この人と仕事がしたいと思っていただけるように。

第57回営業戦略会議でのはなし。

昨日は月に一度の営業戦略会議の日。

なかなか全員揃う時間がとれないので、貴重な一日。

といっても、みんな忙しいから1時間程の会議だけど、、、

ほんとは、会議して、ぱぁ〜っと飲んで語り合いたい気分だけど

人が増えると、なかなかそうもいかない。(^^ゞ

まぁ、それは今日の話じゃないので置いといて、、、

 

営業戦略会議といっても、ガツガツしてるというよりは

一月を振り返ってよかったことを共有したり

もっと、こんな風にできたらよりよくなりそうという話をしたり

スタッフそれぞれで感じた事をシェアしながら

もっと、お店の出店に困っている方の力になれるように

それぞれが得てきたものをみんなにも分け合いながら

全体でスキルアップをしていきたいという狙いの会議。

 

そんな発表の中で、昨日は先月末で退職した矢原さんの話に。

とある矢原さんの案件について、振り返りを行っていたら

このお客さんは、矢原さんにお願いしようと決めている感じだったとか、、、

なんか、めっちゃ違和感ない感じで言ってくれたけど

それって、めちゃくちゃ凄いことやなあと。

 

結局、さいごのところは人と人になるので

企業として出来ることや、組織づくり、サービス強化等

もちろんやるべきことはたくさんあるけど

こうして、人が育って、頼りにされているという話を聞くと

めちゃくちゃ嬉しいし、うちは人が強みだなあと本当に思う。

 

最近は以前のお客様から紹介していただける事も増えて

人の成長がこういう成果として出てきていると感じる。

今月も、紹介やリピートが増えていたりと嬉しい実績報告も。

そんな報告を聞きながら、ふと思ったのは

この人と仕事がしたいと思っていただける人が

育つ職場をもっと目指したいという事。

こうして出来ているからこそ、もっと強みを認識して

そこを共通の価値としてみんなで方向性を持って進める組織づくり。

創業して、10年が経って少し見えてきた部分なのかもしれない。

 

それと、職場が果たすべき事は売上を上げたり

利益を生むといったことだけじゃなくて

そこにいる人が育つという場であるべきだと思った。

職場では、先輩が後輩に仕事を教える場があったり

何かを成し遂げるために、話し合い価値観や考え方を共有したり

みんなで頑張ろうぜといった協働を行ったり。

複数のメンバーによるコミュニティが生まれると共に文化を創っていかないといけない。

 

そんな中で、育成に対する評価だったり

価値観の共有も大切だけど、多様性あるスタッフの異質性も尊重し

協働しようって仲間意識の中にも、もちろん競争という事を忘れてはいけず

コミュニティの安全性を確保しながらも、規律のある文化を創らないといけない。

だけど、そんなバランスをしっかりとりつつも

この人と仕事がしたいと思っていただける人が育つ職場になると思う。

 

そんな、矢原さんは次のステージへと向かって巣立っていったけど

巣立ったメンバーを、今のスタッフは全然応援してくれているし、

そういう企業文化をしっかりと維持出来ることが自分のミッションだと思う。

 

こんな風にワイワイとやったり。(送別会の様子。)

 

最後はしっぽりと送り出す場を創ったり。

ほんま、会社ってええなあって思う。

まあ、まずは京都で一番ええ会社目指して、その次は日本目指しましょか。

矢原さん。4年間お疲れ様でした。本当にありがとうね!

カテゴリー: MBA(経営学修士), ヒトリゴト, 仕事論, 会議のハナシ   パーマリンク

抑えておきたい会議の進め方。

超ファシリテーション力。

今後、大学院でセミナーがあるので、事前に勉強がてら読了。

テレビ朝日アナウンサーの平石直之さんの著書。

ABEMA PRIMEって番組でのファシリ力がすごいという事から書籍になったという。

 

会社の規模が大きくなって行くと

本当に、スタッフ全員と話す機会が一気に少なくなる。

企業にとって人は本当に大切だし、

そういう意味でもコミュニケーションは本当に重要。

 

そんな中で、ひとつの手段なのが会議。

月に一回の営業戦略会議や、毎週の週次ミーティング等やっているけど

もう少し落ち着いてきたら、デザイナー会議とかプランナー会議と

セクションをわけながら、さらに具体的なアクションについて

話す場としての会議を設けていきたいと考え中。

 

ただ、ばらばらと話をするのではなく企業として

何を目指すのか、何を成し遂げるのかといった戦略を明確にして

その上で各セクションでやるべきことを話す事が重要だと思う。

何をするにも、やるべき方向性と整合性が重要だからこそ

そこがズレると、全部ズレてしまうから

まあ、ファシリテーションって深いなあと思いながら読みました。

 

で、学んだ事は、そこで、論点がズレずに進められているか?という事。

学校ではイシュー(問い)を抑え続ける大切さを学び。

その時にも、会議で結構今考えないといけないという問いに対して

論点がずれまくっている事が往々にしてあると教えていただき。

本当に、自分たちもそうだと痛感したのを思い出した。

 

今話している問いは何かを全員が理解して

その問いに向けて意見を出し合えているか?

もし脱線してしまった時に戻すテクニックとかも

記載されていたけど、そこはセミナーで復習してきます。

 

何よりも大事な事が、今話している問いに対して

参加者が理解し、同じ問いの答えに向かって話せているか。

もう少し、そこは全体的にレベルアップしていかないといけない

立場の違い、目先の仕事の違い、業務の違い

普段の考え方の違い等、もはや同じやつなんていないし

バラエティに溢れるメンバーが最高だって思っているからこそ

こういうのもっと大切にしないとなって思う。

 

カテゴリー: MBA(経営学修士), ヒトリゴト, 仕事論, 会議のハナシ, 読書メモ   タグ:   この投稿のパーマリンク

良い組織とは?

心理的安全性に対する使い方の間違い。

良い組織とは?これは経営者にとっては多分永遠の課題。

経営者とは言わず、チームリーダーやプロジェクトリーダーもそう。

リーダーでなくても、人は1人では生きていけないから

組織という単位で何かを行う時、すべての関わる人にとって重要。

 

特に僕の場合は、コトスタイル株式会社と株式会社グッドランプの経営者であり

そこに関わってくれている人たちにとって、良い組織をコミットメントするという事が

目標であり、絶対に成し遂げなければいけない事だと思っています。

 

では問います。「良い組織ってなんでしょうか?」

 

居心地の良さ、チームメンバーが中が良い。

業績が半端ない。自由に働く事ができる?

全部間違いではないし、全てが正解でもないでしょう。

何事にも判断軸が必要で、その判断軸に対して

良い組織とは?という問いに答えた生まれるんだと思います。

 

そこまで、正直深く組織について考える事もなかったので

スタッフ同士が仲良くて、飲みに行ってワイワイして

仕事するときは仕事、遊ぶ時は遊ぶみたいのが良い組織だとやってきました。

 

そんな中で最近よく聞く心理的安全性のある組織が良い組織だ。

みたいな事を聞くことが結構頻繁にあったのですが

昔勤めていた会社で上司に怒られそうで会社に行くのが怖いとか、、、

もう仕事やめようと思ってるんだ、、、とか、、、

そんな話を思い出しながら心理的安全性がなかったんだろうなあ。

それなら、うちの会社って結構できてるじゃないかなと思うこともありました。

 

萎縮してしまうと、良い仕事ができなくなってしまうと思って

あんまり人を怒ることをしないようにしていたり。

失敗から学ぶ成長が必ずあるから、あまり気を落とさないでとか。

失敗は仕方ない、その後のリカバリーを必死でみんなでフォローしようとか。

どっちかというと、指摘しすぎずに居心地優先みたいなものを

心理的安全性の定義としていたように思っていました。

 

けど、そんな「心理的安全性」の使い方。

この本を読んで間違っていたと気づかせてもらいました。

The Fearless Organization 恐れのない組織

「心理的安全性」が学習・イノベーション・成長をもたらす

 

では、どう違ったのか?

タイトルにもあるように、恐れがない組織を心理的安全性と言います。

それだけだと、居心地いいのも、そうじゃないってなるんですが、

もう一歩、いやもっと踏み込んだ考え方が重要と知りました。

 

それは、自分の意見を発言できる環境があるか?

もしかしたら、この発言によって怒られるのではないか?

そこまでじゃなくても。言っても意味がないのではないか?

言うことで相手の時間を奪ってしまわないか?

こんな風な事って、まじでどこの組織でも往々にあると思うんですが

これが全くない組織が心理的安全性のある組織なんです。

 

最近で言うと、スタッフがコロナに感染した時に

すぐに、体調の相談を自分にしてくれなかったという事がありました。

おそらく、僕に相談すると仕事に支障がでるし迷惑がかかるという思いから

相談を怠ってしまった、その時すごく自分を反省しました。

 

企業として、どう対応するべきか?

これは本当に、今はどの企業も学校も、組織も全ての人が

気をつけてはいるものの、万が一の判断に悩みながら生きているので

僕たちもそうとう、いろいろな事を検討して

もちろんスタッフの人命第一、そしてまわりの人へと

感染させない行動をとるようにと相談しながら対応を決めてきました。

 

でも、そんな中で、この仕事は私しか出来ない

この仕事だけは、外出してやりますとか、、、

事務所にパソコンとりにいくとか、、、

どちらも相談さえしてくれたら、解決できた事を

相談させられない組織にしてしまっていたんだと反省しました。

ーーーー

注:結果的に、他のスタッフで対応するなどの最善の行動は行っております。

 

その後この本を読んで、良い組織づくりに対して

企業のリーダーとしてまだまだ本当に出来ていないと

反省すると共に、心理的安全性がいかに重要か、という事も学びました。

 

また文中では、ある看護師が医療ミスに気づいたが

どうせ私が言っても改善されないという事でドクターに

ミスの指摘を怠ってしまった事例だったり。

 

ロケット整備士が、実験中に気になる現象を見つけたけど

これも同様に、自分の立場では何事にもならないと判断し

打ち上げ後に事件になったという話もありました。

 

現在は人々の多様性やデジタルテクノロジーの発展

グローバルな社会変化等本当に何事も予測困難な時代となっています。

Volatility(変動性)Uncertainty(不確実性)

Complexity(複雑性)Ambiguity(曖昧性)といった

頭文字をとったVUCA時代と呼ばれるように

決められたことだけをやれば良い時代ではないわけで

だからこそ、心理的安全性が重要だと言うわけなんです。

 

そして、危機を防ぐだけではなく、このような

心理的安全性がもたらす組織の利点として

タイトルにもある学習・イノベーション・成長をもたらすものと言われている事も重要です。

何かの気づきを発言するかしないか?

それを許容できるかでききないか?

そして、そんな気づきに対して、どうアクションを起こすことができるか?

言葉では簡単に聞こえるけど、実際はとてもむずかしい組織づくり

だからこそ、そんな積み重ねがイノベーションを生むんだと思うし。

失敗を恐れずに挑戦する事ができるようになるし、

万が一失敗しても、そこには必ず学びと成長がある。

 

発言できる環境をつくる。

発言を許容できる環境をつくる。

発言したくなるような環境をつくる。

めちゃくちゃ大事だし、絶対獲得しないといけないと思った。

 

心理的安全性、まだまだ勉強不足ですが、これを獲得することで

組織の目標へと、また一歩近づけると確信できた一冊でした。

カテゴリー: ヒトリゴト, 仕事論, 読書メモ   タグ: ,   この投稿のパーマリンク

自慢話。

昨日はとてもとても嬉しい1日。

すいません…

ちょっと嬉しかったんで書きます。

自慢話です。

 

朝現場に行ったら工事中とは思えないくらいに

とても綺麗に整理されてる現場。

いつも本当にうちの現場管理はしっかりやってくれてると関心。

でも、それが自慢話じゃなくて、、、

 

現場には建具屋のTさんと塗装屋さんのSさん。

最近どうですか?って話したら

お前んとこの現場で忙しいんやろなんて言ってくださり…

たしかに現場重なっちゃったからと反省しつつも

でもなんか良い顔で言ってくださってるので

まあ、嬉しく受け止めさせてもらいました。

あっ、これも自慢話ではなく、、、

 

お前んとこの現場忙しすぎて、

結構職人さん足りない中で仲間の職人さんに声かけて応援呼んで

なんとかやってくれてるみたいやぞって、、、

 

これ、めちゃくちゃ嬉しいことなんです。

ほんで、続き。

 

お前んとこの仕事やしやと思うぞと塗装屋のSさん。

他の店舗の仕事は段取りも悪いし現場も汚いし職人紹介しにくいねん。

嬉しい…そういうのめっちゃ嬉しい。

ほんま、いつも頑張ってくれてるスタッフに感謝です。

 

そしたら建具屋のTさんが、他の会社の現場なんすけど

こないだなんて呼ばれた時間に行ってるのに10時間待たされましたよー。

中バタバタでどこで仕事すんねん…って感じでした。

 

そしたらSさんが他の会社はたいがいそうやって。

塗装してる横で大工さん木切ったりしてるし最悪や、、、なんて。

コトスタイルはそういところないし、現場管理がしっかりしてるから

職人さん同士でも紹介しやすいんやわとおっしゃってくださいました。

これはもう本当に自慢話。

スタッフと職人さん、うちの店づくりに関わってくださっている人は

本当に仕事熱心で丁寧で素晴らしい人達ばかりなんです。

これが自慢したくてついつい書かせてもらいました。

ーーーー

※注意

他の企業様の現場が全てそうではありません。

あくまでも一職人さんのおっしゃった言葉ですので誤解がないようにお願いします。

しっかりと段取りをされている施工会社様はたくさんあると思っております。

ーーーー

 

そして、事務所に戻って仕事してたら

不動産会社C社のOさんから。

超ご無沙汰です!みたいな感じで話していたんですが、、、

不動産会社C社のOさんが紹介する物件を

4月入社の村上くんが紹介したお客様が入居したという連絡。

 

ほんで、その村上くんの仕事が丁寧で凄いね!って連絡。

Oさんわざわざ本当にありがとうございます。

入社したばかりの仕事であそこまで丁寧にできる子いないよ!

ほんと良い子を雇っているねー!なんてお褒めの言葉。

もう、こんな嬉しいことはありません。

 

立て続けにスタッフの事を褒めて頂きテンションあがります。

あんまりブログで自慢話とかは違うかなって思ってるんですが

スタッフの超素晴らしい自慢話だからありでしょと思いながら

他にもスタッフの自慢話はいっぱいあるんですが、たまたま重なったので、、、

こんな感じの自慢話ブログでほんますいません、、、

カテゴリー: ヒトリゴト, リノベーションのコト, 仕事論, 素敵なコト   タグ:   この投稿のパーマリンク

その仕事によって解決されるコトとは?

ジョブ理論。

新しいスタッフが入社してくれる時に

ただ目の前の仕事に取り組むだけじゃなくて

その仕事が成し遂げるものは何かを

必死で見つけて働いてほしいと話しています。

 

例えばとある同じ仕事をしている大工さんに

何の仕事をされているかと聞くと。

 

「扉の枠材を取り付ける仕事をしています。」

「家を作っている仕事をしています。」

「街づくりをしているんです。」

といったように様々な答えが想像される。

 

目先の扉を作っている事も間違いではないけれど

その仕事が大きな家を建て、さらには街の一部にもなっている。

さらにはそこに住む人の笑顔を作っているとも言えるし

そんな家から何かが生まれるきっかけを創ったかもしれない。

自らの仕事の捉え方によって仕事の大きさを変える事ができる。

 

目先の成果だけにとらわれずに考え方を大きく持つようにすることで

仕事への目的や、取り組み方、仕事を通じた考え方を進化させる事ができ

そうする事で仕事によって得られる成長も進化させる事ができる。

 

当社のスタッフにも常に、仕事が目先の店作りに限らず

その場でのビジネスを創り、人を創り、街を創っていると考えてもらいたいし

そうする事でより大きな成果と成長を得ることができると感じて欲しい。

 

普段から、そんなコトを考えたりしているのですが、

仕事の見方を変える事の重要性について

さらに明快且つ、理論的に考察されている本に出会いました。

 

ジョブ理論

イノベーションを予測可能にする消費のメカニズム

 

ホームセンターでドリルを買う人は

ドリルを買っているのではなく、穴を買っているという話。

商品は、そのプロダクトによって得られる成果(本書ではジョブ)に

フォーカスし続けなければいけないという内容。

 

例えば穴にフォーカスせずにドリルの機能面をどんどん改良していくとする

強い鋼材を使ったり、最速の回転数にする事もできるが

それは結果的に穴を作る事にフォーカスされていなければ

穴が欲しい消費者にとっては意味のない改良となってしまう。

結果、改良にかかる予算はかかるけれど商品は売れないという事になる。

 

また、穴があければドリル以外のものが競合となる可能性がある。

穴あけ器やホルソーといった異なる機械であったり

道具ではなく、専門家に穴をあけてもらえるサービスも競合となる。

今ではホームセンターで木材を購入する時に穴をあけてくれるサービスもあれば

穴をあけるための加工場と道具をレンタルする事だってできる。

消費者は穴をあける為にどのサービスを選ぶのだろうか?

 

穴にフォーカスせずにドリルの競合と競って改良をし続けても

顧客のジョブを満たせなくなっていく可能性があるばかりか

気がつけば他の想像していなかった競合が現れている可能性もある。

今日のVUCA時代では十分に考えられる事であり、

自分たちのジョブを把握する事がいかに大切かがわかる。

 

そして組織も穴にフォーカスしなければ

他社のドリルの研究ばかり行って、数値目標を設定する。

そしてその目標に対する行動計画を実行して

多くの時間をそのドリルに費やす事になってしまう。

 

逆に顧客のジョブである、穴が大切だと組織が認識すれば

穴に対する研究に人は時間をさくだろうし、

組織の目標や行動も穴にフォーカスされたものになっていく

そうした場合の成果はそうではない時と比べて明快で有ることは想像できる。

 

本書ではこのようなジョブ理論をさらに深く考察した内容が記されていた。

穴をあけるドリルでは考えやすいことだったけれど

僕たちが行っている店舗設計ではどうだろうか?

またお客様が行われる飲食業や美容業等はどうだろうか?

そこまで考えてサービスが行えているだろうか?

その視点を持って、もっと考えるべき事はないだろうか?

 

2021年の最後にとても良い本に出会う事が出来た。

僕たちがやるべき仕事はなんだろうか?ではなく、、、

僕たちが解決すべき、ジョブはなんだろうか?

2022年は、こういった事をスタッフと共有できる組織づくりに励みたいと思う。

カテゴリー: ヒトリゴト, 仕事論, 読書メモ   タグ:   この投稿のパーマリンク

来期はカルチャーモデルを創る。

自分らしく働ける会社を目指して。

企業は理念やミッション、ビジョンも大切だけど。

会社で働く人たちのEXジャーニーをもっと考えないといけない。

外向きの組織づくりだけやっていては駄目で

内向きの組織づくりとのバランスがとても大切という話。

 

自分らしく働くってどういうことだろうか?

20代の頃は独立してやるという野心だけで

辛い仕事でも、とにかくこなしまくってきた。

 

やればやるほど力になるのは面白かったけど

その先行きは見通せないから不安でたまらなかった。

 

リスクは不確実性という事を最近学んだけど

そんな事も知らずに起業して10年。

相変わらずがむしゃらにやってるのは変わらない。

 

若いスタッフも同じ事を思っているのかもしれないと考えると

もっともっと外だけじゃなくて中の事も考えないといけない。

ひとりひとり目指すとこは違うかもしれないけれど

コトスタイルで働くという事について。

 

ひとりひとりがコトスタイルのスタッフであり

ひとりひとりがコトスタイルを代表してお客様と接していて

ひとりひとりが責任のある仕事をしている。

 

だからこそ、そんなひとりひとりが

コトスタイルで働くというコトについての

カタチとしてのカルチャーモデルを

来年度には構築したいなあと思う。

 

カテゴリー: MBA(経営学修士), ヒトリゴト, 仕事論, 読書メモ   パーマリンク

ゲームのルールを変えろ

日本株式会社からの脱却。

今までのやり方が当たり前の時代じゃないし

いつまでも、固定概念でビジネスしてたらダメ。

ルールの中で勝負するんじゃなくて

ルールを変えちゃった方が早いし、インパクトも大きい。

 

日本人はルールとかに従ってやるのが得意だけど

そんな日本人のやりかたじゃこの時代変わるものも変わらない。

ネスレ日本での変革に挑んだ経験をふまえて

日本株式会社からの脱却を説いた本。

 

読み終えて変革の具体的な内容はイメージしやすかったけど

かなりトップダウンなリーダーシップが気になった。

実際に働いていた人たちはポジティブな変革だったのだろうか。

この変革はこの後も現場レベルで継続できるのだろうか。

 

ハードな変革をトップダウンで行うことは簡単かもしれないけど

ソフトなスタッフや組織の風土まで変革を根づかせないと

継続したイノベーション企業になることはできないだろう。

2013年に書かれた書籍だから余計とそう感じたのかもしれないし

実際は、ソフトまで完璧な変革ができていたのかもしれない。

 

いずれにしても変動性、不確実性、複雑性、曖昧性といった予測困難なVUCA時代

現場にいる人たちが、いかにその場面場面で適切な判断ができるか。

これからの組織にとって必須になってくるケイパビリティだろうと思う。

 

カテゴリー: ヒトリゴト, 仕事論, 読書メモ   タグ: ,   この投稿のパーマリンク

テナントの募集業務が増えてます。

家主様からご指名頂ける理由とは?

うちは、あまり積極的に募集業務をやってこなかったのですが

今年に入って家主様から直接のテナント募集のご依頼が、どっと増えています。

どっちかというと、お店を出店したい方のサポートを

“しっかりとやるためにどうするのか?”という事をしっかり考えてやってきたので

ちょっと驚いているのですが、ご依頼頂ける仕事は頑張ります。

 

出店をしっかりサポートしたいと思ってやってきたことの成果として

200件を超える出店のお手伝いをさせて頂いた事で

今もたくさんの出店を目指される方々とお店づくりを行っていますが

それが一部の家主様に認知して頂いた事がひとつの理由かなと思ってます。

 

家主さんも所有するテナントには誰でもいいから入ってほしいと思ってはおられなくて

やっぱり人柄の良い人だったり、きっちりされている方だったりを希望されます。

家主さんも入居者さんが決まるまでは、実はドキドキされているんですよね。

一店舗一店舗丁寧に出店のお手伝いを続けてくれたスタッフのおかげで

家主さんからも注目してくださるようになったんだと思っています。

 

それと、テナントを担当するスタッフの成長も大きな理由です。

入社一年目に宅地建物取引主任士を見事合格してくれて

一件一件丁寧な取引を行ってくれたおかげで家主様の対応もしっかりと出来ている。

普段仕事をしていると何も変わっていないようだけど

実は少しずつ少しずつ変化していて、気がつけばびっくりするような力になっている。

今、コトスタイルはそんな時期にきているのかなって思います。

 

3年前では出来ていなかった事がたくさんできるようになっていて

いろいろな事が形になってきていると本当に思う。

こうした日々の成長が実感できる事が仕事をしている中で一番うれしいし

みんなが成長して、会社が成長することは、お客さんにとっても良い事なんで

もっともっと成長して良い会社を目指していこうと思う。

カテゴリー: ヒトリゴト, 不動産のコト, 仕事論, 素敵なコト   タグ: , ,   この投稿のパーマリンク

できる人とそうでない人との違いとは

しなやかなマインドセットが成長のコツ。

あたりまえだけどヒトって生きている事で得てきた

人生観とかがめちゃくちゃ人生に影響していて

結構、無意識のうちに自分の偏った主観に引っ張られてしまって

それが仕事の成果や結果になることが往々にしてあったりする。

 

生きてきた人生観っていうとたいそうな言い方になるけど

振り返ると長いこと生きてくるなかで形成されたものだから

それはそれで凝り固まったものだと想像もつきやすい。

 

しかもそれで、うまく行くやつとうまくいかないやつがいるなら

自分もうまく行くやつでありたいと思うし、

当然にうまく行ってるやつだと思いこんでしまいがちだけど

実は、その考えこそ、うまくいっていない可能性があるという。

それが、この書籍。

 

マインドセット「やればできる!」の研究

 

簡単にいえばしなやかなマインドセットと

硬直したマインドセットがあって

前者がうまくいくやつで後者がそうではないやつ。

 

硬直マインドセットの場合は

うまくいかないと恥ずかしいと思ったり。

うまくいっているからと思い込んでる人。

 

しなやかマインドセットの場合は

うまくいっているわけがないから、うまくいく為にどうするか?

常に考えるし、人の意見に耳を傾ける。

そして、努力して少しずつでも学び成果につなげる。

 

硬直マインドセットの人は失敗を恐れて挑戦しない。

今うまくいっているから、やったことない事して失敗したくない。

挑戦して失敗する事で全勝記録が終わって敗者になりたくない。

うまく行けてるやつだと周りに思ってほしい。

 

しなやかマインドセットは今よりもっとうまく行く

そう思ってるから、新しい事にどんどん挑戦する。

別に失敗したってかまわないし、恥ずかしいとか思わない

そんなことより少しでも新しい事から学び成長したい。

 

俺はどっちなんだろう。しなやかなマインドセットだと思う。

いや、それ思ってる時点で硬直マインドセットになっていないか?

じっくり考えるとそんなループに入りそうで

しなやかマインドセットを確率させるのは難しそうだと本当に思う。

 

でも、職場、仕事、プライベート、あらゆる仲間と一緒に

もっとよりよい成果や結果を目指したい。

だから僕たちも、しなやかなマインドセットのチームを目指そうと思う。

 

失敗に怯えてはいけないし、今に満足してもいけない。

失敗を恐れずに挑戦する事で

どんどん成長しようと思うしそんな職場を創りたいと思う。

カテゴリー: ヒトリゴト, 仕事論, 読書メモ   パーマリンク

やりたいことをとことんやる人生。

SHOE DOG 靴にすべてを。

ナイキ創業者、フィル・ナイトの自伝。

ビジネススクールに行きだしてから読書にはまって

久々に500ページ超えの本を読破したけど

気がつけば読み終えるまでに一ヶ月程かかってしまった、、、

 

 

最近はおすすめの本を読んでいたけど

たまには、自分でも選んで読んでみようと張り切ったものの

こんなびっしりの内容とは思ってなかったのですが

読み終えると、妙な達成感があります。笑

 

この本を選んだのは、好きなブランドやし

創業者が経営学修士(MBA)を取得していたから。

スポーツ×MBAという構図に惹かれました。

 

一ヶ月で読破して今思っているのは

ビジネスはお金儲けじゃないよなーって事。

本気でやりたい事を見つけて

それをビジネスにして生きるのってかっこいいし

自分も、そんな人生でありたいと思う。

 

夢中で成し遂げるというか、目の前に立ちはだかる

壁を必死で乗り越え続けるという

まさに、スポーツであり、戦いであり、これこそビジネスという。

 

そんな、戦いの中には凄いドラマがあって

振り返ることで、こんなに詰まった本になるくらいの人生ができている。

経営戦略とかも大切だけど、その前に大事な事が

やりたいコトに夢中になることなんだと思った。

 

ちなみにMBA的な方法で難題を乗り切るのかなって思ったけど

そういう話はほぼ出てこなかったのか、拾いきれなかったのか、、、

 

最後に響いたのは若者へのメッセージが

仕事や志を決めつけるなという言葉。

天職が何かわからなくても追い求め続けろということ。

 

若い頃って本当に人生が見通せなくて

目の前の事に必死になっていたけど

気がつけば、今の仕事が天職になっていたし

この言葉には凄く共感できた。

 

やっぱり、若い頃にスポーツやってたし

そういうのもあるんやろうな。

何かを夢中で生きてきたから

フィールドが変わっても夢中になれるんやと思う。

 

今の仕事が合ってるとか合ってないとか

やりたい事とか、そうじゃないとか

そんなことよりも、とりあえず熱中してみる事と

必死で考える続けるという事が大事なんやと思う。

 

まだ、41歳やし、まだまだ走れる年齢なんで

今自分のやりたい事をやり続けながら

今の天職に満足せず、もっと追い求めようと思う。

SHOE DOG 熱狂宣言 おもしろかったです。

カテゴリー: ヒトリゴト, 仕事論, 読書メモ   タグ: , ,   この投稿のパーマリンク