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京都・嵐山|京町家を活かした和風モダン店舗改装の施工事例「和食青空」

京都・嵐山にオープンした和食店「和食青空 -SORA-」。本プロジェクトは、京町家特有の構造を活かしながら、現代の飲食店として機能するよう店舗改装を行ったリノベーション施工事例です。

しかし、この店舗改装プロジェクトは、単なる内装工事ではありませんでした。オーナー様が初めてご相談に来られたのは、コロナ禍の最中。物件は見つかったものの、創業融資の審査が進まず、計画は思うように前へ進みませんでした。ようやく融資の目処が立った頃には、最初に検討していた物件はすでに契約済みとなり、振り出しに戻ることになります。

そこから新たな物件探しを行い、融資審査も一からやり直し。金融機関とも何度も協議を重ねながら、ようやく開業に辿り着いた店舗です。だからこそ、この京町家の店舗改装は、単なる施工事例ではなく、オーナー様の想いと挑戦の結晶でもあります。

歴史ある建物の魅力を残しながら、和風モダンな空間へ再生するためには、構造理解と高度な施工技術が不可欠です。本記事では、京都での店舗改装における技術的なポイントと、京町家をモダンな店舗へと再生したプロセスをご紹介します。

京町家の外観を活かした和風モダンな店舗デザイン

ファサード設計では、京都の街並みに自然と溶け込むことを最優先に考えました。京町家の店舗改装では、「目立つこと」よりも「馴染むこと」が重要です。既存の建物が持つ陰影や素材の表情を活かしながら、照明の配置や入口の設計により、夜間でも店舗の存在が美しく浮かび上がるよう計画しました。結果として、通りを歩く人が自然と足を止める、和の品格を持った外観へと再生しています。

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和食青空様の店舗は、京町家の外観を活かしながら、現代の飲食店としての視認性と品格を両立するよう設計されています。京町家の店舗改装では、建物の歴史的価値を損なわずにブランドイメージを構築することが重要です。

過度な装飾を避け、素材の質感と余白を活かすことで、和の雰囲気を残しながらモダンな印象を生み出しています。

京町家店舗改装で重要となる構造と設備の再設計

京町家の改装で特に難しいのは、既存構造を活かしながら、現代の飲食店として必要な機能を組み込むことです。
例えば厨房設備の導入では、

  • 床下の給排水経路の確保
  • 排気ダクトの適切な設置
  • 木造構造への負荷を考慮した施工

など、多くの制約をクリアする必要があります。本プロジェクトでは、構造を損なわないよう慎重に施工を行いながら、長期的に安心して営業できる店舗環境を実現しました。

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京町家は築年数が古く、飲食店として使用するためには構造確認と設備の再構築が不可欠です。
本プロジェクトでは、

  • 既存構造の強度確認
  • 厨房設備導入に伴う給排水再設計
  • 換気経路の最適化

を実施し、安全性と機能性を確保しました。
京町家改装では、目に見えない部分の施工品質が、店舗運営の安定性を大きく左右します。

京都の立地特性を活かした店舗改装戦略

和食青空様は、嵐電鹿王院駅すぐの立地に位置しています。京都での店舗開業においては、中心部の高額物件だけでなく、地域性とコンセプトに適した立地選定が重要です。家賃を抑えることで食材の品質へ投資でき、結果として店舗の価値向上につながります。立地選定と店舗設計は、店舗ブランディングの根幹を構成する要素です。

空間設計が生み出す顧客体験の価値

実際に店舗を訪れた際、すでに多くのお客様で賑わっていました。オープン間もないにも関わらず、常連客のようにリラックスして過ごされている様子が印象的でした。これは単に料理が美味しいからだけではなく、空間そのものが居心地の良さを生み出しているからです。

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店舗改装において重要なのは、見た目の美しさだけではありません。お客様が自然と長く滞在したくなる空間をつくることこそ、本質的な設計の価値です。

京町家の店舗改装は、単なる内装工事ではありません。空間そのものが、料理の価値を高める役割を果たします。和の素材と現代的な設計が融合した空間は、料理の魅力を最大限に引き出し、顧客体験の質を向上させます。

和の雰囲気を活かしながらモダンな店舗空間を実現

店内は、明るく清潔感のある空間でありながら、京町家特有の落ち着きを感じられる設計となっています。既存の木材の質感を活かし、照明によって陰影を強調することで、空間に奥行きと温かみを生み出しています。

和風の空間でありながら、現代の飲食店としての機能性と快適性を両立することが、本プロジェクトの重要なテーマでした。

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本店舗では、

  • 既存木材の質感を活かす
  • 和の色彩バランスを維持する
  • 照明設計により空間の奥行きを強調する

といった設計手法を採用しています。京町家の持つ伝統的な美しさを尊重しながら、現代の店舗として機能する空間へ再生しました。

京都で和風モダンな店舗改装を成功させるために

オーナー様は当初から、

「家賃の高い中心部ではなく、その分良い食材を使い、お客様に価値を提供したい」

という明確なコンセプトを持たれていました。店舗改装は、その想いを形にするための手段です。建物の魅力を最大限に活かしながら、ブランドの方向性と一致した空間を設計することで、店舗としての価値は飛躍的に高まります。

和食青空様は、京町家の可能性を最大限に引き出した、京都らしい和風モダン店舗の成功事例と言えると思います。

京都 和食店 京町家 リノベーション 施工事例"

京町家を活用した店舗改装を成功させるためには、

  • 建物の構造理解
  • 適切な設備設計
  • ブランドコンセプトに沿った空間設計

が重要です。
和食青空様は、京町家の魅力を最大限に活かした和風モダン店舗として、新たな価値を生み出しています。

京都での店舗改装は、建物の特性を理解し、それを活かす設計と施工が不可欠です。京町家は一棟ごとに状態や構造が異なるため、経験と技術力が求められます。

コトスタイルでは、物件選定から設計・施工まで一貫してサポートし、京都での店舗開業を実現しています。京町家を活用した店舗改装や、京都での飲食店開業をご検討の方は、ぜひお気軽にご相談ください。