「人を育てる」から「育ちやすい環境をつくる」へ

サッカーとビジネスのプロが明かす育成の本質。

昨日に続いて読書感想文第二弾。

実は、ビジネススクールの先生に僕コーチもやってるんですって言ったら

この本を紹介されたので、速攻でポチって読みました。

しかし、ビジネススクールの先生は本当に本を良く読んでる。

知識も豊富で引き出しも多彩でかっこいいっす。

 

独立する前は必死で独立しようと本を読みあさってたけど

独立してからは必死で走ってきので読書とかしてなかったけど

振り返ると、時間作ってなかっただけやったなーと、まあ後悔。

本ってめちゃくちゃ学ぶ事があるので

勉強と合わせて習慣にしたいと思います。

 

ほんで、この本は元サッカー日本代表の菊原さんという方と

楽天株式会社楽天大学学長の仲山さんの本。

楽天で、ヴィッセル行って、横浜Fマリノスで知り合うみたいな感じで

「サッカーの育成の大切な事がビジネスにも共通する!」

ざっくり言うとそんな感じの本。

 

しかしタイムリーな話題で、昨日は天皇杯で

横浜Fマリノス(J1)がホンダFC(JFA)に敗れたり。

FC東京が順天堂大学に敗れたりと。

まあ、何が起こるかわからんところの面白さも

ビジネスに似てるという感じなのかも。

 

本題に戻って育成とはってことだけど

やっぱり大切なのは、自分で考えるという一言な気がする。

今はシュート打つところやん!

今はパスやろ!という具体的指示ではなく

選手自らが考えてプレー出来る環境を作る。

それが、自ら考える選手を育てる本質。

これはビジネスも全く一緒でめちゃくちゃ大切。

 

最近読んだ「教えないスキル」もそんな感じだったな。

ちなみにこれ↓こっちは完全サッカーモードで読んだけど。(^^ゞ

 

どちらも、決してノーコーチングを薦めてるわけじゃなく

退屈でもなく、プレッシャーも大きすぎない

今できることに対して少しむずかしい事をやることで

夢中にさせてあげることができるという環境づくりの話。

夢中っていう言葉はなんかすごくささったな。

 

グループからチームになって行くという話も興味深かった。

空気を読みながら遠慮し合うのがグループ。

そこから、ちょっとずつ言いたいこと言い合える環境に入って

それを乗り越えたら共通の判断基準をえられてチームになる。

 

あと、やっぱり怪我とか試合に出れないときにマインドが変わる。

これは、自分も高校のときに味わってるので凄く共感。

仕事ないときって、仕事が当たり前のときとマインド違うし。

そういう意味ではコロナ禍のピークの時は逆にプラスだったのかも。

 

あと、失敗から学ぶ事の大切さと、失敗の仕方も共感。

失敗してもいいというと誤解があるけど、失敗しても怒られない環境。

心理的な安心感があると、伸び伸びプレーできるという意味で

結果的に自分で考えて最適なパフォーマンスに繋がる。

教えるというよりは、環境を作るってことが大事。

まあ、サッカーでも、仕事でも、共通して大切なこと。

 

最後に、サッカーってっどこでも誰とでもやれば

ワイワイと仲良くなれるスポーツで。

それが、大人になって仕事とかで活かせたら最高だなって思いました。

 

ちなみに昨年JFAのC級指導者ライセンスとって本格的に指導も勉強中。

今年はビジネススクール通いながらB級も挑戦します。

結果的にビジネスとして会社に持って帰れるものがある気がする。

いくつになっても、結局サッカーと仕事が好きなのがわかったし

好きなことを学ぶってことが、大事なんやねー。

楽しみながら40歳がんばろ。

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OODA。

PDCAからOODAへ時代は変わる。

ペンパイナップルアッポーペンちゃいますよ。

とある銀行の方が来られて話してられたのですが

ビジネスの考え方が変わって来てるって言ってました。

 

PDCAはPLAN>DO>CHECK>ACTION!!

計画をたててから実行して確認して行動してまた計画。

そんなループを繰り返しながら

仮設検証を繰り返してビジネスを進める。

 

それがOODAちなみにググったら「ウーダ」って出てきました。

Observe(観察)>Orient(状況判断)>Decide(意思決定)>Act(行動)

状況判断してから、やること判断して、やるって決めて、やる!

すげえシンプルなアクションだけどすげえスピード感。

 

もうちょい詳しく調べていくと

PDCAは計画を立ててから行動するって感じだけど

OODAは状況みてやってみるという感じ。

最近のビジネスはこういう感じに移行しているだとか

大手金融機関の方が社内勉強会でやってんだから

まあ、間違ってはいないんだろう。

 

てか、最近子供たちにサッカー教えてるんですが

めっちゃサッカーってOODAやん。

認知→判断→実行!!認知→判断→実行!!

これを日本サッカー協会も推奨してました。

OODAによく似ている。笑

 

そういえば、サラリーマン時代からよく仕事の事を

サッカーで例えて教えてもらったりしました

フォワードが営業でディフェンスが事務とか。

いろんなポジションの仲間でやってるんや!ってね。懐かし。

でも、サッカーってそういうとこあるんですよね。

 

ほで、振り返ってみると、うちの仕事ってまあまあOODA。

PDCAしっかりやっていこう!って言いながらOODAしてた。

まあ、どちらがよくて、どちららが駄目とかじゃなくて

そういうビジネスの考え方も知っておかないとですね。

 

じっくり仮設たてて検証してやる仕事もあれば

OODAみたいにスピード感もってトライして修正していくやりかた。

うちの仕事も結構多岐にわたるし、これからもっとそうなるだろうし

そういうところしっかり抑えてやって行こうと思います。

今日は良い話が聞けてよかったよかった。

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A4黒毛和牛熟成肉焼肉Yakiniku221の今。

Leafさんに掲載してもらった記事を書いてたら熱くなってしまった記事。

久しぶりにLeafさんに掲載して頂きました。

今回はコロナの影響もあり3ヶ月分をまとめた12.1.2月合併号。

そして特集は肉です。いつもありがとうございます。

 

そして掲載ページは29ページ。そう肉です。

肉特集の肉(29)ページに載ってますので

是非内容については書店でお求めの上お読みください。

 

それはさておきまして、久しぶりなんで

A4黒毛和牛熟成肉焼肉Yakiniku221のコトを書こうと思います。

 

コトスタイルでお店を作る仕事をしてるからこそ

もっと自分たちがお店のコトを知らないといけない!

そう思って始まった飲食事業でしたが

はじめは正直かなり苦戦しました。

 

OPEN2ヶ月は驚くほどの来店と売上でしたが

その後ピタッと客足が止まったのは強烈でした。

凄まじい勢いでキャッシュが減っていく。

現金商売の恐ろしさを身にしみて感じることができました。

 

普段からお仕事させて頂いているお客様も

本当にそのような状況のなかで

必死に経営されているということを感じることができたのは

一番大きな収穫だったと思います。

 

しかも、当初はかなり金額も低く設定していました。

ネタを明かすとOPENからメニューを変更しながら

金額や原価率についてはかなり見直しています。

 

さらに、アルバイトも常時2−3名を入れており

人件費もかなりかかっていました。

計画はたててやってみたものの、

あまりにも計画との違いが大きかったので

簡単に修正できる状況ではありませんでした。

 

幹部3名も普段の居場所が違うこともあり

なかなかうまくコミュニケーションもとれずに

ギクシャクする日々が続いていたと思います。

 

まずは、一週間に一度の定期ミーティングを行うようにしました。

そこから、アイデアを叩き出し議論を重ねて今に至ります。

 

ディナー一本で行こうと進めて来ましたが

ランチだけではなく、UberEatsのテイクアウト等

あらゆる手段をただ利用するだけでなく

そのツールに合った商品を開発して修正を繰り返しました。

 

メニューの変更などは、もともと店内のイメージに比べて

安かったことが、イメージダウンにつながっていたのか

価格を見直す事で、店内イメージとマッチし

今では多くの常連さんが来店していただけるようになっています。

 

料理は安ければよいと思っていたりもしましたが

決して安いだけではいけないという事がわかりました。

お店のイメージや、それに見合った価格設定であるからこそ

お客様は、それに納得して満足して頂けます。

これも、お店の設計を行う上で非常に大切だと感じました。

 

このような修正を繰り返した事で

少しずつ売上もあがって来ました。

そんな中で新型コロナウイルスです。

もう、なんやねん、、、って感じになりましたが

そんな事言ってられません。

 

毎日のようにZOOMで店舗とオフィスとつないで

何かしなければと議論を重ねました。

コトスタイルも同じだったのでキツかったです。

 

ただ、幸いにもUberをはじめテイクアウトも

はじめていたので、そこは先手を打つことができました。

Uberのステーキ重など高単価弁当ですが

Uberでのリピート客ができたのは嬉しかったです。

 

さらに、食肉販売業の免許を追加取得。

おうちで店舗の肉を食べてもらえる商品を開発しました。

このあたりは保健所に日々通っている事もあり早かったです。

そして、その方法をコトスタイルのお客様にも

お伝えする事ができたのは、まさに相乗効果だったと思います。

 

店舗はゆったりと焼肉を愉しんで頂けるように

席の感覚はもともと広めでとって居たことも

ソーシャルディスタンスに向いている店内でした。

また、焼肉はテーブル毎に換気扇があります。

これらが原因かわかりませんが

今はコロナ禍前にかなり近い数字に戻っています。

 

とはいえ、コロナがなければどうなっていたか

そこは正直悔しい思いでいっぱいですが

今まさに局面に立っておられる他店さんに比べれば

とてもそんな事は言えません。

 

また、早くから様々なキャッシュレス決済や

食べログ、一休といった予約サイトなどを活用していました。

そのおかげもあり、今行われているGOTOEatキャンペーンにも

何のためらいもなく利用する事ができています。

 

いろいろなコトに果敢に取組んで来たことが

カタチになっているという実感があり

お店の経営の大変さと共に、多くの事を学びました。

 

本当に一人でお店を立ち上げる方々は大変だと思います。

持続化給付金や家賃補助金の他にも

小規模事業者持続化補助金や京都市、京都府の助成金

コロナ対策関連に加えてGoToEatなどのキャンペーン。

とてもじゃないけど一人でやっている人が

全ての事を行えるわけがありません。

それについては、正直国に対するもどかしさを感じますが

致し方ない現実であるとも感じます。

 

少し話しがコロナに脱線してしましましたが

夏には夏祭り企画を行ったり

今はGoTo倍返しキャンペーンというのをやったりしています。

節分には肉を巻いた恵方巻を作りました。

正直やってて面白いです。

 

それからコロナ禍で発表された

小規模事業者持続化補助金も通過したので

通販事業もはじめようと思っています。

大人の牛丼、二人前1万円です。

試食したけど、肉が普通じゃないからアホほどうまい。

次はこれが生まれるのが楽しみのひとつです。

 

飲食店の可能性は本当に半端ないなって思います。

だから、もっともっと出店のお客様とも

これからのお店の可能性について話せるようになれると

もっともっと良い店がつくれるようになると思います。

 

それから、飲食店のお金の流れがわかりました。

日々相談をうけている事業計画書についても

リアルに考える事ができるようになりました。

これは、普通の設計事務所ではできないと自負します。

 

まあ、いろいろ書いて来ましたが

現状は概ね良い感じで、かなりのコト勉強しましたという具合です。

とりあえずやってみて、あかんところを修正していく。

まあまあ荒療治ですが、なんとかやってます。

いつもながら挑戦すれば見える事があります。

やってみないとわからないということだと思います。

だけど、やったヤツしかわからなという事です。

 

こうしてLeafさんに掲載して頂けるように

これからも、もっと喜んで頂けるお店ヅクリ頑張ります。

タイトルはLeafにしていましたが

書いてると熱くなっちゃってだいぶ書きすぎたので変えようと思います。

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聞く力を磨いてほしい。

表面には出ていない本当の問題を知るコトが大切。

先日法律事務所さんのオフィス改装の相談へ伺いました。

そこで、入口のサッシを取りたいというご要望を頂きました。

普通ならサッシを撤去して廻りを修繕するという事で問題ありません。

普通なら見積もりを出して工事にかかると思います。

 

でも、そこで何故サッシを取りたいのかを聞いて欲しいのです。

何故、そのような要求をするのか。

お客さんを疑っているようなセリフですが、そうではなく

サッシを取りたい本当の理由が知りたいのです。

 

理由は、当初から付いていたもののため改装後の

扉の開き方では非常に使いにくいという事でした。

要はサッシがいらないのではなく、使い勝手が悪い。

そこを改善したいという事がわかりました。

 

そうすると、例えば扉の開く方向を変えるとか

廊下側のレイアウトを変えるという選択肢が生まれます。

より聞くコトで、解決できる方法がふえるというわけです。

 

お客さんは設計のプロではないのです。

だけど、どうしても問題を伝えようとはせずに

自分なりの答えから話してしまう人が多いのです。

今回でいえばサッシを取りたいが答えでした。

 

今までも、このようなケースは本当に多くありました。

何故取りたいのか、何故作りたいのか、

お客様の本当に解決したいところを聞き出した上で

仕事を進めないと本当の解決には至りません。

 

中には、思っていたと違ったという

せっかくお金をかけてまで行った事が

無駄になってしまう事もあります。

だから、良い意味で疑った仕事をしてほしいのです。

 

今、与えられている仕事は何のためにやっているのか。

どのような事がきっかけで、この仕事によって解決できるのか

それが気付けるか、気づけないかで、仕事の質が変わります。

そしてお客さんの満足度も上司や協力会社の評価も変わります。

 

仕事は与えられたコトを行うだけでは駄目です。

与えられたコトを、しっかりと紐解いて

本当の問題、課題を見つけて解決するように

進めなければいけません。

 

聞く力をしっかりとつける。

お客様が気になっているすべてのコトをクリアする。

そんな仕事を絶対にしようと思わないと

なかなか出来ることではありませんが

そこまで考える人が大きな成長を得ることができると思います。

 

法律事務所さんの提案も

ちょっと面白い提案ができそうな予感です。

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役職。

役職を変えました。

10期に入って役職を変えました。

今まではプランナーとアシスタントといった

2つの役職で仕事を分担していました。

 

プランナーは問合せ対応から

テナント案内やデザイン

そして工事管理まで行います。

 

お店づくりのプロとして

お客様の出店のサポート役として

すべての業務を行うという

まさにハードワークだけど

やりがいの詰まった仕事です。

 

設立当初はプランナーだけでしたが

3年前にアシスタント職を作りました。

プランナーのアシスタント役として

物件探しのフォローをしてもらったり。

 

会社のアシスタントポジションとして

テンポカスタムの業務全般や

会社のコトを発信する広報的な仕事

他にも書類の作成やイベントの準備といった

総務的ポジションで活躍してもらってました。

 

今回はプランナー職をデザイナーとして

アシスタントをプランナーという名前に変えました。

 

プランナーのフォローとして

不動産業務を全般に行ってくれていたけれど

フォローを超える活躍ぶり。

お客様と不動産やお店のコトという知識を武器に

よりプランナーとして企画的な仕事をしてくれるようになりました。

 

時にはお店がうまくいかなくなったお客様の

お店の譲渡の相談にも対応してくれたり。

そして、見事出店したい人をつないでくれたり。

 

時には空いている中古不動産を活かしたい

そんな相談に対してテナント募集業務を行って

見事入居者さんを見つけてくれたり。

まさに、企画で仕事を作っているという感じ。

 

もちろん出店したいというお客様には

最適な物件を見つけ出して

スピーディにデザイナーを紹介

融資相談等、スマートな開業をフォロー。

 

そして、今までのプランナーには

よりデザインに費やす時間を増やしてほしいと考え

プランナーをデザイナーという名前にしました。

 

もちろん古くからいるスペシャリストは

どちらの仕事もこなしてくれるので

ディレクターという更に上級役職として

プランナーとデザイナーを

しっかりとマネジメントしてくれるという存在です。

 

ディレクター、プランナー、デザイナー

それぞれのポジションをより組織的にすることで

今までよりも、しっかりとお客様の出店のサポートを

させていただけると確信しています。

 

とはいえ小さな会社なので

役職を超えて仕事はフォローしあわなければいけません。

もちろんデザイナーも今まで通り

物件案内やテナント紹介を行います。

 

ワンストップが他社にはできない

圧倒的なうちの強みなので

それを個の力ではなく組織的に

やっていこうというイメージ。

 

これからの時代デザイナーも不動産くらい扱えないとだし

不動産屋も不動産プランナーとして

よりクリエイティブな仕事をしないとなって思ってます。

吸収力半端ないメンバーなんでいろいろ楽しみです。

 

それと、地味なブログ内でアシスタントメンバー募集の告知します。

興味ある人はこちらからどうぞ。>>>問合せ

 

関係ないけど、去年の職人さん達との納涼会の写真。

今年もやりたかったな〜。

早くコロナさん問題が解決してほしいもんです。

どんどん楽しい会社にして、楽しい場を京都に作っていきます。

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仕事の尺度。

自分で決められる人になってほしい。

久しぶりに仕事の話。

仕事の尺度について。

仕事だけじゃなくて、なんでもそうだけど

尺度を自分で決められる人になってほしい。

 

この仕事はどこまでやれば良いですか?

なんて質問してくる人いるけど

それって、まあまあ愚問。

 

任せているんだから、ある程度答えは持ってます。

だけど、その答えを聞くのではなくて

その仕事の目的を共有する事がまずはとても大切。

 

その仕事は、どこまでやる必要があるかというコトについては

まずは自らで考えてほしいし、

仮設をたててやりださないと

いつまでたっても与えられた仕事しかできないし

それでは大きな成長はできない。

 

仕事のゴールとは

プロジェクトの契約なのか

それともお客様の笑顔なのか

自らの達成感と成長なのか

いくつあってもいいけど

ゴールは必ずある。

 

なんとなく散歩していて富士山に登れるわけがないと言うように

目的を持ってとりくまないと、結果には結びつかない。

 

ひとつひとつの仕事を

そんな風に考えながら取り組んでもらえる人と

なんとなく取り組んでしまう人では

どんどん差がついてしまうし

仕事の成果も全然違う。

 

任された仕事の本質はいったい何なのか。

任せてくれた人は本当は一体何を求めているのか。

だとしたら、この仕事はどこまでするべきか。

というところまで考えてほしい。

 

その上で、考え方がずれていたら

お互いに話し合って修正する事もできるし

ゴールを設定し直す事ができるので

それだけで成長ができる。

 

少し面倒くさい進め方で

合理的な仕事のやり方ではないのかもしれないけど

3年後5年後を考えたときに

どっちが人として成長しているかが大切。

 

失敗、間違い、全然OKなんで。

仕事の尺度をしっかり持って

仕事に取り組んで行きましょう。

関係ないけど、夏休み最後に自宅の前で花火。

子供たちにも自ら尺度をもった大人になってもらえるように。

子育てもしっかり取組んで行きます。

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緊急事態宣言。

コロナウイルス感染症を機会にサービスを作り直す。

京都でも緊急事態宣言が発出されて自粛ムードはピーク。

仕事は続けるけど、いよいよやばいなって雰囲気になって来ましたね。(^^ゞ

いつ終息するかわからない日を待っているだけの企業では

生き残ることができないんじゃないだろうかと日々考えてしまいます。

 

飲食店はテイクアウトにサービスを切り替えているけれど

今までのような売上をあげているという企業は極僅かあるかないか、、、

もともとテイクアウトをメインに行っていたわけではないので

コンビニ、スーパーなんかと比較すると厳しい戦いは避けられません。

 

お店でしか体験できなかった外食という楽しみを

お店にいかずとも、楽しめる新しいかたちを探してはいるけど

そう簡単に見つけられるものでもありません。

 

そんな中で、ミールセットやレシピを販売して

作るというコトを楽しみとして提供されるお店も出てきました。

この考えを見たときは、すごい変化への対応力だと感じました。

 

飲食店や美容室といった、僕たちのお客様が窮地に立たされる今

正直僕たちの状況も大きく変化しています。

実際このような状況では、これから自分のお店を持ちたいと思う

出店を希望する人達の熱は下がっています。

金融機関も新しく店を出すという人への融資にはかなり慎重です。

 

3月はまだお問い合わせも頂き、出店を目指す方もおられましたが

4月に入ってからは、少しずつお問い合わせも減っています。

 

そんな中で、とにかくスタッフやお客様等関係する人々の

安全を一番に、オンライン商談やテレワークといった体制の構築を優先。

スタッフのみんなも感染拡大防止への意識を高く持ってくれました。

 

コロナウイルス感染拡大の対策を考え実行する日々で

ようやく、最低限の行動で仕事を行えるカタチができて来ました。

そして、ようやく前を向いて動き出すタイミングだと思っています。

 

今の状況を把握して、一からサービスを作りなおすくらいの気持ちで

今こそ店舗業界のイノベーションカンパニーとして力を発揮するときです。

 

色々なアイデアが少しずつ見えてきたので

それを、明日からひとつひとつ検証していきます。

 

ウィズコロナでも絶対に成功する店舗づくり

そして、コロナが終息した時には

それらのサービスが強みとなっていると信じて動きます。

 

今、必死で考えて動ける企業や店舗が強くなって

京都、そして日本を支える企業に成長できるはず。

この緊急事態を一緒に乗り越えましょう!

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新型コロナウイルス。

日々変わる状況の中で思うコト。

新型コロナウイルスが日々拡大する状況の中で

このまま業務を続けてよいのだろうかという疑問を抱えながら

止まらない経済や政府指針に合わせ

業務を続けなければいけない日々が続きます。

 

子供の頃から見ていた志村けんさんの報道があったり

京都でもクラスターによる感染拡大が連鎖的に起こり

近くのお店や施設にも感染者が発表されたりと

今まで以上にコロナウイルスを身近に感じています。

 

そんな中今週月曜日、当社ではスタッフの安全を考慮し

すべての会議を中止、最低限の業務を選んで、

出来る範囲の仕事を自宅で行うようにお願いしました。

自宅業務といっても、自宅で仕事が出来る環境などないので

非常に無責任なお願いになってしまいました。

 

しかし、そんな無責任なお願いにも関わらず

行動力のあるスタッフが自宅にパソコンを持って帰ってくれました。

そして、別の子は午前中出勤して午後は自宅で仕事をしてくれました。

少しさみしいオフィスになってしまったけど

ひとりひとりの距離が保たれた職場環境ができました。

 

ちなみに今、たまたまですが社内には僕一人。

あっ、、、合成みたいになってしまった。

無理かもしれないと思っていた自宅業務ができています。

 

カレンダーを見ていると、考えて調整してくれているように

誰かが午前中に出社していたら、誰かが午後に入ったりと

出来る限り、人が密集せずに、安全に配慮しながら

仕事をしてくれていて、本当に感謝しかありません。

 

ただ、そんな事態もこの一週間で更に悪化しています。

スタッフの安全と仕事の持続という非常に難しい判断のなかで

刻々変わる状況に応じて適した判断をしなければいけない

普段の仕事に比べても大きなストレスを感じます。

 

政府の方針は?自治体の方針は?

待っても待っても、矛盾した自粛要請に尽きず

一線で頑張ってくれている人たちと

果たして目線があっているのか、、、

 

しかし、そんな事を言ってる時間もなくなってきました。

小さな会社であっても、それぞれがしっかり考え行動をしなければいけない。

不要不急のコンタクトはできる限りなくす。

衛生、安全にあらゆる対策をとりながら環境を整える。

状況によっては自ら業務を止めるということも視野にいれ、、、

考えられる対策は全てやるつもりです。

 

新型コロナウイルス、、、終息はかなり先になると思うし

しばらくこういう時期が続くと思います。

だからこそ、この様な状況に合わせた事業活動が行えるように

僕たちも変化しなければいけない時期なんだと思います。

いかなる状況でもポジティブにとらえて行動します。

そしてとにかく、感染がこれ以上拡大しないように声を掛け合いましょう。

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毎月の個人面談。

スタッフひとりひとりとじっくり話す時間。

毎月25日は給料日ということで、明細を渡すタイミングに

せっかくなので、ひとりひとり面談をしています。

前月を振り返ってもらって、次月につながればと思ってはじめましたが

普段から話す機会もちょこちょこあるので

改めて話すとなると、みんな「特に〜、、、」って口を揃えます。(^^ゞ

 

本当は企業理念でもある人の成功を必死で応援する会社の基

ひとりひとりの将来の夢や目標をしっかりと共有して

それに向けて助言だったり、一緒に相談に乗れたりできればベストなんですが

なかなか引き出してあげられないあたり、、、

経営者としての未熟さを痛感します。

 

そんな感じなので、もっぱら世間話が話の中心に、、、

でも、そんな世間話の中にも、知らなかった仕事での出来事だったり

それぞれが感じている課題なんかも見えたりして

一緒に振り返りながら、少しでも前に進めるようにと意識しています。

 

1年前に比べたら大きく成長しているメンバーばかりですが

1ヶ月という単位にすると、なかなかその成長に気づきにくいのが正直なところです。

でも、ひとつひとつの仕事と向き合っているなかで

はじめての経験や、二度目の経験を経て

少しずつ、確実に成長してくれていると実感できるのもこの時間です。

 

面談をしていない時は、ちょっとした事に気づけずに後悔した事もありました。

求めているステージの仕事をさせてあげられなかった、、、

思い違いに気づけず、誤解を生んでしまっていた、、、

ちょっとでもベクトルがずれてしまうと、

時間が経てば取り返しがつかない事になってしまいます。

 

いろいろと今後コトスタイルとして

やりたいコト、やらなければいけないコトも見えてきているので

こういう時間を大切にスタッフと一緒に同じ方向を向いて

前に進めていければと思います。

 

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新型コロナウイルスの感染が拡大する中で。

今、僕たちが出来るコト。

コロナウイルスに対する政府の自粛要請がはじまってからも

感染者数は毎日のように伸びている状況。

いろいろと心理的にも不安になるような報道が続いている中で

僕たちに出来ることはなんだろうとずっと考えていました。

 

とはいえ、今目の前にある、仕事に専念する以外見つからず

毎日のように、出店を希望される方々や既にオープンされている方々

金融機関さんや、店舗業界に関わる方々等と

最近の状況について話をしているという日々が続いていました。

 

お店作りの話の中で、当然コロナに対する影響なども話題になります。

かなりお客さんの消費意欲がなくなって来店数が減ったお店もありました。

逆に、普段は少し高額な価格帯で学生さんには行けないお店に

卒業旅行にいけなくなった大学生が来店されたという話も聞きました。

 

とある飲食店を出店する為に準備をされて来られたお客様からは

街なかの店からは、厳しいという声を聞く反面

少し中心部を外したお店は、そこまで影響をうけていないという話を聞いたりと

様々な情報が僕たちに入ってきました。

 

お店づくりに特化する事で、お店づくりの課題や疑問を

日々お客様からお聞きすることができる。

その課題や疑問を改善できるようなサービスをもって事業展開する。

そうする事で、ソリューション型のビジネスとして

社会に必要とされる企業を目指していた事をふと思い出しました。

 

今、ぼくたちがやるべき事は、今の現状に向き合っておられる

出店者、出店希望者、金融機関、その他関係各所と

直接話すコトができる僕たちにしかできない情報収集を行う事で

リアルな情報として、しっかり情報を繋ぐコトだと思いました。

 

正直、今無理にお店をあけるという選択肢を選ぶには不安が多すぎます。

とはいえ、いつまでも行動に移さないコトが正解かはわかりません。

既に出店されている方は、僕たちも含めて

この危機をなんとか乗り越えられるように必死に頑張っていますし

きっと、乗り越えた時には大きなもが手に入ると思っています。

 

だからこそ、しっかりと僕たちの耳で聞いた情報を仲間と共有して

それぞれの担当するお客様へ、新しい情報として伝える。

そうする事で、お客様にとって、何か気づきを得て頂き

それがきっかけで行動に移して頂く事が出来るかもしれないと考えました。

 

普段やっている当たり前の事ではあるのですが、

改めて、こうしてしっかりと目的を持たせる事で

より意味のあるものになると思います。

昨日のミーティングでもスタッフと、この話を共有しました。

これから少しずつ、出来ることを行いたいと思います。

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