ビジネスを成功させるための一歩
目次:
- 事業計画書とは何か?
- 事業計画書の必要な内容
- 事業計画書を作成するための組織の紹介
- 開業セミナーへの参加の推奨
- まとめ
1.事業計画書とは何か?
事業計画書とは、自分のやりたいこと、
その社会的需要や将来のビジョンを他人に伝えるための計画書のことです。
融資を利用する場合や、物件を探す際にも必ず必要となるのがこの事業計画書です。
さらに、物件の選考基準にも影響するとても大切なものです。
お金を借りるにも、物件を探すにも、なによりもはじめに
まず取り掛かっておく必要があるのが事業計画書だとお話させてもらっています。
2.事業計画書の必要な内容
事業計画書には、開業者の経歴、開業する業態、事業のコンセプト、ターゲット、
利益の見込み、事業の強みなどが必要となります。
これらの情報をまとめて、自分の思いを具体的に伝えることで、
事業の方向性がぶれないようになります。
また、お店をつくる上で、どんなお店をつくりたいのかということを
あらゆる関係業者に伝えるためにも有効です。
これがないと、どうしてもちぐはぐのお店になってしまう事が懸念されます。
3.事業計画書を作成するための組織の紹介
初めての事業計画書の作成は難しく感じるかもしれません。
正直わたし自身も、創業時にかなり苦労したのを覚えています。
そして、そんな時にお世話になったのが、行政のサポート機関です。
京都市には事業計画書作成のサポートをしてくれる組織が存在します。
例えば、「スタサポ」、「公益財団法人 京都産業21」、「京都商工会議所」などです。
これらの組織は、事業計画書の作成から
創業のスタート段階に必要な知識や情報を提供してくれるので
必ず、一度はお伺いされるのをおすすめしています。
4.開業セミナーへの参加の推奨
また、開業を考えている方にとって、開業セミナーの参加はおすすめです。
同じ時期に開業を志す人同士の交流や情報交換の場であり、
行政からの開業支援情報も得ることができます。
無料で参加できるセミナーも多く存在し、「開業 セミナー」で検索すると
多くのセミナー情報が見つかります。
当社でも以前より開業セミナーを毎月行っていましたが
現在は、コロナ禍から少し状況が戻っているとはいえ
開業を取り巻く環境もずいぶん変わったため、あらたな内容で
セミナーを開催できるように準備していますので、
もし、ご興味があるかたは、もうしばらくお待ち下さいね。
急ぎの方は、個別のご相談もうけていますので、そちらもご利用ください。
5.まとめ
何度も言いますが、開業に際し、最初に取り掛かるべきことは事業計画書の作成です。
決して、物件探しではないということを、頭の片隅においておいてください。
もちろん情報収集のためや、計画書作成のために、物件を探すのはおすすめしますが
計画のないまま、物件を思いつきで契約してしまうことだけは避けてくださいね。
事業計画書は、自分のビジネスを具体的に他人に伝えるための重要なツールです。
さらに、事業計画書作成のサポートを提供する組織や開業セミナーを活用することで、
事業計画の質を高め、成功への道を開くことができます。
このように、お店づくりにはやるべきことをまとめておくことがとても重要です。
何か、難しいなと感じられる方は、ぜひお気軽にご相談ください。
素敵なお店が生まれるための、お役にたてれば本当に光栄です。