学習する組織

いかにして持続的成長が行える企業となるか

大学院の企業理念と社会的価値という科目を受け

システム思考という、何事も繋がりの中にあるという考えを学び

今まで、考えもしなかった、企業としての活動の先の

影響についても、もっと考えてみたいと思い読んでみたが

これからの、企業経営についてめちゃくちゃ刺激になる一冊になった。

 

まず、前提に学習する組織とは何かということだけど

本書では、目的に向けて効果的に行動するために、

集団としての意識と能力を継続的に高め、伸ばし続ける組織とある。

 

さらに、目的を達成するために、能力と意識を高めることで結果をだし、

またさらに高い目標を設定して能力と意識を高め続け、

社会が求めることに対して組織や個人の潜在能力を

最大限高めて応え続けようとする、終わりなきプロセスを

歩み続ける集団として、社会の公器としての企業価値を

創り続けると共に、その存在そのものを社員や地域コミュニティにとって

価値あるものにしようと努力し続ける組織とある。

 

これは、僕たちが掲げる人の成功を必死で応援する企業という

企業理念にめちゃくちゃ共感できる考えであるし

僕自身が、今現在掲げている志にも、とても影響を受ける内容だった。

 

いかに学習する組織を創り出すかという実例にともなって

入門編として記載されていたが、非常に難しく

何が難しいかという、理解も難しければ実践していく難しさを感じた。

ただ、学びの方としての方法論が懇切丁寧に記載されていたので

じっくりと復習しながら実践していきたいと思う。

 

最後に、永続する組織をつくるにあたっての経営陣の役割は

組織が自律分散型に移行することへ寛容であること

そして意思決定が分権化してもなお、

全体としての共通のアイデンティティを保持し

情熱を注ぐに値する経営理念を築くことという言葉は

自分が組織と共に成し遂げなければいけないと強く感じさせてもらった。

 

13期を目前とした時期に、この本を読みながら

今期を振り返ることも重要だけど、長期的に企業と向きあいながら、

全てのスタッフが共感する目的地と、

そこまでの到達できるという根拠を示す必要性を今強く感じながら

すでに13期に入った今も考え続けている。

 

この2〜3ヶ月、社内的にいろいろとあり

自分に向き合う時間が本当に深く重く長かった。

でも、今はその答えとしての企業のあるべき姿が

ようやく見えてきたように感じる。

 

そして、しばらく先のブログでも書こうと思うけど

学習する組織の本編も読み、さらに深く

人、企業、社会、世界というつながりを感じながら

今の仕事にもっと夢中に、経営にもっと情熱を注ごうと思っている。

カテゴリー: MBA(経営学修士), ヒトリゴト, 仕事論   タグ: ,   この投稿のパーマリンク

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