飲食店がハブとなる

食べるだけの場所ではない事を改めて実感

年末年始もたくさんのご利用をまずはありがとうございます。

コトスタイルというオミセツクルカンパニーをやりながら

やっぱりオペレーションの事、もっと知りたいなと思って

オープンしたA4黒毛和牛熟成肉焼肉Yakiniku221改め、枯らし熟成焼肉つつい。

昨年は関西テレビの情報番組テンのおでかけコンシェルジュにも取り上げて頂き

ありがたい事に、日々たくさん方にご利用頂いております。

 

当初はカジュアルに美味しいお肉を食べてほしいという

割と自分たちが思い描いた飲食店としてオープンしましたが

わかったのは、飲食店の経営について全然わかってなかったという事でした。

お客様はたくさん来るけど、全然利益が残らないコスト構造。

日々の収益だけでなく、細かな支出を抑える事の重要性。

ちょっとしたオペレーションでアウトプットが大きく変わる要因など

本当に多くの事を学ばせて頂きました。(※ちなみに、これらは設計業務で活かしています。)

 

とはいえ、これではいかんと試行錯誤しながら今日まで改善を繰り返し

大学院で学んだマーケティングの授業を全力で振り返りながら

今の常連さんに喜んで頂けるお店に作り直そうという事でやってきて

結果、たくさんの常連さんと新規のお客様が来てくださるお店になりました。

コロナ禍でも、本当に何度も足を運んでくださり感謝しかありません。

本当にありがとうございます。

 

でも、今日伝えたい事はそういう話ではなくて、外食について気づいた話です。

僕も自分のところの焼肉が一番おいしいと思って、よく食べに行っているのですが、

改めて飲食店って食べる為だけの場所ではないと、最近気づく出来事がありました。

というのは、友人が利用してくれた翌日にメッセージをくれたのですが

実は、店主と間接的に知り合いで、すごく盛り上がったという内容でした。

 

最近では、知り合いなんて、LINEやSNSで気軽に連絡も取れますし、

知り合いかも?みたいな機能で友人を簡単につないでくれたりする時代ですが、

やっぱり、リアルで奇跡が起こる方が、感動は大きいと感じました。

そんな出来事から飲食店ってハブみたいな機能にもなると感じたわけです。

そして、枯らし熟成焼肉つついがそんな場になっていることがすごく嬉しかった事と

同時にコトスタイル株式会社としても、たくさんのハブを作っているという事がわかり

本当に素晴らしい仕事をさせてもらえていると再認識出来ました。

 

僕は、仕事は捉え方で大きく内容が変わると常々スタッフに話しています。

大工さんでも、木を切る仕事なのか?家を建てる仕事のか?町を創る仕事なのか?

その人の捉え方によって、仕事の意味はガラッと変わります。

少し外食がコロナによって沈んでいるかもしれないけれど

僕たちも、もっと大きなスケールで仕事を捉える企業文化を創りたいと思いますし

飲食店の可能性を広げる事ができたら、さらに幸せだと考えています。

美味しい料理と素敵な空間に人が集まる場所創りにとどまらず

新しい価値を飲食という業界で生み出せるような組織を創らないといけない改めて感じた出来事でした。

カテゴリー: ヒトリゴト, 枯らし熟成焼肉つついのコト, 食べるコト   パーマリンク

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