよ!という事で

はじめは、安全な空間で食事をしてもらおうと個室を作るという話しだったのですが

もっと、落ち着いた空間も良いよね!とか

もともと、新しいお客様が入りやすいようにオープンな外観にしていたんですが

これも、中に入ったらやっぱり外が気になるから、外から見えないようにしよう!とか

色々アイデアが出てきて、、、結局結構改装しちゃいました。

 

常連様との会話でも個室が出来るんだ、それは嬉しい!とか。

外から見られてる感は正直あったから、それも嬉しい!なんてお言葉も頂き

よし!全力で常連様が喜んでもらえるような店作りをしようとはじまり。

ところで常連様たちって何で来てくれるんだろう?みたいな話しをしていたら

よそでは食べられない枯らし熟成の肉の旨さでしょ!とか

ところで常連さんの特徴は?とか本当に本気でもっかい考えました。いっぱい。

 

あと、どうして来てくれているの?美味しいから?

いやいやそれはもちろんだけど、筒井さんの人柄もあるんじゃない!とか

いっぱいいっぱい話しあって、筒井さんって人が

他の熟成方法では手間がかかって減っている枯らし熟成を伝え続ける事に

うちの店が大切にしないといけない事があるんじゃないってなって事にも改めて気づきました。

永井さんってお肉屋さんとの関係も筒井さんだからこそって感じで

こういうの聞いちゃうと、うちの肉の希少性はぐっとあがるんですが、、、

まあ、それはオフィシャルで見てください。

そんなこんなで、枯らし熟成を京都でいや日本、世界で一番伝える店にしようぜってなって

もう名前も「枯らし 焼肉つつい」にしようよって事にことになったんです。

これが、名前が代わるにあたってのストーリー。

 

筒井さんも、自分の名前が冠になるってことは責任がでるぞ!なんて言われたそうです。

でも、今回そんな話をしながら、減少する枯らし熟成を途絶えさせないようにしようぜ!

そんな話もいっぱいしたので、筒井さんが枯らしを伝える決意表明ってのは本当です。

 

名前変えるのって結構たいへんで保健所に名義変更するだけじゃなくて

今、コロナ対策の認証店とか全部ちゃんと取ってるんですが

それも、全部に名前変わりましたんで再度手続きどうしたらよろしいでしょうか?って

やらないといけないので、本当に大変だったんですが

やっぱり、すごいみんながリニューアルに向かって熱くなってたので

大変だけどやろうぜ!って事で名前変えました。

なので、今までご愛好くださった方には申し訳ないですが

2月5日からは焼肉つついでよろしくお願いします。

これが個室です。コロナ対策ばっちりでしょ。

ソファー席もゆったりで落ち着いて食べてもらいながら

きっと大切な方とのお話も盛り上がりますよ!

 

カウンターの天板はそのまま使います。

これはめっちゃ良いやつだから、当然なんですけど、、、

材木屋産で一目惚れした思い出のやつなんで。

変わらないところは変わらずで、変わったのは椅子。

常連様は結構カウンターで筒井さんとの話を楽しんでくださってると聞き

それなら、もっとゆったりしたカウンターチェアに変えよう!ということで変えました。

座り心地もすごく良くなってますよ。

 

そして、全体的に部屋の色を落としてムーディーな雰囲気にする事で

落ち着いた感じやプライベートな雰囲気をもっと大事にしようと変更しました。

久しぶりに起こしくださったお客様にも大好評!

筒井さんが立つカウンターはパッと明るくてまるでステージ。

肉をカットするところにも一工夫してるので、是非それはお店に来て見てください。

 

あと、この希少で上質な枯らし熟成の肉に合った器も探そうよって事で

いろんな器屋さんをぐるぐるまわりながら、めっちゃ探しました。

こんなんとか。

 

こんなんとか。

ばりばり美味そうでしょ。

めっちゃうまいです。すいません。。。

でも、器探しも楽しかった。

 

締めの人気ナンバーワンメニューの茶漬けもレベルアップ。

器が代わると同じ料理なのに全然違う見え方しますよね。

こういうのも本当に今回勉強になりましたし

日本料理屋さんが器を趣味でたくさん集めてる理由もわかりました。

僕も、これから良い器に出会ったらちょこちょこ買おうと思います。

というわけで、リニューアル期間結構あけてしまってすいません!

 

常連様がお越しくださった時に、喜んで頂けるために必死で必死で考えて

名前だけじゃなくて、いろいろ変えたんで、是非来て食べて体験して楽しんでください!

 

最後にそんな素敵な筒井さんの姿。

やっぱ肉切ってるところが、一番似合うっていうか、、、

肉切るのってほんとこれも職人技。

オーダー入って、その場で手切りのこだわりも変わらずに、、、

あー、言いたい事はたくさん、、、最高の仲間。

 

でもね、決してそれだけでけの理由で改装を行い店名を変えた訳でもないんです。

でも、さすがにこの話すると長すぎるんでまた今度、、、

まずは、焼肉つついになりました。ってブログ。

すでに始まってますが、改めてよろしくお願いいたします。

カテゴリー: お知らせ, オミセのコト, ヒトリゴト, プロジェクトレポート, 枯らし熟成焼肉つついのコト, 食べるコト   タグ: , ,   この投稿のパーマリンク

和食青空。

 

和食青空-SORA-さんに食事に伺いました。

先週末は和食青空(ソラ)さんに行ってきました。

コロナ禍の中で物件探しに来られて、、、

良い物件に出会ったものの創業融資が全く動かない状況で

僕たちもいつも以上に金融機関へと足を運び

なんとか時間はかかったものの融資が決まったけれど

その時には別の方に先を越されて希望の物件は断念。

 

そこから、別の物件を探しだし。

一度通っていた創業融資も物件が変わった為

一から審査をやり直さねばならず

金融機関さんのお力もあり、

このコロナ禍の中でオープンされました。

 

嵐山の有名店で調理場で働かれておられ

この度の独立開業です。

キャリアも申し分なく、準備も万全というお方で

本当にコロナじゃなけばもっとスムーズにできたのに

でも、こうしてオープンされた事本当に嬉しく思います。

 

場所は嵐電鹿王院駅降りてすぐです。

JR嵯峨野線の嵯峨嵐山からも楽勝です。

僕は自宅から向かったのでJR経由。

他のメンバーは嵐電で集合しました。

しかし、さすが担当田中さんの女性らしいファサード。

カジュアルな雰囲気だけど高級感も残しつつ

しっかり和食の佇まいを演出しています。

 

店内は他のお客様もおられたので撮影してませんが

明るくて清潔感のある、とても素敵な空間です。

お客さんもオープンしたてなのに、すでに常連?という雰囲気。

なんだかもう素敵すぎるお店でワクワクしながら

嵐電組の3人をビールを飲みながら待ちます。

 

到着して乾杯。そしてオーダー開始。

好きすぎるメニューばかりで選びきれません。

でも、うちのメンバーは遠慮なく

ガンガンオーダーしてくれるので問題なし。

次から次へとテーブルに届きます。

 

刺身盛り合わせ。エビはさっきまで生きていたのをサービス。

いやー、こういう瞬間が僕たちの生き甲斐です!!

 

個人的に気になったのは

イチジクとカキの白和え。

いやー言葉じゃ表現できない優しいお味。

 

大葉で包まれた何かを忘れてしまったけど

この天ぷらはやばかった、、、

 

出汁巻きも本当に優しい、、、

他にもたくさんこんな感じの料理を頂きました。

 

そして締めのごはんはと言いますと

土鍋にしようという事でしたが、量が少なめという事で

さば寿司もオーダー。

 

和食屋さんのさば寿司ってなんでこんなにうまいんだろう。

 

ごはんで満たされる至福のひととき。

 

和食青空さん。これは間違いなく話題になると確信した夜でした。

そういえば、来店されたときから、家賃の高い街なかではないところで

その分良い食材の料理をリーズナブルに食べてもらいたいと

おっしゃっていたのを思い出しました。

かなりおすすめの小料理屋さんなので、是非ご利用ください。

カテゴリー: オミセのコト, ヒトリゴト, プロジェクトレポート, 食べるコト   タグ: , , , , ,   この投稿のパーマリンク

イル トバンキさん。

今週火曜日は矢原さんの誕生日パーティでした。

今月もスタッフで食事に行くことができました。

GoToEat使ってみようという事で食べログ検索。

悩みに悩み抜いた末に選んだのはイル トバンキさん。

いやぁ〜!!大正解!!我ながらナイスチョイスでした!

小川通りは比較的店も少ないので

このライティングは実に目立っていました。

お店から漏れる光がワクワクします。

少し早くついたけど、上からYakiniku221店長筒井さんが見てました。

 

とりあえず食べログみて絶対食べたいと思った卵。

アンチョビとチーズが乗っかっています。最高すぎ。

 

前菜は8種から5種と3種で選べるスタイル。

5種をパパッと選んだのに8種でええやんとか言うてます。

てかどうせ、卵頼むんやったら、ここ外した方が良かったやん。反省。

 

ブルーチーズのピザ。

ワインにめちゃくちゃ合います。

見てください、このチーズの伸び具合。

 

しっかりお肉も頂きました。

お肉は正直いつもええやつ食べてるので、、、

ちょっと硬かったんですが、味付けは良い!

 

これも食べたかったカルボナーラ。

パスタは3種選んだんですが、店側から2種でリクエスト。

その方が早く提供できるという事。

しかし、なんとそこでカルボナーラが脱落!!!

ちょっ、、と、、、待っ、、、て、、、とはいえずに

2種のパスタが厨房へオーダー。

 

少し悲しんでいたら、そのうちのトマトパスタが

材料の関係でできないという事でカルボ復活!

なんとか食べることができました。

しかし、この美しいパスタ。

やばすぎです!!

 

寄りますね。笑

 

とまあ美味しいものを食べると話しが弾みますね。

ほとんど仕事の話をしていないという、、、まあ大丈夫。

プランナー矢原さんの誕生日が近いという事で

恒例のキルフェボンさんのケーキを持ち込みです。

 

いつも一生懸命頑張ってくれているスタッフの

こういう顔が見れるのは嬉しい限りです。

来月は忘年会。さあ、、、どこにしようかな〜。

カテゴリー: オミセのコト, ヒトリゴト, 食べるコト   タグ:   この投稿のパーマリンク

Leaf7月8月合併号。

コロナ自粛で生まれたテイクアウトの特集号。

コロナ禍の中で、我が家でもプチブームになったテイクアウト。

我が家はやんちゃ盛りの子供が3人もいるので普段はなかなか外食できず

ここぞとばかりに、普段いけないお店のテイクアウトを楽しみました。

 

焼鳥や刺身、カツオの藁焼やピザにパスタ

祇園の普段はいけないような日本料理屋さんのお弁当も食べました。

日本酒を買ってきて自宅で毎日のようにパーティ。

 

今までは経営者の集まりなどで外食が多かったのですが

かなり、自宅で子供や奥さんとごはんの時間を楽しみました。

 

緊急事態宣言が解除されて普段通りに営業されている店もありますが

まだまだ完全にはお客さんは戻ってきていない様子です。

聞いていると、特に常連さんの来店が多いとの事でした。

やっぱり、こういう時は新しい店よりも馴染みの店を選んじゃいますよね。

 

というわけで、コロナのおかげで生まれたテイクアウト

もちろん、辞めていかれるお店もありますが

この機会に継続してテイクアウトをされる店もかなり残りそう。

僕個人的には、たまの贅沢はおうちでテイクアウトも楽しいで嬉しいです。

 

まあ、お店をつくる仕事をしているのにそんな事を言ってはいけませんが、、、

というわけで、本題に戻してLeafのテイクアウト特集について。

実はこのコロナ禍の中でテイクアウトの特集サイトがいくつも出来ました。

僕もそれを見ながらテイクアウトのお店を探していましたが

なかなか、見ずらいのと情報がまだまだ少ないんです。

このLeafを見ながら、食べたいテイクアウトがかなりストックされました。

そして、嬉しいことに当社のお客様も多数掲載されておられます。

 

観山さんのさば寿司!これは本当に美味しそう!!!

フェイスブックでは予算に合わせたお弁当もしていただけるとか。

人気の日本料理屋さんなので、こういうのは本当に嬉しいですね。

 

次はラプレーヌリュヌさんです。

フレンチのフルコースをテイクアウト!

とても興味深いですね!!

 

そして西冨家コロッケ店さんも掲載されておられます。・

オリジナルランチプレートをお弁当にされていますよ。

晴れた日に鴨川でテイクアウトランチも良いですよね。

 

暗いニュースが続きましたが、こうして生まれたものもあります。

環境が変われば当然サービスのカタチも変えなければいけません。

今回のコロナでは、本当に多くのお店の行動力に驚きました。

さて、次回もLeafは合併号です。

少し楽しみが先になっちゃいますが、美味しいニュースを楽しみにしています。

カテゴリー: オミセのコト, パブリシティ, ヒトリゴト, プロジェクトレポート, 食べるコト   タグ:   この投稿のパーマリンク