東は加茂川、西は今宮神社へと通じる今宮通、
その今宮通りから、堀川を少し上がったところにある、
Craque hair creationさんは、堀川通りの
街路樹と調和した、オシャレで落ち着いた外観の美容室です。
今回は…おじいさま、お父さま、お母さまから
3代続く「美容師一家」に育ったという、オーナーの
岡本さんにお話を伺いました。
インタビュアー:
お店を開業するにあたって、こだわっておられたのは
「ひとつだけ」だったとのことですが…
オーナー様:
「はい、インテリアや、内装など、
確かに色々と考えはあったのですが、
最も大きな希望が『店舗の内部は正方形に近い』ことでした。」
インタビュアー:
京都ではうなぎの寝床というか、
間口が狭くて、奥行きのある物件が多いですものね。
オーナー様:
「ええ、とにかく『正方形に近い長方形』のお店にしたい、
ということはずっとイメージしていました。
お店の間口が広く、店舗の内部がゆったりしていると、
ボクたち美容師も、余裕をもって、動くことができるんですよね。
『動線がいい』とでも言うんでしょうか。
ボクたちが、ゆとりをもって動いていれば、
それがお客様にも伝わって、
ゆっくりとくつろいでいただける、そう思っていたんです」
インタビュアー:
岡本さんがおっしゃるように、Craque hair creationは、
堀川通に面した間口がゆったりと広めで、内部はほぼ正方形。
シャンプー用スペースの床が、一段高くなっている所も、
空間のアクセントになっています。
オーナー様:
「これは、シャンプー台の配管の関係で、
一段上がったんですが、コトスタイルさんが、
いい感じに仕上げて下さいました。
僕が当初イメージしていた以上です。
コトスタイルさんの良さは、何と言っても
「話しやすさ、担当者さんの人柄」に尽きますね!
なぜかと言うと、コトスタイルさんで
「では、お願いします」と依頼物件を探し初めてから、
ほぼ施工に関してストレスがなかったんです。
インタビュアー:
これから開業したい、施工会社を選びたい、
という方へのアドバイスをお願いします。
オーナー様:
ずばり「担当者さんとの話しやすさ、言いやすさ」です。
施工会社やデザイン会社さんには、
それぞれ会社によって、特色がありますよね。
規模の大きいところや、ブランド力のあるところ、
デザイン面で優れた所など。
何を選ぶかは、その人次第だと思うのですが、
僕が施工会社さんに求めたこと、
結果、コトスタイルさんに決めた最も大きな理由は「人柄」なんです。
担当者さんとの相性というか「しゃべりやすそう」
「僕と話してくれそう」という基準で選んだんです。
これは、美容師の仕事をする中で、
自分が感じてきたことでもあるのですが、
ヘアスタイルを変えたい、髪を切りたいという
お客様と「どれだけお話を引き出して、
その人らしいスタイルに仕上げるか」が、最も重要なんですよ。
美容師のセンスや力量だけで、
お客様に流行のスタイルを押し付けるような
ことがあってはならないし、
「技術持ってますよ、すごいですよ」
という美容師は…ちょっと…て。
どんなに美容師としての技術があったとしても、
お客様の「考えや意図」を汲み取れなければ、
いい美容師ではない、そう思っているんです。
だから、今回、開業に際して、
自分が「お客様の立場」になってみたとき、
必然的に「話しやすいこちらの思っていることを
汲み取ってくれる」施工会社さん
にしようと決めていましたから。
だから、コトスタイルさんにお願いして、
ほんとうによかったです。
インタビュアー:
とにかく、頻繁に打ち合せをなさった結果、
面白いことがあったとうかがいましたが…
オーナー様:
「はい、週に2〜3回は話していましたね。
打ち合せに使っていた北大路のスタバの店員さんと、
顔なじみになって。最後のほうは
『あ、今日もなんですね』って声かけられていましたから(笑)。
これほど綿密に打ち合せたからこそ、
満足のいく出来上がりになったと思っています」
インタビューを終え、ドアの所まで見送ってくださった
オーナーの岡本さん。クールで落ち着いたお店の雰囲気と、
岡本さんの佇まいが調和してほんとうに素敵です。
「こんな美容室で髪をきれいにしてもらえたら…
ほんとうにいい気分になるだろうなあ」と
堀川通りの街路樹の紅葉を見上げながら感じたひとときでした。
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