御酒 京都鴨 居酒屋 たかひとり


 

京都駅のすぐ近く、ヨドバシカメラ南側にあるビル地下1階に

カウンター7席だけの隠れ家のようなお店がオープン。

店主は意外にも、2015年春までサラリーマンをしていたという川嶋隆徳さん。

6月16日のオープン。

「御酒 京都鴨 居酒屋 たかひとり」を開店させた

川嶋さんにお話を伺いました。

 

(2015年8月21日取材)

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インタビュアー:

こぢんまりとした空間が居心地いいですね。

駅からも近く、アクセスしやすい立地も魅力です。

 

川嶋さん:

ありがとうございます。

京都駅の近くにお店を開きたいと思い、

ずっと駅周辺で物件を探していました。

ですが、この辺りには不動産屋さん自体少なく、物件も全然見つからなくて。

東山五条あたりにいい物件があると紹介してもらったんですが

迷った末にお断りすることを決断。

その次の日に、たまたまここの物件に張り紙がしてあるところを見つけて、

ここだー!って即決したんですよ(笑)

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インタビュアー:

すごい偶然ですね。

 

川嶋さん:

ええ。紹介してもらったお店は断ろうと決めた直後に出合えた物件だったので、

本当に良いタイミングでした。

お店の広さも、私一人で切り盛りしたいと思っていたので、

広すぎずちょうどよくて、すぐに心は決まりましたね。

 

インタビュアー:

それもご縁ですね。

川嶋さんはこちらのお店をオープンされるまでは、

何をされていたのですか?

 

川嶋さん:

サラリーマンをしていました。和菓子の販売です。

とはいっても、もともと料理が好きで、

いつかは自分でお店をしたいという思いはあったんです。

そのため経営について学んでおこうと

大学は商学部に在籍していました。

 

インタビュアー:

そうなんですね。

料理はどちらで学ばれたのですか?

 

川嶋さん:

大学4回生のときに料亭で働き始めました。

和食をしたいと思っていたので、料亭のほか割烹でも働かせてもらい、

修業といいますか、勉強させてもらっていたのですが、

身体を壊してしまって、辞めざるを得ませんでした。

その後、夢をあきらめてサラリーマンに。

でも和菓子の販売は、仕事内容としては料理と接客に関わることですし、

諦めきれていなかったんでしょうね(笑)

結局サラリーマンは8年ほどしていました。

 

インタビュアー:

そこからどんなきっかけで、

ご自分のお店を開店しようと思われたのでしょう?

 

川嶋さん:

今34歳ですが、30歳になったときに、

今ならまだやり直しがきく年齢だなって思ったんです。

この歳で挑戦して、もし失敗してもまだやり直せるだろうし、

まだ独身で身軽な部分もある、それなら今やってみよう!と。

それで今から1年くらい前にお金の借り方を聞きに

国民生活金融公庫さんへ行ったんです。

そこで、実際にお店を開くにはどのくらいの費用が必要なのか

知っておいた方がいいですよ、というアドバイスをいただき、

「内装費などを調べてみたら」と、コトスタイルさんを紹介していただきました。

 

インタビュアー:

そうなんですね。

川嶋さんは、コトスタイルさんの「開業セミナー」にも参加されたとか。

 

川嶋さん:

はい。セミナーでのお話は、私の知らないこともたくさんあって、

お店を始める上ですごく勉強になりましたね。

社長さんとお話しする機会もあったのですが、

内装する際は、自社で手掛けられるにも関わらず、

何社か見積もりを取って比べてみた方がいいですよ

というアドバイスもいただきました(笑)

 

インタビュアー:

社長さん、余裕ですね(笑)

実際に、コトスタイルさんに改装を依頼してみて、

いかがでしたか?

 

川嶋さん:

改装にかかった期間は1ヶ月くらいだったのですが

ほぼ毎日相談にのってもらっていましたね。

担当の中井さんに電話をするとすぐに来てくれて話を聞いてくれて、

夜でも来てくださることもありましたね。スミマセン(笑)

なんでも率直に言ってくれるので、信頼できるなという安心感もあって

困ったり迷ったりしたら、すぐに聞いていました(笑)

 

インタビュアー:

内装については、どんなイメージで依頼されたのでしょうか?

 

川嶋さん:

ざっくりとしたイメージはやっぱり和風で。

気軽に飲めて落ち着いた空間にしたいというのはありました。

お店が地下にあるので、壁紙は明るい色にするよりは

隠れ家的な雰囲気にもなる落ち着いたグレーにしては?

という提案もしていただき、なるほどなと思いましたね。

和の雰囲気が感じられる、コテあとがかすかに残ったような質感の壁紙など

一緒にカタログを見ながら決めていきました。

 

インタビュアー:

すっきりとしたカウンター席もいいですね。

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川嶋さん:

ありがとうございます。

カウンター内の手元が見え過ぎないような高さにして化粧板を貼ってもらい、

カウンターは少し落ち着いた印象に、厨房内は明るく清潔感が出るように、

照明もカウンター席の中と外では色が違うんですよ。

 

インタビュアー:

あ、本当ですね! 中はカウンターよりも明るい印象です。

では、厨房の造りについてはいかがですか?

 

川嶋さん:

壁には日本酒のボトルを並べたいと思い、棚を2段つけてもらいました。

予算が限られていて…既製品の棚は高かったので、作ってもらいました。

シンクは以前のモノを活かして、自分で手配するとその分予算を抑えられるので、

自分で注文したりもしましたね。

ちゃっかり中井さんには相談して、アドバイスをもらいながら(笑)

 

あと、厨房はガス管が通ってなくて、IHクッキングヒーターを置いています。

本当は土鍋でご飯を炊きたかったんですが、土鍋は使えないので、

フランス製の鍋ストウブで炊き立てのご飯を提供しています。

 

インタビュアー:

おいしそうですね。

カウンター正面の棚には、日本酒の瓶がずらりと並んでいますが、

常時何種類くらい置いてあるのですか?

 

川嶋さん:

20種類くらいでしょうか。

ここは駅の近くと言うこともあり、観光客の方や外国の方も多いので、

日本酒、とくに京都の地酒に特化して置いています。

ボトルのラベルには作り手さんの思いが込められていますし、

お客様にとってもいろいろなラベルを見ながら、

「面白そう、次はこれを飲んでみたいな」と選ぶのも楽しいですよね。

料理は、宇治で育てている京鴨を使った料理をメインにご用意しています。

 

インタビュアー:

鴨ですか! 高級感のある空間なので、料理も少しお高いのかなと思ったのですが、

メニューを見ると、手頃な価格の料理が多いですね。

 

川嶋さん:

お客様には2回、3回と足を運んでもらえるようなお店にしたいので、

高すぎないよう価格設定は意識しました。

高級感のある雰囲気なのに意外と安いというギャップも、

お客様に喜んでもらえたらいいなと思っています。

 

インタビュアー:

ほかに内装で気に入っているところを教えてください。

 

川嶋さん:

トイレの内装でしょうか。

壁は和紙のような質感で、手洗い器は備前焼にするなど

和風で高級感のある空間に仕上げてもらい、とても気に入っています。

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お店のドアの取っ手には、中井さんが友人に頼んで見つけてきてくれた

流木を使っているんです。

これも予算がなく、中井さんにも協力してもらって取り付けたんですよ(笑)

 

内装については、オープンしてから知人も多く訪ねてきてくれて

印象やアドバイスをいろいろ聞く機会がありました。

自分が良いと思ったことは取り入れて、こだわりのあるところはそのままに、

常に柔軟に対応できればなと思っています。

今は、蛍光灯の色をちょっと変えてみようかなと考えていて、

また中井さんに相談させてもらっています。

オープンするまで、そしてオープンしてからも

相談に乗ってもらえて、本当ありがたいことですね(笑)

 

インタビュアー:

そうですね、オープンしてからも相談できる方がいるというのは心強いですよね!

川嶋さん、本日はお忙しいところ、ありがとうございました!

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インタビュー当日も、中井さんに調光のことや

冷蔵庫のエラーランプのことで相談をされていた川嶋さん。

コトスタイルとお客様…しっかりとした信頼関係を築かれている様子が伺えました。

さらには心地いい空間づくりや料理、お酒のことまで

どうしたらお客さまに楽しんでもらえるのか…

川嶋さんの熱い思いがひしひしと伝わってくるようなインタビューとなりました。

 

川嶋さま、どうもありがとうございました!


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