飲食店 お料理とお酒 ふくら様①


2019 年5月15日、荒神口の交差点から南へ下がった場所にオープンした「お料理とお酒 ふくら」。お店のある荒神口界隈は、以前から長く続いているお店も多く、最近はまた新たな人気店も点在するなど、静かなにぎわいを見せるエリアです。

 

今回は、3年以上前からお店を持つために準備をしていた店主の村田さんと奥様の雅恵さんにお話を伺いました。開店前にしておいた方がいいことや、実際にオープンして感じたことなど、これから独立してお店を持とうと考えている方にとって参考になるお話がたくさん聞けました!

 

前編・後編の2回に分けてご紹介します。

——————

開業準備に費やした3年間

精神的に厳しい期間を経て念願のオープン!

 

——村田さんが料理人を目指したきっかけは何ですか。

 

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村田さん:
実家が料理旅館をしていましたので、跡を継ぐため大学卒業後は料理人の道へと進みました。割烹や鮨、居酒屋など、いろいろなジャンルのお店で働きましたが、基本的には和食の経験を積んできました。

 

ですが、20年ほど前に実家のお店はなくなってしまったため、跡を継ぐことは叶わず…。以来、いつかは自分のお店を持ちたいと思い、こつこつと開店準備をしてきました。

 

——そうだったのですね。具体的にお店を持とうと動き出したのはいつくらいからでしょうか。

 

村田さん:
3年くらい前でしょうか。勤めていたお店が突然閉店してしまい、そこから実際に自分のお店を持とうと物件探しを始めました。いろいろな不動産業者や仲介業者の方に物件を紹介してもらう中で、コトスタイルさんともご縁があり、今回、店舗のリノベーションもお願いすることになりました。

 

実は、リノベーションは以前からお世話になっている工務店があったので、当初はそちらにお願いすることにしていたんです。その工務店には希望を伝え最初の見積もりを出してもらい、「ではお願いします」となったのですが、いざ工事をするとなったときに再度計算をしたものを出してもらったら、当初の見積もりから300万円ほどオーバーしていることが分かりました。

 

こちらも、潤沢に予算があるはずもなく、慌ててお断りして、コトスタイルさんに改めてお願いしたという経緯があります。

 

——なんと!見積もりに数百万のズレ。それはビックリしますね!

 

村田さん:ええ、そうなんです(笑)コトスタイルの池田さんには、事前に「工務店を決められていても、一応相見積もりは取った方がいいですよ」とアドバイスをもらっていたのですが。あとから思うに、あのアドバイスをきちんと聞いておけばよかったなと…(笑)

 

そんな風に、開業するに当たって、何をどうしたらいいのか分からないことだらけだったので、妻は商工会議所主催の創業塾にも参加していました。

 

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雅恵さん:

参加した創業塾では、資金繰りをどうしたらいいのか、実際に金融公庫さんだけではなく、銀行にはどんな借り方ができるのか、そのあたりを詳しく聞くことができたのが良かったです。資金のことはすごく重要なのに、知り合いには、なかなか突っ込んで聞けなかったりするので…。また、中小企業診断士の方とも知り合うことができました。その方にはうちの事情を全てお伝えして、とても親身に相談にのっていただきました。

 

塾では、そうした専門家とつながるきっかけもあり、とてもありがたかったですね。結局、一度だけでは飽き足らず、2回も参加させてもらいました(笑)分からないことをどんどん聞ける場があることは、とてもよかったです。

 

——そうした学びの場があることは助かりますね。やはり、自分のお店を持つにあたり一番気になるのは「資金繰りについて」なのですね。

 

村田さん:

そうですね。開店準備やその後、店を軌道に乗せる期間まで含めると、開店資金として1000万円前後は必要になってくるのではないでしょうか。

 

資金を貯めるため仕事もいくつか掛け持ちして…ということを数年間続けていたのですが、その期間はけっこうしんどかったです。仕事は、大阪までステーキを焼きに行ったり、夜中の工場でインスタントラーメンを作ったり、いろいろしていました。この年になってアルバイトをして仕事先では自分より若い子に怒られたりして…肉体的にというよりは、精神的にきつかったですね(笑)妻と2人で同じ目標に向かって動いていたからこそ、あの苦しい期間を乗り越えられたのかなぁと思っています。

 

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雅恵さん:

物件の内覧は、「いついつ見に来てください」と急に日が決まったりしますし、いい物件は早い者勝ちなので、すぐ動けるようにしておく必要があります。ですが、資金を貯めるため朝、昼、夜と働きづめだと、物件をすぐ見に行くこともなかなか難しい。私たちの場合、2人働き手がいたので、基本的には夫がすぐに動けるようにしておいて、物件が出たらすぐに見に行ってもらっていました。

 

自分のお店を持つことは、お店をオープンさせることがゴールではなく、お店をオープンしてからが本当のスタートです。でも開店までにした苦労を思うと、「オープンすることがゴール」になってしまう人の気持ちも分かるような気がしますね、本当に大変だったので(笑)

 

今回のことで、銀行から融資を受けられるように、日ごろから支払いだけは滞らないようにしておいた方がいいということをしっかり学びました(笑)融資をうける際には、携帯電話や公共料金の支払いについてもチェックされるようなので、これからお店を持ちたいと考えている人は、注意した方がいいということを伝えたいです。

 

——資金繰り…そんなに大変なのですね…!自分のお店を持つということは、相当な覚悟でされているのだなということが伝わってきます。

さて、次回は店舗リノベーションについて、そしてオーブン3ヶ月経った現状についても伺います!


>>続きはこちら②

 

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