成長し続ける

幸之助論から学ぶリーダーシップに必要な資質

 

偉人シリーズ第三段という事で松下幸之助さんの幸之助論を読んだ。

Panasonicの創業者で、知らない人は殆どいないと思うけど

実際に、このような逆境の中で成長し続けるという強い意思を持って

このような偉大な企業を作り上げたことを知ることができた。

 

実際に生まれた環境だったり、若かりし頃の生活だったり

戦争という、国政による要因だったりと

本当に、こんなにもの逆境を経験した人がいるんだろうかというくらいに

自分が想像していた以上の人生の人だと知ることができた。

 

そして、そんな松下さんの人生哲学から学んだのは

成長し続けるということの重要性だった。

成長し続けるという言葉は少し簡単すぎるので、もう少し詳しく書くと。

まずは、逆境を受け入れながらも、なんとかしようと思う気持ち

そこから、はじまるのかなと思った。

 

人生うまくいかない事なんて、多くの人が体験している

そこで、いかになんとかしたいと思って、なんとかする方法を考える。

それこそが、逆境を乗り越える力であり成長の糧となる。

しかし、そんな簡単にうまくいかない事がうまくいくわけがない。

 

では、どうするかと考えた時、高い目標を掲げる事によって

なんとか前に進めようとするんだと感じた。

だけど、なんとかするためには一人ではどうしようもない。

この高い目標を実現する為にも、人と共に行う以外方法はない。

そんな時に、重要な事が素直な心と傾聴する力である。

 

特にこの部分については、もっと自らの想いに縛られないように

主観を拭い去ると共に、人の事を信じる事が重要だと感じた。

特に現代では、多様性のあるメンバーで仕事をするのが普通であり

そんな多様なメンバーのアイデアがより重要な時代になっている

高い目標を成し遂げるためにも、多くの人の意見に耳を傾けて

聞く力が問われているんだと思う。

 

高い目標に対して、人と共に目標に突き進む事。

そこには、成長し続けるという事を願う気持ちが必要であり

満たされた時点で、成長はとまってしまう。

また、過信してしまう事によって人からの意見を頼れなくなってしまう。

しかし、それをわかっていても、間違った選択や

行動をとってしまうときも必ずある。

だからこそ、そんなときにも誠実に自省する気持ちが重要なんだと思った。

 

生涯成長したいと、生きた松下幸之助さんを慕う人はたくさんいて

今は亡き人でも多くの方が尊敬する経営者であり

今もまだ、その想いを受け継いで企業が存続しているという事に感銘をうけ

微力ながら、僕もそんな企業を創りたいと思うし

そのために、学んだことを実践していきたいと思う。

まずは、みんな人の話を聞くということからやらないといけないと思う。

 

このブログも2ヶ月ほど前に書いたんだけど

この2ヶ月だけでも、本当に凝縮された日々を送ってる。

一人ひとりと話す機会をなるべく創ったことで

一人ひとりにも人生の物語があるんだなと考えるようになった。

 

あるスタッフと話していて、学生時代の体験から

今の仕事をやっているというつながりを教えてもらった時に

ああ、みんなも長い人生を過ごしてるんやな。

そんな長い人生の中で当社を選んでくれているんやな。

もっと、話さないとわからないことばかりやなって思ったり。

 

また、家族とも話す時間をもう少し長く持つようにもしてみたら

ああ、すごい今まで価値観を押し付けてしまっていたな

もっと、聞いてあげることが大事だったと感じることがあった。

また、家族に関わる人とも話してみて、家族に対して気づくこともあった。

そして、そこから家族に小さな変化や影響が生まれた。

 

よく友人に、お前は自分のことばかり喋りすぎやと言われるけど

本当に、そうやったんかもなあと、思ったりしている。

もちろん、オープンで話すことで、話しやすい場を作れるとおもうし

決してネガティブなことばかりではないけど、

なんか、必死で喋らないといけないと思っていたのかもしれないなあと感じたり。

傾聴することの大切さだったり、気づきだったり

素直に生きるという事の深さに少し触れることができたと思う。

 

話すこと、聞くことをもっと充実させることで

もっともっと、見えてくるものがあるのかもしれない。

ほんと、まだまだ日々精進。

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