起業家はどこで選択を誤るのか

誰とやるかと何をやろうとしているかが重要

 

MBAも残すところあと3ヶ月となった。

やっぱり応用展開科目は創造系をとろうと

ベンチャーマネジメントやベンチャー戦略プランニングといった

スタートアップのケースをじっくりと学ばせてもらった。

 

なぜ創造系なのかというと、今の事業の立ち上げと

いわゆるスタートアップの立ち上げの差について学びたかったから。

この差については本当に学びが多かった。

 

ベンチャーマネジメントでは自社がスタートアップではなく

スモールビジネスを展開しているという現状に気づき。

ベンチャー戦略プランニングでは、

スモールビジネスとスタートアップでは起業の考え方が

まるで違うことを知る事ができた。

 

そして、この本では、何を大切に起業という

ビジネスを立ち上げる上での難所に対する

判断軸をいかにもつかという点が示唆されていた。

 

その他の授業ともリンクしながら

僕自身が何を大切に会社経営を行なっているかに気づけたから

この本はめちゃくちゃ大切な気づきを得る本となった。

 

起業はひとりでやるべきか?それとも誰かとやるべきか?

そして事業規模が拡大するなかで、どのような人を雇うべきか?

また必要な資金に対しては、どのような資金調達を選ぶべきか。

その答えはひとつではなく、それぞれの想いに繋がっている。

 

だからこそ、なぜ起業するのかという本質が

いかに重要かという事が、今だからわかるし

今だから上記の問いにも答えられる。

 

ただ、今後の展開次第では、

判断軸や打手のオプションは変わる可能性もあると思う。

きっと、今後環境の変化で僕自身の価値観も変化する。

その時に今までの体験だけで判断するべきか。

または、これからの体験が変化を促すか。

どちらにしても、そこから全て繋げないといけない。

 

とまあ、3ヶ月前にこんな文章を書いていたんだけど

MBAも終わって、ゆっくりしようとは全く思わずに

学びを止めないためにも、継続して大学院には通うことを決意して

昨日も仕事から帰って授業というルーティン。

 

ちなみに、今この誰とやるかって話のところを読みながら

やっぱり、自社からもっともっと発信しないといけないということを感じてる。

コトスタイルでこんなことやろうと思ってる!そんな想いを打ち出さないと。

それを一緒にやりたいって人はなかなかキャッチアップできないし

そういう仲間が集まりにくくなっていたことも反省している。

 

でも、なんだかんだで、理念やビジョンやビジネスモデルやビジネスの想いには

一人一人と話すと共感してくれているようだし、もっと対話の数を増やして

やっぱり今のメンバーに想いを伝えるということをしたいと思う。

もちろん一人ひとりの人生だから、ずっとここに居てほしいとも思わないし

ここに居たから次に挑戦できるような場所にもしたい。

でも一方でやっぱり、ここでも挑戦できる場を作るということも大切だと思ってる。

 

このところ急にいろんな事が動き出してきたので

しっかりとその波に飲まれるんじゃなくて、

どこに向かって進んでいるのか明確にしながら

そんな船に乗っかりたいなって思える仲間が増えるように

今の仲間ともっと高いところ目指していこうと改めて思う。

 

でも、やっぱり何をやるにしても人なんだと。

改めてそう思う。

 

参考図書:起業家はどこで選択を誤るのか

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リーンスタートアップ

起業・経営のプロセスに対する変化について

現在、MBAに通いながらベンチャー戦略マネジメントという科目を学んでいて

その推奨書籍という事でリーンスタートアップを購入した。

リーンスタートアップという起業プロセスはなんとなく知っていて

PIVOTを繰り返しながらプロセスを構築する事を言うのかと思っていたけど

もう少し深い内容であり、今の経営や、人生にも、つながる話だった。

 

いかにユーザー目線で変化させるか、もしくは我慢するか、

これは経営において、もっとも本質的な問いであり体系的な学びにもつながる

そして経営することは、いかに実践の中で経営を学ぶかという話にもつながる

 

いかに自らのビジョンを達成させるか

その為にファクトを分析しながらロジックで戦略をつくる

そして、その戦略に従って、仲間と共に行動する。

 

ただ、そんな簡単に成功への手がかりを掴むことはできないし

手がかりを掴んだとしても、そこからまだまだ試練は続く

そんな経営を進める道の中で最適解を見つける為の仮説を打ち立て

素早く検証作業をすすめるサイクルを回さなければいけない。

 

戦略、プロアダクト、サービス、マネジメント、マーケティング

経営はひとつを行うだけではなく、これらの一貫性を保ちながらも

経済の変化に対応し続ける事が求められる。

 

この全体の流れに対してリーンスタートアップを考えるという事こそ

この先の経営にとって重要な要素になるし。

この先の人生にとっても重要な事だとつながりをもって感じる一冊だった。

 

どのような問いながら、生きていくべきか。

そして、いかに答えを導きながら決断し進めるか。

失敗を恐れずサイクルを回すことを考えられるような

気持ちが大切だと教えてもらった気がする。

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デザインについて学び直さないといけない4

デザイン経営4冊目(パーパス「意義化する」経済とその先)

デザイン経営DAY2が終わった今回もデザインという仕事の価値について学んだ。

今デザイン経営という授業を受けながら、企業がデザインを重要に捉え始めている事。

一方で、古い体質の経営層の企業では、デザインが不要だった時代の

成功体験が阻害要因となり、デザインを受け入れることができないどころか

デザインが必要だと感じている社員がいるにもかかわらず

そんな声が経営層に届かないというリアルがあるという事を知った。

 

うちは幸いにしてデザイン学んできた子たちの集まりだから

そういう意味ではデザインに対する理解や価値は当然持っているし、

おそらくみんな、デザインをする為に集まっている組織だと思う。

ただ、デザインだけで経営はうまくいかないという視点が重要で

あくまでもビジネスでり経営だという事を十分に理解しなければいけない。

だから、僕はこうしてMBA(経営学修士)を学んでいるんだと感じた。

 

約2年半学び続けてビジネスという経営学を体系的に学べ

得られたものの大きさは、本当に来てよかったというよりも、来ないとやばかったと

思うくらいに衝撃的で人生に対するインパクトは大きい。

 

そして、今回デザインの価値について改めて学び、

いかにビジネスに取り入れるかということについて考える機会をいただくことができた。

そして学びながら感じたのは、多くの企業でビジネス人材が多い中で

デザインを取り入れることに対する難しさを感じている企業が本当に多いという事。

そして、逆に僕はデザイン人材が多い自企業で

ビジネスを取り入れることの難しさを感じているということがわかった。

 

ビジネスだけでも駄目で、デザインだけなんて考えられない。

そんなビジネスとデザインの関係について学んだうえで

わかったことが、ビジネスとデザインをつなぐビジネスデザインという領域だった。

経営者として組織のリーダーとして経営をデザインする。

これこそが、僕自身がきっと終生成し遂げるべきことなようにも感じる。

 

前置きが長くなったけどビジネスとデザインを繋ぐという難しさ

こんな素晴らしい授業の講師は以前も書いたけどTakramというデザインファームの

田川さんと佐々木さん、前回は田川さんのイノベーションスキルセットを読み

続けて佐々木さんのパーパス「意義化」する経済とその先も読ませてもらった。

 

パーパスについては少し前に数冊読みながら自社のパーパスを策定したので

しばらくは別のジャンルの本を読もうと思っていたにもかかわらず

こうして、偶然化、またパーパスに出会ったりするから

やっぱり、今年はパーパスが自分にとって重要なんだと捉え直している。

 

パーパスについては以前書いてきたことの復習も多く

やはり企業はもはや営利な組織だけでは生き残れないと強く感じた。

 

“これまでは「ユーザーに喜ばれるだろうか」

「ユーザーの真の課題に寄り添っているだろうか?」という、

ユーザー視点を徹底することで広く支援を獲得できたが、

もはやそれだけでは不十分だ。

今後は「我々のビジネスや取り組みは地球にとってよいものだろうか」という

「地球中心」の視点を加え、さらにそれをユーザー中心思考より

優先させる必要があるだろう。”(文中より抜粋)

 

これはパーパス関連の書籍のほとんどに記載されており

システム思考に近い概念であり、著書の佐々木さんも同様に重視されていた。

 

また、少しリアルな考察も記載されていた。

“気候変動についてはいくつかのショッキングなデータがある。

2020年春のIPSOSという調査会社の国際比較調査で

「人間の活動が気候変動につながっている」と考える人の比率は、

日本がダントツの最下位であった。”(文中より)

生まれたときから日本に生まれたことに対して誇をもっていたけど

本当に日本は置き去りになってしまっている事にショックを受けると共に

まじで、こういうのやっていかないとやばいと感じてる。

 

“メーカーが「新しくモノを生産する主体」であり、

消費者が「消して費やす主体」であるという、

20世紀型のありようは姿を消しつつある。

作ること、そしてそれを単に消費することは、

これからの経済活動において主役の座を徐々に失っていくはずだ。”(文中より)

 

“これまでのビジネスが「作って、売って、終わり」という単線型だったとしたら、

消費者と心理的につながり、消費者と企業の間でモノがループし続ける時代においては、

その円環の中で複数の課金ポイントを構築していくような

ビジネスモデルがたちあがっていくだろう。”(文中より)

ここでもやはり”こころを知る”という事の重要性を改めて感じる。

 

このような考えを今の事業の先に見据える事ができているだろうか。

正直全然だめだし、本気でやれていない。

本当に、長期的な目線で仕事に取り組まなければいけないし

未来のこどもたちに見せられるようなものでもない。

 

“一時的な目的や偽りの目的はすぐに消費者に見破られます。

マーケティングに偏りすぎた目的も、消費者の心には響かない。

消費者が望むのは、彼らが関わるブランドとの真の意味でのつながりです。”(文中より)

 

“これまで企業にとっては高機能の製品を作ることを(What)、

それをよりよい顧客体験やメッセージを通じて届けていくこと(How)が重要だったが、

これからはパートナーとして信頼に足る人物(Who)か、

自分と同じ価値観(Why)を持っているかがとても重要になっていく。”(文中より)

 

時代の変化とともに企業の在り方、目的、立ち位置、消費者との関わり

すべてが大きく変わっていることは、この言葉からも明白だと思うし

先日学んだカスタマージャーニーとブランディングでの学びにも繋がる。

ブランドとお客様が共感・共鳴・共振して絆が生まれるほどの事を成しているか。

 

“「社会の探索」では、自組織の周辺で起こっている社会の変化を捉え、要素を抽出する。

ここで大切なのは、現在起こっていることだけでなく、

将来大きなインパクトになりそうな「兆し」を捉えることだ。

気候変動、格差や分断など人類がかつてない地球規模の課題に直面している今、

組織はより大きな視点で社会の変化を把握し、

社会からの期待を捉えることが求められている。

そのためにも、自組織の枠の外に目を向ける「枠外発想」が重要となる。”(文中より)

 

パーパスを定めるときに重要な事として

自組織の探索と社会の探索があると記載されていた

そこにパーパスがあると学んだ。

 

僕たちは「オモシロイ世界を広げる」というパーパスを掲げようとしていたけど

こんな一方向で本当に良いのだろうかと今は思う。

自組織においては、お店創りを追求しながらオモシロイ場所を広げる

社会的には空き家問題や環境問題に対するリノベーションの意義を用いた解決を目指す。

そのように考えると使い切れていない土地や建物をオモシロイ世界へと

変えていくというパーパスを作らないといけない。

社員が納得して自ら行動できるくらい明白に言語化しないといけない。

 

さいごに、本書でのメッセージ

“未来を構想するためには、入念に磨き上げられた意義の力が必要になる。

何のためにその組織は存在するのか、という深い問いから構想される未来には、

資金や人といった事業リソースを集める力がある。

ビジネスモデルだけでなく「意義」が、

持続的な競争力の源泉となる時代が訪れようとしっている。”(文中より)

 

この様な視座で経営を行う企業が増えなければ

数世代先の未来はどうなっているだろうか。

僕たちも小さな組織ではあるけれど社会の中の一組織として

このような知見を十分に理解して事業を営まなければいけない。

 

そして、デザインの話しに戻って、このような事を実現する為に重要なこと

それこそが、ビジネスとデザインとテクノロジーなんだと思う。

ここを追求して、将来のコトスタイルやグッドランプの姿を描き仲間に伝え

仲間と共に実現させえることこそが、僕のこの先やるべき仕事になる。

もっともっと考え尽くさなければいけない。

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デザインについて学び直さないといけない3

デザイン経営3冊目

デザイン経営の授業がはじまった。

デザインを学んでいたことを改めて幸運だと感じた。

デザイン思考やデザイン経営という言葉に出会い

自分がデザインにもビジネスにも関わっていたにもかかわらず

知らないことが本当に多すぎて悔しいけれど

今、改めてデザインこそ、最も学ぶべき科目だと感じている。

 

というわけでデザイン経営の講師Takramという会社の田川さんの本

イノベーション・スキルセットを10月頃に読ませてもらって

書きとどめていたものを今日久しぶりにブログにアップしようと思う。

 

これからのビジネスの考え方について

今までといかに変わっていく必要があるかについて書かれていたし

授業で受けたことについても多く触れられていた。

ものすごく衝撃を受けたんだけど、、、

その後の半年間も凄い衝撃が続いたので、また書いている事への

考え方なんかもだいぶ変わっていたので、結局まあまあ書き直してアップします。

 

まず、デザインという言葉は抽象度がかなり高い言葉だったので

しっかりと伝わるようなブログにしたいから定義から入ります。

 

僕たちはというより、うちの会社ではデザインのことを

目的の設定、計画の策定、仕様表現といったプロセスを通じて

人や社会に価値を提供する事と定義しています。

自社の評価指標にも取り入れているくらいに重要なスキルです。

 

具体的には、お店をつくるという本業においても

お客様がなぜお店を出そうとされているかという本質を知ることからはじまり

本質から共通の目的意識を設定し、計画へと進める

このようなプロセスを経て、仕様表現に落とし込み

お客様がお店づくりを通じて成そうとされている価値を社会に提供する。

 

また、コトスタイル株式会社として取り組んでいる経営についても

なぜ仕事をするのかという本質を考えて、目的を言語化しながら共有し、

その目的を達成する為の計画を経営計画として

実際にみんなが目的に対して行動できるよう仕様表現に落とし込む。

そうすることで、みんなでコトスタイルの価値を社会に提供する。

 

このように前者が狭義のデザインであり、後者が広義のデザインであるものの

やっているプロセスは全く同じであり、デザインという手法が

いかに大切だと考えるかという事もわかってもらえる良い例ではないかと思うし

これ以外の仕事においても同様のプロセスを踏んでいると考えています。

 

経営にデザインを取り入れるという言い方よりも

デザインされた経営を行っているという方がしっくりくるかな。

そんな経営を目指して日々頭をぐるぐるさせてます。

 

そんなデザイン経営を目指すうえで

この本から学んだことのひとつに、学習の4つのAというものがあり

10月頃に書いていたのを振り返ろうと思います。

 

4つのAとは

Awareness「気づき」

Awkwardness「違和感」

Achievement「達成」

Assimilation「一体化・無意識化」

 

これは、少し前に読んだ学習する組織がベースとなっており

組織は組織と人と共に学習を継続するという事が軸になっている。

Takramさんではコアバリューとして最上位に設定されておられるらしく

こういった大切な事を言語化するという考えについて

とても共感しているというか、今自社でも直面しています。

 

その上でこの学習の4つのAがいかなるものかを参考として考えたとき、

Awareness「気づき」とは何かやらないといけないことに気づくこと。

Awkwardness「違和感」とはやらないといけないことをやってみたときに感じる無力さ。

Achievement「達成」とはそんな難しいことを乗り越えること。

Assimilation「一体化・無意識化」そして意識的にできるから、無意識に昇華させる。

このようなループを大切にしている企業を創り出そうとしている事が理解できます。

 

このような言葉がなければ

日々の仕事での判断や実行に対して迷いが生じるし

このような言葉があることで

自信を持って判断や実行ができるようになれると思います。

このようにデザイン経営を構築していくことで

それぞれ裁量のある仕事を行いやすい環境を作り出しながらも

組織として力強い矢印が生まれるんだと理解しています。

 

決して、この言葉だけでデザイン経営を語ろうなんて思ってないし

この言葉の下にもかなりデザインされているということは

ここでは書ききれないので、ご容赦ください。

ただ、すごい内容だし、これはやりたいと素直に思ったのが本音です。

やりたいのは4つのAではなく、僕たちらしい言葉を作るという意味です。

 

いきなりだけど、今の仕事が5年後10年後に存在しているか?

もし存在していたとしても、このままだと思うか?

絶対に変わっているし、なくなっている可能性も決してないとはいえない。

これは、もうずっとどの業界でも言われている問題で。

昭和のように、なんでもうまくいく時代はとっくに終わっている事に

本当に向き合わないといけないし、向き合ってきた人たちが

こんな方法論を生み出しているという事を、まずは知らないといけないし

知ったからには実行しないと、まじでやばいと思う。

 

だから、こういった事を学び実践するということこそが

僕に与えられたミッションなんです。

なぞればできるものでもないし、フルに頭使ってもできるかどうか

そんくらい、しんどいものなんだというところまでは理解できました。

 

そして、今の仲間と共に、学習する組織をつくる。

学習する組織をデザインする。

より良い企業を創り、社会に価値を提供できることに本気で挑もうとするから

これは、絶対に成し遂げないといけないことなんだと書きながら

改めて再確認したという感じ。

まあ、焦らずに、夏ころには言語化できるように頑張ろうと思います。

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デザインについて学び直さないといけない

デザイン経営・続

前回デザイン経営という書籍から

自身のデザインという言葉に対する浅さを感じたと書いた。

そして、先日デザイン経営という科目のDAY1を終えた。(結構前です、、、)

店舗というお客様が消費者へ提供するために

とても重要な店舗デザインに携わらせてもらっているが

まだまだデザインについて理解できていないし

もっと、やらなければいけない事があると感じる学びだった。

 

多数のデザイナーが勤めてくれる組織ではあるものの

モノづくりに対するアプローチは変化している。

遡れば第一次産業革命から、今は第四次産業革命と言われており

従来のモノづくりの概念でビジネスを行うのは

変化に対応できないですと宣言しているようなものだと思った。

(今ブランディングの授業でさらに痛感してるけど、、、)

 

デザイン思考という言葉は正直聞いたことがあるくらいで

ユーザー理解から創造するアプローチくらいに考えていたけど

このユーザー理解がいかに重要化ということ。

そして、デザインという手法が今いかに必要か少しずつわかってきた。

(いや、ユーザーの心の理解が最も重要と今は捉えてます。)

 

僕たちは、運良くデザインという仕事をさせてもらっているけど

正直このくらいのレベルでやっているのかという衝撃。

ただ、多くの企業も同様であり、ここが日本の弱さでもあると学んだ。

 

さて、デザイン経営については、正直入口に経ったばかりで

まだまだ、理解には至っていないけど

経営とデザインを結びつける重要性について理解はできたと思う。

 

この本書では、具体的なデザイン組織の作り方が描かれており

ざっくりいうと、どのようにデザイナーが組織に関わるかというポイント

また、デザイナーという、一風変わった人材に対して(良い意味です。)

どのように経営的に関わりをもっていくかという事が書かれており

もう少しデザイン思考やデザイン経営を理解してからの方が良かった気もした。

 

ただ、世の中は大きく変化している事を感じているかどうか

そして、その変化のスピードに危機感をもっているかどうか

そして、そんな危機に対する試作を講じる準備があるかどうか

運良くデザインを大学で学び、今経営を学んでいる自分は

何をするべきか、少しずつ見えてくるものがあるけど

具体的なところは、今から3か月後に明らかになっているんじゃないかと思う。

 

しばらくデザインについて

デザイン思考、デザイン経営について

改めて学ぼうと思う。

 

あっ、これこの本を読んで思ったことです。

>>>デザイン組織のつくりかた

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デザイン経営の実践に向けて

デザイン経営

企業がブランディング行うにあたって

デザインという概念を取り入れなければいけない。

読み終えるまで、正直デザイン経営に対するイメージだった。

 

ちょうど13期に入り、デザイン経営を取り入れようと

社内のフォーマットの統一だったり

推奨フォントの指定、ロゴの使用ルールの策定などを行いはじめた。

 

ただただ自分がデザイン経営について理解のない

古き経営者の一人だったという事に気づいた。

 

今週からデザイン経営についてGLOBIS経営大学院で学ぶ予定で、

その教科書として、事前配布されたデザイン経営を読んだ。

 

 

時代の変化に伴うモノやコト、情報など消費者との企業が関わるカタチの変化

デザインに対する考え方の違いとして意匠をはじめとした狭義のデザイン

ユーザー体験までを含んだ広義のデザイン、ビジネスモデルまでつなげる経営のデザイン。

 

このようにいかに時代が変わる中で

いかにデザインを捉えるかによって

デザインの影響は大きく変わる。

 

美術系大学を卒業し、デザイン業界に勤め、デザインを生業としているにも関わらず

経営にまでデザインという概念を繋げられていない事に反省する一方で

少なからず、デザインにも経営にも携わってきたからこそ

この3ヶ月で学ぶ意味は、必ず役立つ事になると感じている。

 

リアルな数値としてIT企業ではエンジニア等が足りないとされている一方で

DXを導入するユーザー側では、技術と市場を繋ぐ橋渡しができる

ビジネスデザイナーが足りていないといった相反するデータが存ずる。

 

また政府をはじめ国はデジタル人材の育成に力をいれているが

ここでも、本当に必要なのは、これらのIT技術を

ビジネスに置き換える能力であるといったミスマッチが起こっている。

 

もう少し僕たちの仕事にブレイクダウンすると

今後、このテクノロジーと仕事の架け橋が重要になるということについて

今まで個店の経営に関する情報や技術を提供してきた上で

僕たちがやるべきことのヒントがあるように読みとった。

 

とはいえ、まずは3ヶ月でデザイン経営をしっかりと学び

自社に取り入れるところまで解釈できるように学びを深め

実際に自企業でデザイン経営を、目的をもって取り入れるところまでを目指したい。

 

その上で自企業で取り組んだデザイン経営を

今後サービスとして提供させていただく個店経営者の皆様にも

同様に提供できる仕組みを構築できれば

より、働くが楽しい世界を広げられるような気がする。

 

ーーーー

そして、あれから3ヶ月が経ち学びが終わった。

大きな枠組みについては理解できているが

これをいかに今後導入するかが経営者としてやるべき仕事だと思う。

 

広義の意味においてMVVから戦略、そしてマーケティングへと落とし込む中での

一貫性を持たせ、僕たち全員が共通した理解の上で活動する為の絵を描く。

 

そこには、やっぱり人というものをいかに知るかということが重要となっている。

まさか、この学びすらも今学びはじめたマーケティングへと繋がるとは

過去に書き溜めた記事を読みながら、そんなことを想像している。

今どんだけやれるかで、未来が決まる。子供達に言ってる言葉が跳ね返る。

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孫子の兵法

戦略とは

楽しみにしていた戦略コミュケーションという授業

土日、午前中3時間午後3時間と合計12時間かけて

戦略を実現するためのコミュニケーションについて学びました。

濃い時間だった。

 

そんな課題図書として提示されていたのがまさかの孫子

そういえば、一番はじめの授業のときに戦略とは何か?

といった質問でディスカッションがはじまり

戦略とは戦いを略すこと、戦わずして勝つということと教えてもらい

キングダムを全冊購入してドハマリしたのが懐かしい。

 

中華統一と、また時代背景も戦略の目的も異なるものの

共通することについて、読みながら感じものは熱く。

成し遂げるということに対する共通の想いは深まります。

 

企業としても、事を成すには人の力に頼らなければいけない。

そして、ただむやみに仕事をこなすのではなく

マクロやミクロの環境について理解しながら事を進めなければいけない。

さらにリーダーとして、その状況を伝えることはもちろん

その言葉を信じてもらえるような人に成長しなければいけない。

 

そして、事を成すための目標に対して何を行うのか

十分に考え尽くすだけでなく、実行しなければいけない。

そのためには、いかに共感してもらえるかといったところまで考え尽くすこと

そして、やろうと思ってもらえる仕組みをしっかり構築すること

そこまでやって事が成せると改めて感じる一冊でした。

 

後半は、キングダムで読んでいるような

結構リアルな戦い方について書かれていたので

本当は3章までで良いんだけど、全部楽しく読んでしまった。

でも、こういうことを考えた孫子の凄さ。

時代は変わっても、何もないところから考えることの重要さ

そして考えたことを、こうして実現する凄さも改めて学びになった。

 

そして、戦略コミュニケーションの授業では

戦略コミュニケーションという概論を学んだ。

戦略ではなく、戦略コミュニケーションであること。

 

厳しい言い方ではあるが、一人で何かをするということはとても難しい

しかし、多くの人とともに成すこともとても難しい

結局、企業という組織が何のために存在するのか

それをどこまで伝えることができているか

そこに、コミュニケーションの可能性があるんだと今は感じている。

 

>>>孫子ワイド版 岩波文庫

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2024始動

今年もテーマは組織文化を創る

新年あけましておめでとうございます。

本日よりコトスタイル株式会社の2024年がはじまります。

昨年、世間ではコロナ禍も終わったような1年でしたが

僕たちの業界では、そんな事はなく

アフターコロナに苦しめられた1年となりました。

 

物価高や、人件費の高騰、受け入れなばいけない環境の変化ですが

正直脆弱な小規模事業者にとっては厳しいの一言です。

それでも、期待してくださるお客様も多く、なんとか1年を終えることができました。

昨年度にもお伝えしましたが、これもスタッフや協力企業の皆様のおかげです。

本当に日々支えられている事に感謝する毎日です。

 

昨年こうして年始に書いたブログを読み返したのですが

組織文化を創るという目標は正直道半ばに終わりました。

ただ、まったく手をつけれなかったわけではありません。

こんな組織を創りたいという組織のイメージであったり

そのために、僕自身が何をすべきかが見え始める1年でした。

 

経営を行いながら、MBAで学んだ経営学を実践できるという

本当に恵まれた環境の中だからこそ、見えてきたと感じています。

それは、決して簡単なことではなく、学べばできるというものでもありません。

だからこそ、経営は難しいし、

だからこそ、やりがいのある仕事だと感じます。

 

13年前に1歩目を踏み出せたこと

当時思い描いていたよりも、先には進んでいると思います。

だからこそ、その先を見るために

経営を経営学として、今一度学びなおしたいと感じ

今の仲間を幸せにできる組織を創りたいと学びはじめたのが約3年前です。

 

働くが楽しいと感じる世界を広げるという自身の志。

父から受け継いだ想いを実現できる環境は整い。

後は、その志の実現に向けて行動に移すのみです。

まだまだ学び足りないこともたくさんありますが

5年後10年後に今やっている事を自信を持って振り返れるように

2024年も更に飛躍できる企業を目指して邁進したいと思います。

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Happy New Year 2024!!

2023年の近況報告

あけましておめでとうございます。

2023年も色々ありましたが、2024年がはじまりました。

今年から年賀状はやめることにしたので

ブログとSNSで少し近況報告を。

 

企業としてコロナ禍に入り開催できなかった10周年でしたが

12周年記念という形で開催することができました。

協力会社の皆様と共に、お店づくりを通じて街づくりに貢献する。

そしてお店という場所で生まれる笑顔をつくる企業として

今後も共に成長し続けることを誓った祝賀会となりました。

 

個人としては、グロービス経営大学院へ通いはじめて2年と9ヶ月

大学院生活も残すところ1月からの二科目のみとなりました。

といっても、まだまだ修了後も学びは止めずに通い続ける予定です。

でもこれだけ言わせてください。2024年にMBAを取得します。笑

仕事やプライベートと並行して授業と宿題、予習、復習とまあ学生なので当たり前ですが

まあまあタフな日々でしたが、経営を行いながら経営を学べるという

素晴らしい環境と贅沢な時間は本当に支えてくれた人たちのおかげです。

MBAを取得しても、名前に恥じないように、また調子に乗らないように

学んだことをしっかりと周りの人々に還元できるように頑張ります。

 

そして、家族ですが、妻や子供、そして両親、妻の家族

みんな元気に過ごせた事に感謝の気持ちでいっぱいです。

特に子供たちは本当にがんばった一年だったと感じています。

長男は無事第一希望のジュニアユースへと入団。

素晴らしい仲間と指導者の方々のもと

もはや現役の僕を超えるサッカーを魅せてくれています。

またサッカーだけではなく、心の成長も素晴らしかったです。

中学に入り、はじめは慣れない環境で苦労しましたが

今は、千葉帰省の当日も塾へ行くという成長への貪欲さ

一番獲得してほしかった、自分の人生に対する大切なものを見極め

そのなりたい自分に対して、いかに自らの判断で行動できる人となれるか

そんなことを実感させてくれる中一になってくれており今後が楽しみです。

 

そして次男も4年生でサンガSPに入らせて頂き結果を残しました。

良い指導者の方々のもと、ひとつひとつ丁寧に階段を登っている感じが

兄貴が切り開いてきた道を踏み外さず進む姿は頼もしいの一言でした。

ただ、年末にとても仲の良かった友人がお父さんの仕事の関係で渡米する事になり

この歳で毎週サッカーの練習後にサッカーしていた仲間との別れ

とても辛かったと思うし、親として、とても関わり方も難しかった。

思い起こせば僕も当時仲の良かった友人が突然学校に来なくなり

涙して、なかなか立ち直れない日々が続いたことを思い出しました。

でも、あの日があったから今がある大切な出来事だと今は理解しています。

まさか、次男にまでそんな事が起こるなんてと思いましたが

これを機会と捉えられるかという事が大切だと考え

より厳しいサッカーの環境へと挑戦することを提案したところ

自ら挑戦の道を選んで今は楽しく厳しい仲間と切磋琢磨してくれています。

まだまだ、サッカーも人としても、成長の機会はたくさん

でも、確実に言葉や顔つきが変わって行く姿にこちらも楽しみばかりです。

 

そして、長女はサンガチアに入って一年ほど、すでにスタジアムデビューも果たして

よくわかりませんが、スタンツとかいう人の上に立つパフォーマンスも魅せてくれます。

また、僕が大学時代にハマっていたHIPHOPダンスもはじめて

こちらも僕にはできないステップを魅せてくれています。

まだまだこれからですが、プロのダンサーを目指しているみたいで

強い兄貴たちの影響で頼もしく育ってくれていること頼もしい限りです。

 

父や母も元気で、子供たちの面倒を見てくれていますし

まだまだ、お酒も一緒に呑めるので、いろいろ相談にものってくれます。

先日の12周年記念祝賀会の場所も父に相談し決めたり。

こうして、仕事一番の父と仕事の話をするのは本当に楽しいひとときです。

母とも子育てでは時々言い合いになることもありますが

やっぱり熱い心で人に接する姿は、多少なりとも影響してるなと感じます。

いつまでも元気でいてくれることを願うばかりです。

 

さいごにコトスタイル株式会社と株式会社グッドランプのメンバー

先日の祝賀会でも話しましたが、コロナ禍に入り

本当に厳しい業況感の中で、このように仕事が続けられている事がすごいことです。

一人ひとりの成長も顕著で、みんなが成長してくれることが

僕自身にとっての一番しごとを通じて嬉しいことだと改めて感じています。

今は厳しい業況ゆえに満足のいく経営はできていませんが

今踏ん張っている企業が、きっと今後残り、飛躍すると信じています。

今の企業方針を変えず、まっすぐ、素直に、誠実に、経営します。

人の成功を必死で応援する企業となれるように、共に成長しましょう。

 

年賀状も昨年、今年と多くの方がやめていかれます。

ウェブでメッセージが送れることも容易になり

SNSを通じて、なんとなく繋がりも継続できる時代となり

いろいろなものが変化している象徴だと思います。

変化を恐れることこそがリスク、変化しなければ衰退するのみ

今年から思い切って、こんな形のお知らせに変えてみました。

もしかしたら来年はまた違うかたちになっているかも。

でも、この変化を楽しめるためにも

自ら学び成長することや、自ら判断する強い気持ちを養う事が

今後より一層大切になることはまちがいありません。

 

2024年も変化には恐れず、変わるべきことは変えて行くし

変えてはいけないことは続けるという判断軸をしっかりと養いながら

家族、企業、協力会社、お客様、社会へと

繋がりのなかで良い影響を与えられるように邁進したいと思います。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

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経営者としてリーダーとして学び続ける

年末を迎え

グロービス経営大学院で経営学を学びはじめて早2年9ヶ月。

いよいよ卒業まで3ヶ月程という時期に入った。

一年前一学年先輩と一緒にPWIを共に学んだのが懐かしい。

それからの一年の早さ、多くの学び、本当にありがたいと思う。

 

経営とは、経営者として行うべき事とは何か?

そんな迷いの中でグロービス経営大学院へ入学した。

 

そして、クリティカルシンキングという科目で

問いを立てること、考えることの重要性を学び

経営そして自らの人生について深く考える期間となった。

 

はじめは本当にわからない事ばかりで辛かった。

何が辛かったかというと、こんなわからない自分が経営をしているという事実。

働いてくれているメンバーや協力してくれる人々に申し訳ないと思った。

 

だけど、そんなことも言ってられないし

なんとかこうして経営を続けてこれたことの理由や

独学であるがゆえの課題を見つける日々がはじまった。

 

そして、実際に経営をしていたからこそ

学びに対する気づきだったり、実務へと活かす機会を得られた事は

このタイミングでとても有意義な時間に繋がった。

 

コトスタイル株式会社と株式会社グッドランプを経営する事とは。

企業としてのあるべき姿、成すべき姿を自らの根っこの部分に向き合い続け

今とのギャップを埋めるための、戦略を練り、その戦略を実行する。

 

戦略へのアクションは決してひとりで行える事ではない。

メンバーと共に成し遂げるために何をすべきか

メンバーが共感し、自ら行動へと移してもらえるためには何を行うべきか。

悩み、考え、試し、繰り返しながら、内省し、また行動し続ける。

そうするうちに、自らが目指すべきリーダー像が少しずる見えてきた気がしている。

 

一番重要な事は、結局組織においてリーダーとしていかに学び続けるか

これがとてつもなく重要であるかということを学んだ気がする。

決して立場では人をまとめるのではなく、人としてまとめられるようなリーダーとなる

そのために、自らを磨き続けることで組織は良き方向へと進み出す。

 

そうして、自らを磨きながら自らをブランディングすることも重要だと感じる。

自分の考えや価値観が他者に伝わっていることを前提にしては決していけない。

こんなにも体験してきたことからくる価値観の違いがもたらす影響に

日々、なぜこんなにも仕事が難しいのかということに対する気づきにもなった。

 

だからこそ、自らをブランディングし、パーソナルブランディングを築き

他者のインサイトに、自分というブランドに対して共感してもらえるか

ここまで考え尽くさないといけないんだと思う。

 

以前リーダーシップについて学んだときにも

リーダーシップ論はどのジャンルよりも多様にあるため

とても難しく深い課題であると学んだ。

 

だからこそ、結局は自分というものを、いかに深く見つめ直し

長く生きてきた中で、培った体験からくる価値観について

改めて問い続ける事、考え続ける事が、リーダーとして成長し続ける上で

とても重要で、とても意味のある事なんだと振り返っている。

残り3ヶ月の学びも充実した学びしようと思う。

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