クリニック 脳神経内科・内科こしばクリニック様①

 

 

地下鉄丸太町駅から徒歩2分の場所にあるビルの3階に、脳神経外科・内科の「こしばクリニック」がオープンしました。

 

院長の小芝泰さんは、神経内科の専門医として大学の附属病院や市立病院などで15年以上のキャリアを積み、開業を果たしました。開業までのいきさつや、コトスタイルに依頼したきっかけ、リフォームのこだわりなどをたっぷりとお聞きしました。

 

前編・後編の2回に分けてお届けします!

 

 

センスの良さに惹かれて
コトスタイルにお願いしました

 

——はじめに、クリニック開院までどのようなキャリアを積んでこられたのか、教えていただけますか。

 

小芝さん:

もともとは大学の法学部で学んでいたのですが、学生時代に自己免疫疾患を発症して大学病院に入院したときに、同年代の研修医にお世話になってありがたいと感じ、医者という職業がいいなと思って自分でも志すようになりました。医師になってからは、脳神経内科医として京都大学医学部附属病院、京都市立病院などで約15年勤務してきました。

 

——開業しようと考えたのは、何かきっかけがあったのでしょうか。

 

小芝さん:

二つありますね。一つは、もともと外来診療が好きで、私の能力を一番発揮できる場だと思っていたんです。しかし病院勤務では自分だけ外来診療ばかりやるというわけにはいかなくて。さらに、数年前から新型コロナ禍で診療もずいぶん窮屈になりました。それなら開業して自分で感染管理もしながら外来診療を心ゆくまでやりたいと。二つ目は、新町学区の共同学童保育で2年前に代表を務めたことです。組織の代表を務めることで組織運営について私にできること・できないことがわかってきたこと、地域の人たちの「かかりつけ医」として役に立ちたいという思いが強くなったことで開業への気持ちが強くなりました。

 

 

脳神経内科とは、脳卒中やてんかん、頭痛、認知症、パーキンソン病などの神経難病を扱う診療項目です。これらの病名を聞くと、MRIなどの大がかりな検査や外科手術を連想する方も多いと思いますが、実際そのような検査や治療が必要となるケースは多くはありません。熟練した専門医の診察で足りることが多数を占めます。患者さんはたくさんいらっしゃる分野ですが、気軽に相談できる開業医はまだまだ少ない。気軽に受診できる入り口をつくりたいと考えました。検査や治療が必要と判断した場合には直ちに紹介します。病診連携・診診連携には入念に配慮し、気軽に紹介しあえるようなルートを作りました。

 

——たしかに、気になる症状はあっても「大きな病院で検査しなきゃ」と思うとハードルが高くなる気がします。相談しやすいクリニックがあるのは嬉しいですね。ここは駅からのアクセスよく便利な場所ですが、物件探しはどのような条件で進めていかれたのでしょうか。

 

小芝さん:

自宅から通えて学童保育の地縁を生かすとの意味で、基本的には新町学区、つまり南北は今出川通から丸太町通、東西は烏丸通から堀川通のあたりで考えていました。この地域なら、仕事帰りの人も立ち寄りやすいということもあります。

 

——コトスタイルに最初にご相談いただいたのも、物件探しのときだと聞いています。

 

小芝さん:

そうなんです。コトスタイルさんのホームぺージに良さそうなオフィスビルの物件が掲載されていて、電話で問合せました。

最終的には、今の物件は相談していたコンサルタントさんの仲介で決めたのですが、コトスタイルさんにはいくつか他の物件も紹介していただきましたし、押しつけがましさが一切なく、さりげない親切さが印象に残りましたね。

 

——ありがとうございます! その後、改めてコトスタイルに内装の施工をご依頼いただきましたが、決め手はなんだったのでしょうか。

 

 

小芝さん:

施工会社を選ぶのは、すごく悩みました。物件を仲介してくれたコンサルタントからも、病院の施工実績が豊富な会社をいくつか紹介してもらっていたんです。

 

——数社の中から、コトスタイルを選んでいただいたのですね。決め手はなんだったのでしょう?

 

小芝さん:

開業は私もはじめてですし、病院の施工に慣れているところに頼りたい気持ちもあったのですが、「いかにも病院」という堅実でありきたりなものなってしまわないかという懸念がありました。コトスタイルさんはスタッフの皆さんが若くセンスも良くて、物件探しのときから、企業としてすごく若くてチャレンジングな印象を持っていました。以前にクリニックの経験もあるようでしたし、悩んだ結果、どうせやるなら、こういう会社と話し合いながら一からつくっていきたい、と考え、コトスタイルさんにお願いすることにしました。

 

——リノベーションはどのように進めていかれたのでしょうか。

 

 

小芝さん:

学童保護者の友人で病院の施工に詳しい建築士さんがいたので、その方にアドバイザーになってもらい、ミーティングには基本同席してもらいました。物件を紹介してくれたコンサルタントや病院の施工経験が豊富な職人さんとも、ミーティングを重ねました。

 

——会社の枠を超えて、理想のクリニックをつくり上げられたのですね!

 

次回は、リフォームについてさらに詳しく伺っていきます。

 

後編はこちら▶

カテゴリー: 店舗開業されたお客様の声   パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。