店舗オーナー必見!予実差異分析を用いた効果的な経営の為の財務戦略について

予実差異分析について

今日は、予実差異分析について書きます。

今年から予実差異分析をはじめてみました。

7月から9月まで4半期を経てやってみた感想と共に

是非、コラムを購読くださっている個店オーナーの皆さんにも

実践してほしいと思います。

 

まず、予実差異分析とはなにかということですが

これは、言葉のとおり予測と実績の差を分析するものです。

そのためにも当然ですが予測をたてる必要があります。

これが予測財務と言われるものです。

基本的には損益計算書の予測を作成する事になります。

 

創業の人にとっては、実績がないところから

作るのですが、事業計画の作成でも必須なので

いろいろな支援機関に行けば作成の手伝いもしてくれます。

すでにオープンされている場合は

過去の実績から予測をたてるので、比較的やりやすいと思います。

 

ここまでの予測財務をつくる人は多いと思いますが

この予実差異分析は実績との差を見て何を考えるかがポイントです。

売上に関しては、例えば客数と客単価に分解することで

客数を増やす打ち手を検討すべきか、もしくは客単価を上げる工夫を行うべきか

分析に基づいて論理的な打ち手を検討する事ができます。

 

また費用についても、光熱費やアルバイトの人件費等

一月のインパクトは小さくても12ヶ月で考えると大きな費用になります。

早い段階でちょっとした差異を分析する重要性を気づいていただけると思います。

 

僕たちも株式会社グッドランプで運営する

枯らし熟成焼肉つついについて今年からはじめてみましたが

なんとなく、客単価が問題かと思っていたけど

意外と客数が問題だったことだったり。

感覚と実際の数字で検証することで納得度も変わることで

問題に対する全員の意識を揃える事ができたのも良かったと思います。

 

費用面については、差異分析を行いことで

通年の結果もぼんやりと見えてくるので

費用対策を早い段階で講じることもできますし

コスト削減の意識も高まりました。

 

予測と実績を比較するだけのことかと思われるかもしれませんが

このような、分析をしっかりとこなすか否かで

長期的な経営の結果が変わってきます。

是非、まだ行われていない方は一度試してみてください。

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