コトスタイルで施工なさったお客様の
お店に伺い、お話しを聞いてきました。
京都ビジネスのメインストリート、烏丸(からすま)通。
特に、四条から五条にかけては、オフィスビルが立ち並び、
多忙なビジネスマンが行き交うエリアです。
そんなビジネス街にほど近い場所にある、鉄板バル スパークルは…
オーナーさんこだわりのインテリアで
「いらっしゃったお客様が、元気になる」空間なのだそう。
女子会にも最適な、オシャレな空間に仕上がったお店の中で、
オーナーの小谷さまが、施工中に感激なさった
「あるコト」について、詳しく伺ってきました。
インタビューにご協力いただいたのは
鉄板バル スパークル オーナー 小谷 宣弘様
インタビュアー:
(お店の壁面いっぱいに描かれた美しい模様を見て)
白い壁に映える、オシャレな内装ですよね!
それに…見ているだけで伸びやかというか、元気になってきます。
オーナー様:
いいでしょう!この仕上がりには大満足していますよ!!
インタビュアー:
前のお店も、落ち着いた中に活気あふれる
素晴らしい空間でしたが…今回、リニューアルを
決意なさったのはなぜでしょう?
オーナー様:
もっと気軽に立ち寄っていただける雰囲気にしたかったのと、
ワインをいろいろ並べたかったのと…
それから女性のお客様に喜んでいただけるインテリアにしたくて。
ウチのあたりは、やっぱりオフィス街に近いのもあって、
会社帰り、仕事後に立ち寄られるお客様が多いからね。
そんな、毎日がんばっている方が、ウチに来て
「あ、美味しいものを食べて、なんだか元気になった!
明日からまたがんばろう!!」って、そんなお店を目指してるんですよ。
インタビュアー:
ということは…オーナー様の想像した仕上がり、になりました?
オーナー様:うん、当初描いていたイメージどおりで、大満足!
あ、でもね…自分のお店が「イメージ通りに仕上がる」ことよりも
「もっとたいへん」なコトがあるって、知ってます?
インタビュアー:
え、どういうコトなんでしょう?
オーナー様:
ボク、これで、お店の工事が、実は3度目になるんだけど…
「お店に対する自分の想いやイメージ」を、
デザイナーさんに伝えるのって、比較的「折り合い」がつけやすいんだよね。
だって何と言っても、向こうはプロだから。
店舗施工にあたり、それこそ経験を積み重ねているだけあって、
ボクたちオーナー側の「デザイン面の意向」に沿ってくれること
自体はお手の物なんだよ。
でも、それより大変なのが「工事」なんだよね〜。
特に、図面・イラストが、実際に形になっていく過程では、
突発的に様々なことが起こるからね。
設置するはずだった場所にコンセントがつけられないとか、
予定していたのと「違う色」になっちゃったとか、
細かいところで毎日毎日、いろんなコトが起こる。
それをね、いままで(他社)の工事現場では…
「コチラに尋ねてこないで、そのまま」にされていたんだね。
コンセントひとつ、什器の設置場所が数センチ変わったところで、
何が違うの?って言われるかもしれないけれど、
お店の工事は「そんな、小さな細部の積み重ね」の上に成り立っているから…
出来上がってみたら「あれ?」って言う事が、けっこう多かったりするんだ。
インタビュアー:
そうなんですね。
オーナー様:
それをね、コトスタイルさんは、ココまで聞いてくれるの?って
こっちが感激するほど、毎回聞いてくれた。
「ココ、こうなりますが、それでよろしいでしょうか?」って。
(壁に設置してある液晶モニターを指して)
この位置にしても「もうちょっと右?いや左?あと数ミリ移動する?」って、
ほんとに細かな調整をしてくれて。
そのたび、コトスタイルさんが職人さんに、
ボクの意向を伝えるんだから…大変だったと思うけど、
おかげで一番いい位置におさまった。
コトスタイルさんにも、現場の職人さんにも、
感謝のキモチでいっぱいだよ!
インタビュアー:
なるほど!それで…オーナー様は、なんでも
「リニューアル記念のレセプション」で、
思い切ったことをなさったそうですが…。
オーナー様:
ああ、もしかして職人さん全員をレセプションに招待したことを言ってるの?
だって…施工中、ほんとうに職人さんたちの「ココロ」を感じたんだよ。
床、水道屋さん、クロス屋さん、どの職人さんたちの働きぶりからも、
心底「自分の仕事が好き」って思いが伝わってきて…
「感動する工事」って、こういうコトかって分かったし。
これまでの経験で「ごまかしのない仕事」をしてもらうのが、
どれだけ大変か、わかっているからね。
また次回も同じ施工・デザイン会社さんでお願いしよう、と思ったのは、
コトスタイルさんが初めてだね!
あ、そういえば感動したことがもうひとつあって…
カウンターのところの大きな天板が反ってきたのを
「全取り替え」してくれたんだ。
天板は天然木を使用したから、どうしても「反り」が出てくるのは仕方ない、
ちょっと様子を見て…と思っていたら…社長の穴澤さんが
「全部交換しましょう!」って取り替えてくれた。
あんな思い切ったこと、なかなかできないよ。
悪知恵(?)を働かす施工業者さんなら、
もしかしたら「時が過ぎるのを待つ」かもしれない、
でも、コトスタイルさんは「常に仕事をきっちり」という姿勢。頭が下がるね!
インタビューを終えて
「サイコーに絶好調」が口グセの、オーナーさま。
施工中は、毎日現場に通い、職人さんたちの仕事ぶりを
見るのが楽しくて仕方なかったそうです。
オーナー様、デザイン施工、職人さんと、
それぞれの想いがひとつになって作り上げられた空間で、
来られるお客様が「元気に」なる様子を想像して、
インタビューしながら私も幸せになりました。
鉄板バル スパークルさま、お忙しいなか、
お話しをお聞かせいただき、ありがとうございました!