マネジメントとは

HIGH OUTPUT MANAGEMENT

3年前に学び始めたグロービス経営大学院の

最後の授業も終わり、一旦修了要件は全て獲得させていただきました。

ただ、正直なのところ、これで終われたとは思っていなくて

納得行くまでもう少し学び続けることにしました。

 

4回目の4月期は経営道場といって

松下村塾みたいな感じで本を読みながら自身と対話し、

さらに仲間と対話することで、自分を深めるという内容。

改めて、なぜ学んでいるのか、成すべきことは何かを探そうと

いつも通りのDAY1を過ごしてきました。

 

インテルの社長さんが書いた伝説の書籍で

内容は、まさに今学んでいる事が凝縮された感じ。

オペレーションや、人事、リーダーシップ

組織論などなど、、、普通に読み応えある。

さらに驚いたのは1984年にかかれていたという事。

何もない時に、このような体系立てた経営を

考えるだけでなくカタチにしていることが本当にすごいと思う。

 

当時ここまで丁寧に経営論について記載された書籍はなかったらしく

多くの経営者のバイブルになっていたという話を聞いて、ただただ、凄いなと。

 

何もないところから実践を積み重ね

今MBAで学んでいるようなものを作り込まれるという

実践力は半端じゃないと思うし、見習わなければいけない。

 

また、そんな偉大な人が経営論を探求した結果

究極は人であるということが書かれていることにも共感した。

 

一番の刺さったのはマネージャーの仕事が

部下の成果でしかないという言葉。

権限委譲によりいかに成果を出せるかということ。

 

僕自身も20代のころに部下の仕事をみるように言われたけど

なかなか仕事を任せることができなかった。

このことについても、おせっかいだと言い切っており

今だからわかる共感がものすごくあった。

 

むしろ権限委譲をしないという事が

どれだけ将来の成長に対して機会損失を生んでいるか。

もちろんマネージャーとしての責任だったり

やりたい仕事や手放したくない仕事というものへの理解もあるけど

マネージャーならば理解しなければいけない事だと読ませてもらった。

 

そして、今の組織でも。

そんな事に直面しながらも、ものすごく難しく感じている人が多くいる。

そんなリアルが僕たちにとっては大切な課題だと感じてる。

 

では、そんな課題をどのように解決していくか。

その解決策として重要なキーワードが人であり

人に対する人間力を磨かなければいけないという話につきる。

 

まずは僕からスタッフへ。

そしてスタッフからスタッフへと。

 

組織として権限を移譲することに前向きでいられるような

組織風土を作っていこうと思う。

 

人に任せるということによって、人が成長する機会を生み出す。

そして仕事を通じて、組織と仲間が成長できる場をつくる。

本当に仕事は奥深いくておもしろいと思う。

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他者と働く

当たり前だけど、当たり前にできていない大切な事。

相手のことをわかろうとする気持ちからはじめる。

これにつきるのかなと思った本だった。

仕事だけじゃなく、プライベートにおいてもそうだけど

人間って一人では絶対に完結しない。

だけど、一人の方が簡単に成せる事が多い。

だからつい一人で物事を成そうとしてしまう。

 

でも仕事なんかは社内だけじゃなく、お客様だったり

様々なステークホルダーとの関係性が成果に大きく影響する。

しかし双方に、それぞれのナラティブがあって

双方にこうしたいという強い想いがある。

これが対立してしまうと本当にしんどくなる。

 

では、どうすべきか。

 

相手とのまずは溝を知る。そして相手のストーリーについて考察する。

決して簡単なことではない。

そんな簡単ではないことを成すための

対話力を鍛えていくことが解決に繋がる。

 

自ら経営を行っていると、ついつい自分目線で完結しがちになる。

これはとても危険なことだと、とても注意しないと気づけない。

 

でも、それではだめで、やっぱりよりよい成果を目指すために

この本にかかれている対話から始める共存を

積極的に取り入れるということが、とても大切なんだと感じた。

 

それぞれ育ってきた環境も、経験や体験も違うから

価値観すら異なるのが当たり前の他者が

近いことは考えていたとしても、同じことまでを考えるには至らない。

 

だから、その人のことをもっともっと深く知るということ

この知るという相手からはじめようとする心構えが

この先も大切な他者との共存、そして他者と事を成すために

改めて大切なことであると感じる一冊だった。

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MOMENTS OF TRUTH -真実の瞬間-

ブランディングとは

2024年3月13日

カスタマージャーニーとブランディングという科目も

いよいよ終盤に入って、とにかくインタビューしまくってる日々。

MOT(関係が生まれたり壊れたりする特殊なタッチポイント)について

インタビューを重ねて理解したいと手に取った。

 

内容はだいぶ古いのか、お客さま視点にたった経営に変えたことで

再起する航空会社の話だったけど、いろんな学びが凝縮されていた。

 

“リーダーはすべての知識をもち、すべての経営判断をするために

選ばれるわけではない。活用できる知識を統合し、

優先事項を設定するために任命されているのだ。

リーダーは、日常業務の遂行責任を社員に委譲できる機構をつくりあげるのだ。”

 

まさに今自社でやりたいけど、なかなか進められていないことで

僕自身がいかに経営を行うにあたっての知識が浅いか

だからこそ、学び直さないといけないと感じている言葉だった。

 

“サービス企業において、技術も大切であるが、

もっと大切なのは、顧客に喜んでもらうことを重視する社風である。

従業員の個々の行動の基準を示すのがこの企業文化である。

これによって、サービスの質のコントロールが可能になる。”

 

そして、コトスタイルという社名にも込めた思い

ただお店をつくるだけじゃない。そのお店創りの体験価値をもっとあげたい。

そしてスタッフが増えていくなかでお客様はもちろん

一緒に働いてくれる仲間の仕事に対する体験価値もあげたいということに

アップデートされた志を改めて強く感じた。

 

“サービス業において、この顧客重視の企業文化を創り上げ、

サービスの質のコントロールを企業としてできる

マネジメント・システムをつくり上げることは大変難しいが

挑戦しなければならないと思う。”

 

確か一年ほど前に受講したサービスデザインという授業を思い出しながら

今までの学びが凝縮されているコトを確かめると共に

これから自社でやるべきことがかなり明確になっていることを感じてる。

 

ただ、今は本当に集大成の学びとしてカスタマージャーニーとブランディングを

本気で獲得したいと思ってる。

ブログをアップする頃には一旦修了しているMBAだけど

いったいどんな感じになってるか、今から本当に楽しみでしかない。

 

2024年7月8日

あれから4ヶ月が経って、CJBでの学びには圧倒されたけれど

おかげさまで、期初会議でブランド宣言まではやれた。

今からもう少し社員と心合わせに時間をかけようと思うけど

4ヶ月前には想像もしていなかったことなので自分でも驚く。

 

それから、MBAの方は卒業しても引き続き学びを続けている

3年では取得しきれなかった科目をしばらくやりたいと思う。

ここまで来たら知らないなんてのは置いていきたくない。

 

14回目の期初会議の経営方針もだいぶ形になってきた。

そしてやっぱり学びはじめてから、やるべきことが整理されて

経営課題を積み上げている感覚は仕事を楽しくさせてくれる。

 

あと、何よりも感覚的にやってきたことが

学びの中で整理されながら、割と的を得ていたことに気づいてる。

そこは大学院だけではない体験や学びの成果だと思う。

もちろん大学院ではできないことばかりで凹んでたけど

出来ていることはもっと追求して

出来ていないことはしっかり内省する。

結局、このサイクルをコツコツやるしかないって思う。

 

参考書籍:真実の瞬間

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ブランディングが9割

ブランディングとは

2024年3月6日

いま、カスタマージャーニーとブランディングという科目を受けて

マーケティングを学んでいます。

 

そんな中で読んだブランディングが9割という本。

学びに限りなく近かったけど

実際に学びの方が深いので、学びについてアウトプットしますが

多分1ヶ月後今日書いたことはすべて変わっていそう。

それを楽しみに書きます。

 

従来のマーケティングはずいぶんと変わり

ブランディングとは企業とお客様が共に共感するものとなった。

 

そして、ブランドは創業者としての目指すべき姿を世の中に宣言することからはじまる。

ブランドステートメントという言葉で語られるけど

そのブランドステートメントの一貫性こそが重要で

あらゆるタッチポイントで表現されなければいけない。

 

そうすることでお客様の頭の中にブランドを構築していく。

そして共感・共鳴・共振を生み出すことができるという

ものすごいことを学んでいる。

 

とにかく、今は学びに集中して、4月からアウトプットしたいと思う。

1ヶ月は学びに集中しようと思う。

きっと、コトスタイルもグッドランプも強くなれる。

そんな風に今思ってるから、また後日談として。

 

そして7月1日…

今読み返したけど、そんなに間違ってなかった

ただ、このころよりもかなり深い感じになってる。

そしてコトスタイル株式会社は14期と株式会社グッドランプは7期が

今日からはじまります。

 

今年はまじで、これをやろうと思ってます。

株式会社グッドランプのブランドステートメントは5月に

そしてコトスタイル株式会社は明日発表します。

 

とりあえず学んだことはやってみる。

やってみて、どんどん自分たちなりに変化もさせる。

だから、今が完璧ではないと思うけど

どんどん良くなる感じを楽しみながらいこうと思います。

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お客様の本音

聞いてはいけないけど、聞かないといけない

 

大学院生活も残りわずか(の2月頃に書いてます)

最後の授業に選んだカスタマージャーニ―とブランディング

なかなか大変だとは聞いていたけど

今までで一番たいへんな渦中にいます。

 

カスタマージャーニーはブランドを強くする。

ブランドとは世の中に企業が送るラブレター。

一緒に愛を育んでいくもの。

 

このあたりの感覚が少しずつ掴めそうでつかめない。

今、実はものすごく苦しんでいます。

そして、これから実際に課題の研究テーマに対して

インタビューを行います。

 

僕たちが選んだブランドの目指すべき姿

そして、実際に僕たちがそのブランドで行動したジャーニーをもって

インタビューに望んで見えてくるものから

カスタマージャーニーマップを作り

ブランドとしての課題に対する施策を考える。

 

そんなインタビューにフォーカスした書籍

マーケティング・インタビューを読みました。

人はそう簡単に真実を語ってくれないとう話。

だから簡単に聞こうとしてはいけない。

だけで、聞かないとわからない。

このあたりを獲得できるとブランドをかなり理解できると思う。

しばらく、これに集中しようと思ってます。

また成果は後日談として。

 

そして、そんな授業が終わり無事卒業して3ヶ月。

今自社のブランド宣言つくってます。

あの時は本当に出口が見えずに本当に苦しかった。

でも、出たらわかる、あの時の意味が。

なんでも、苦しい方を選んだ方が後から得した気分になるもんだ。

 

今は期末で14期の計画づくりで追われているけど

こんなに、経営のこと考えるのが楽しくなるなんて

知れば知るほどに旨味を増してくるという感じだろうか。

もっと早くに出会ってればよかったと思うけど

このタイミングだからいいんだろうな。

人生は本当に不思議に良いタイミングで何かが起こるように思う。

 

ずっと挑戦できる男でいたい。

そんな挑戦する姿で、人に良い影響を与えられる人になりたいと思う。

まだまだやるべきことは山積み。

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人のことを理解する上で重要なこと

そんなふうに見てるんだ

 

“「こころ」というものなどない、という考え方もある。

そういう考え方があってもいいとは思うけれど、

「こころ」というものはある、としておかないと、

なんにも見えなくなってしまうんだよ。

だって、ほとんどの人間が「こころ」で動いているからさ。

「こころってものが、あるんだ」と、

まずそこだけは共通の理解にしたい。”

 

とある授業で教えてもらったんだけど

今までそんなこと、考えたこともなかった。

でもこの「こころ」について研究することの意味はすごく理解させてもらった。

そんな授業があって、この本を読んだせいかもしれないけれど

どんな感情の変化が起きているか

どんな「こころ」の動きが起きているか

最近はそんなこころの動きを知ることに苦悩しがちだけど。

それこそがたいせつなことだと、いまは思う。

 

ほぼ日刊イトイ新聞で有名なのか、糸井さんが有名でほぼ日刊イトイ新聞が有名なのか

それは、正直どっちでもいいけど、そんな糸井さんを尊敬している

講師から教えてもらった心の大切さとイトイさんのこと。

どうしても読みたくなって、読んでみて思った。

なんていうか、見方とか見え方とかいくらでもあるから

だから、ただ見てるだけじゃおもろくないんやなって。

ちゃんと、しっかり、ていねいに、自分なりに見ないといけない。

 

またおもろいもんに出会えた、人生を味わう大きな変化になると思う。

いや変化を味わおう。

 

まだまだだけど、こんなふうに人生楽しめるのって

めちゃくちゃ素晴らしいし、おもろい。

 

人生は人それぞれだから、これが正解とかはないからこそ

自分のなかを覗くということが大切なんだと思う。

それが人を知るはじめの一歩になる。

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マーケティング、ブランディング学び直しの3ヶ月(続編)

カスタマージャーニーとブランディング


年末に注文していた本が届いた ※年始に書いたブログです。

前回のブログでも書いたカスタマージャーとブランディングを教わっている講師

鹿毛講師の書籍「心が分かるとモノが売れる

インパクトのある講義内容に加え頭から離れない予習。

そんな状況の中で届いたもんだから、速攻で読み切った。

 

講義で話されていたエピソードももちろん随所で登場するけど

マーケティングがいかに変化してきたからこそ

このような講義スタイルをとられているかという事がわかった気がする。

 

人間について知るという事が一番大事なんだと

なんども、なんども、伝えられながら

今までの自分の生き方や考え方について猛省するとともに

これからすぐに切り替えて生きて行こうと決意した。

 

昔のように情報や物の種類も少ないときには

いわゆるマーケティング論としてのSTP4Pといったフレームワークも通用する。

もちろんマーケティングで抑えるべき点はMECEになっているので

決して利用するべきではないという記載もあったが

では、何がかわったか、その解としてSTPの限界について触れられている。

 

“既存の体系化されたマーケティング理論が得意とするのは、

あくまでも本人が気づいている「感情」や「意識」です。

人間の行動の95%は無意識によって支配されているというのが定説ですが、

自分でも気づかない心は、本人にも説明できません。

マーケティングのフレームワークは常に、この潜在的な心の課題を突きつけられています。”

 

この一文からもわかるように、人がものを購入する時のことについて

ほとんど無意識で購入するという事が記載されている。

昨日のお昼ご飯や、先週に買った服などの理由を覚えているか。

でも、この無意識に購入している部分を知るということが

人を知るという事であり、マーケティングで最も大切な事だと理解した。

 

しかし、この根っこの心の部分を知るというのが本当に難しい。

“人は驚くほど、論理的な行動をとっていません。

人間の思考や行動は5%の顕在意識と95%の潜在意識で成り立ってます。

そのため、お客様本人も気づいていない心のツボ=インサイトを探り当て、

クリエイティブを通じてアプローチすると、すさまじい効果を発揮することがあります。”

まあ、簡単なことであれば、世の中はヒット商品だらけになっているし

おっしゃっていることは凄く腑に落ちることばかりだった。

 

さらに本書でも講義でも続く

“自分のインサイトもわからないのに、他者のインサイトを理解するというのはとうてい無理な話。”

結局自分の行動に対しても、もっと知るという事が重要であり

自分の本当の根っこの部分の、なんでそれ買ったのかみたいなところの

無意識の意味を探るようなことをトレーニングしないといけない。

そう考えると今まで本当にしょうもない買い物をしてきた気がする。

まあ、これから切り替えれば全然いいし、やるしかない。

 

最後に響いた言葉

‘心のツボを掘り当てるには、一人の客としての自分の行動や感情、意識に目を向け、

克明に再現すること、これらを生み出す自分の心理を深く理解することが欠かせない。

一流のマーケターになる前に必要なのは、一流の消費者になること。”

本当にそうだと思う。

 

3ヶ月後どうなっているだろうか。

本気でワクワクするし、ドキドキもする。

この歳でこの感情を取り戻せたことにすら

すごさを感じて仕方がない。

 

※ここからは今日書いてます。

とまあ、あれから半年ほどが過ぎようとしていることに唖然とするけど

未だ良い消費者には到底なれていないし、なんなら少し意識も薄らいでいる気がする。

本当にこれで終わってよいのか?

なんのためにあんな努力したのか?

今一度、あの頃のことを脳みそに焼き付けないといけない。

 

頭フルに使い倒すために糖分を補給するために

ガンガン頭に汗かいて

31アイスクリームを毎日食べないといけない。

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マーケティングとブランディングを学ぶ

カスタマージャーニーとブランディング

一応本科生としてラストの授業がはじまった。

※下記内容は2024年1月に書いています。

 

最後は色々考えてマーケティングを学ぼうと思い

CJB(カスタマージャーニーとブランディング)という科目を受講することに

もの凄く人気な講師の先生の科目を取ることができて

DAY1を受けたけど、本当にやばかった。

 

思いを馳せることを書き出すと長くなるからやめておくけど

ブランドに対する考え方、企業のブランディングへの取り組み

3ヶ月やり切れたらガラッと変わっている事は間違いないと思う。

3ヶ月やり切れたら、、、

それくらい、タフな授業だってことはわかってたしやるしかない。

 

そんな講師が紹介してくれた本がこれ

嵐に学ぶマーケティング

とりあえず、全部に目を通すという気概で速攻ポチった。

 

DAY1では定義について学び、まずはまさかの暗記。

カスタマージャーニーを学ぶ目的とは?

STPの限界とは?

ブランディングとは?

ケラーの図とは?

ブランドが目指す姿を何で評価するか?

タッチポイントとは?

ブランドターゲットとは?

戦略的ターゲットとは?

一言一句、全員が言えるように。

この歳で暗記はきつかった。

 

そして、なぜここに学びにきたのかという

自分の本当に本当の表面じゃないダークサイドの意味を考えることについて

いかに人を知るということが大切か

一から十を知るということが大切か

そのために自分を知ることが大切か

考えながらこっからの3ヶ月は本当に必死で食らいついて行こうと思った。

 

そして、この本を読んで感じたこと

嵐は凄かった。

上に定義されている事の全てを未だ理解しているわけではないけれど

ほぼ、これを体現したグループだった。

国民的なアイドルでありながら、マーケターとしての力があるのは魅力的。

マーケティングとブランディングをまじで獲得したいと思った。

 

ただ、これだけ読んでも多分あかんとも思う。

まずは上に書いた定義について覚えるところからはじめる。

3ヶ月後まじで楽しみでもあり、不安でもある。

やるしかない。

 

※ここから今日書いてます。

 

そんな3ヶ月の学びは長いようで短いものだったけど

本気でやりきれたと本当に思う。

メンバーにも恵まれていたのは感謝しかない。

でも時には大人気ないことも言ってしまってた。

 

そんなメンバーと本科生最後の学びをやりきれたこと

自信にもつながるし、実務でも活かせると本気で思う。

もし思うところがある人がいたなら、ぜひ受講してほしい。

ただ、相当な負担は覚悟しないといけないけど。

でもそれだけの負担をかけないと得られないんだと思う。

 

授業は終わったけど、終わらせたらいけない。

ここから学びを本当に活かせないと意味がない。

なんのために時間を使って学びに費やしたか

今は自分のこころとしっかり向き合えてると思うし

モノの見方もずいぶんと変わったと思う。

 

あと、しんどいことに貪欲にならないといけないなあって久しぶりに思った。

大変なこと、辛いこと、苦しいこと、そんな苦悩することにこそ

自分を知るということができる。

そして、自分のこころを知らないと、人のこころなんて読めない。

人の大変なことや、辛いことや、苦しいことや、痛みを感じれない人は

きっと、何も生み出すことなんてできないし、何も獲得できないと思う。

人のこころがわかる人になって。

良い仕事を通じて社会とか人に良い影響を与えられる人になりたいと思う。

 

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リーダーシップとは何か?

目指すべき組織とリーダーとしての心構え。

 

2024年がはじまり、この本から読もうと手に取ったのが

この「サーバントリーダーシップ」だった。

2021年の4月から通い始めたグロービス経営大学院も

残すところあと3ヶ月で一旦修了する。(5ヶ月前に書いてます。)

 

様々な経営に関する学びを一通り学んだからこそ

リーダーシップとは何か?といった問いが生まれ

この本にたどり着いたと思っている。

 

リーダーにも様々な種類のリーダーがある。

俺について来いと先頭を走るタイプや

指示をしながら後ろで指揮をとるタイプ。

でもどちらも何か違うと感じていた。

 

そんな中で、サーバントリーダーシップといった

奉仕するリーダーについて書かれた本を読み

まだまだ理解しきれていないけれど、多くの共感を感じた一冊だった。

 

“他者への思いやりや、能力の高い者と低い者が奉仕し合うことこそ、

良い社会を築く確固とした礎である。”

 

“信念と批判との間にある健全な緊張感の必要性。

それは高い成果を上げる組織を作るための活力として必要なものである。

運営幹部とスタッフにはほとんどの場合、信じる事が必要とされる。”

 

“人は誰しも完璧ではない。すべてを任されるべき人はいないのだ。

完璧さというものは、対等なメンバーとして

関わる人々と能力を補い合うことによってのみ見いだされる。”

 

奉仕し合える関係を築くこと。

それを率先して実行するのがリーダーシップではないかと思う。

 

“仕事のために人間が存在し、また、人間のために仕事が存在する。

違う言い方をすれば、企業は製品やサービスを顧客に供給するために存在し、

また、意義のある仕事を人に与えるために存在するのだ。

つまり、企業は奉仕する組織になる。

サービスを提供する者と受ける者の双方に奉仕する組織になるのである。”

 

そして、仕事こそがリーダーシップとしての営みの象徴であり

人が生きていく上で大切にしなければいけないものが詰まっていると感じている。

仕事を通じて助け合いながら共に導き合えるような関係。

そのはじまりこそが、奉仕からはじまるように感じる。

 

“初めのうち、新しい企業倫理では、

社員と顧客への奉仕の割合が同等かもしれない。

だが、経済が発達して生産性が高まるにつれ、

消費者の意識も向上し、より少ないもので満足するようになる”

 

“すると、消費者よりも社員に対する奉仕が勝るようになり、

製品やサービスを生み出すこと以上に、

働く喜びこそが、仕事をする意義となるだろう。”

 

働くことこそが喜び。

まさに僕が思い描く働くが楽しいと感じる世界を広げるといった

僕自身の志に通じる。

 

“さまざまなスタイルを持つ有能な人材がのびのびと活躍できるためには、

多様な環境を生み出す必要があるからだ。

企業のリーダーと経営陣がこうした一連の動きの背景を提示すれば、

社員ひとりひとりが目的をはっきりと見据えることができる。

それによって、社員は必要なときに適切なサポートを得られ、

個性を失わずに、より大きな目的を果たすための一員として

自分も働いていることを実感する。”

 

この本書に書かれた一文こそが、僕が成し遂げたいことを言語化している。

そのために、まず僕自身が獲得すべきものとは?

 

“聞くというのは姿勢、他人が話すことや伝えようとしていることに対する姿勢のことです。

まずは心から関心を寄せる。すると注意深く耳を傾けることになり、

それによって深い理解につながっていく。そうやって知識を得るのです。”

 

人の話を聞くと言うこと

 

“真のリーダーシップとは

極めて個人的なことでありながら

本質的には集団的なものなのだ。”

 

組織のなかで、仲間の声を傾聴しながら

いかに組織を導くかを考え尽くす。

 

そしてそんな考え尽くしたこと

それを実現する為に3年学んだことが活かされる。

結局最後は人だと卒業前に改めて思う。(5ヶ月前の書いていて卒業済みです)

 

改めて過去に書きためていたものを読み

自分が人とどのように関わるべきかということを改めて考える機会になった。

人は人としか成長できない。

そのために、奉仕の精神を持って関わる気概を持ち続けないといけない。

もっと、相手のことを知ろうとしなければいけないし

そのために、自分のことも知ろうとしなければいけない。

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起業家はどこで選択を誤るのか

誰とやるかと何をやろうとしているかが重要

 

MBAも残すところあと3ヶ月となった。

やっぱり応用展開科目は創造系をとろうと

ベンチャーマネジメントやベンチャー戦略プランニングといった

スタートアップのケースをじっくりと学ばせてもらった。

 

なぜ創造系なのかというと、今の事業の立ち上げと

いわゆるスタートアップの立ち上げの差について学びたかったから。

この差については本当に学びが多かった。

 

ベンチャーマネジメントでは自社がスタートアップではなく

スモールビジネスを展開しているという現状に気づき。

ベンチャー戦略プランニングでは、

スモールビジネスとスタートアップでは起業の考え方が

まるで違うことを知る事ができた。

 

そして、この本では、何を大切に起業という

ビジネスを立ち上げる上での難所に対する

判断軸をいかにもつかという点が示唆されていた。

 

その他の授業ともリンクしながら

僕自身が何を大切に会社経営を行なっているかに気づけたから

この本はめちゃくちゃ大切な気づきを得る本となった。

 

起業はひとりでやるべきか?それとも誰かとやるべきか?

そして事業規模が拡大するなかで、どのような人を雇うべきか?

また必要な資金に対しては、どのような資金調達を選ぶべきか。

その答えはひとつではなく、それぞれの想いに繋がっている。

 

だからこそ、なぜ起業するのかという本質が

いかに重要かという事が、今だからわかるし

今だから上記の問いにも答えられる。

 

ただ、今後の展開次第では、

判断軸や打手のオプションは変わる可能性もあると思う。

きっと、今後環境の変化で僕自身の価値観も変化する。

その時に今までの体験だけで判断するべきか。

または、これからの体験が変化を促すか。

どちらにしても、そこから全て繋げないといけない。

 

とまあ、3ヶ月前にこんな文章を書いていたんだけど

MBAも終わって、ゆっくりしようとは全く思わずに

学びを止めないためにも、継続して大学院には通うことを決意して

昨日も仕事から帰って授業というルーティン。

 

ちなみに、今この誰とやるかって話のところを読みながら

やっぱり、自社からもっともっと発信しないといけないということを感じてる。

コトスタイルでこんなことやろうと思ってる!そんな想いを打ち出さないと。

それを一緒にやりたいって人はなかなかキャッチアップできないし

そういう仲間が集まりにくくなっていたことも反省している。

 

でも、なんだかんだで、理念やビジョンやビジネスモデルやビジネスの想いには

一人一人と話すと共感してくれているようだし、もっと対話の数を増やして

やっぱり今のメンバーに想いを伝えるということをしたいと思う。

もちろん一人ひとりの人生だから、ずっとここに居てほしいとも思わないし

ここに居たから次に挑戦できるような場所にもしたい。

でも一方でやっぱり、ここでも挑戦できる場を作るということも大切だと思ってる。

 

このところ急にいろんな事が動き出してきたので

しっかりとその波に飲まれるんじゃなくて、

どこに向かって進んでいるのか明確にしながら

そんな船に乗っかりたいなって思える仲間が増えるように

今の仲間ともっと高いところ目指していこうと改めて思う。

 

でも、やっぱり何をやるにしても人なんだと。

改めてそう思う。

 

参考図書:起業家はどこで選択を誤るのか

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