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- 飲食店開業の流れを徹底解説|京都・鹿ヶ谷「山じゅう」施工事例ブログ


春のやわらかな空気が流れる京都・左京区鹿ヶ谷。観光地の賑わいから少し離れたこのエリアに、「お惣菜とちょっといいお弁当」をコンセプトにした山じゅう様が無事にオープンを迎えて早1ヶ月が経ちました。
京都で店舗開業を検討されている方にとって、「どのように工事が進むのか」「どこに注意すべきか」は非常に重要なポイントです。本記事では、実際の施工事例をもとに、店舗改装工事の流れとデザインのコツをわかりやすく解説します。
コトスタイル株式会社では、京都で300件以上の店舗づくりをワンストップでサポートしてきた実績があります。現場のリアルな視点から、これから開業される方に役立つ情報をお届けします。
スケルトン物件からの店舗改装|京都での開業の第一歩
今回の物件は、以前クリーニング店として使用されていたテナントで、内装はすべて解体されたスケルトン状態からのスタートでした。
「スケルトン物件 京都」「店舗改装 京都」といったキーワードで物件を探されている方も多いと思いますが、スケルトン物件の最大の特徴は“自由度の高さ”です。一方で、給排水や電気といったインフラ状況を事前に確認しておかないと、想定外のコストや工期延長につながるリスクがあります。
今回の現場では、事前調査の段階で給排水設備が物件内にあることを確認できていたため、スムーズに施工計画を進めることができました。
京都で飲食店開業を考える際には、この「給排水の有無」は必ずチェックすべき重要ポイントです。
給排水工事のポイント|見えない部分が店舗の質を左右する
床下の土を掘削し、厨房機器やシンクの配置に合わせて配管経路を確保していきます。今回の現場では、想定以上に土の量が多く、このままでは床の高さが上がりすぎてしまう懸念がありました。
床の高さは、店舗の動線や使い勝手に直結する非常に重要な要素です。
そのため、余分な土をしっかりと処分し、設計通りの床レベルを確保。このような調整を怠ると、開業後に「段差が使いにくい」「機器の高さが合わない」といった問題が発生する可能性があります。
店舗改装においては、デザインだけでなく、こうした“見えない部分”の精度が店舗の完成度を大きく左右します。
電気工事の注意点|飲食店開業で失敗しないために
次に行うのが電気工事です。
飲食店では、冷蔵庫・調理機器・空調など多くの設備を同時に使用するため、十分な電気容量の確保が必要です。今回の物件では、業務用機器に必要な動力(3相200V)が引き込まれていなかったため、新たに引き込み工事を行いました。
関西電力への申請から供給開始までには約1ヶ月程度かかるため、スケジュールを組む際には、この期間を必ず考慮する必要があります。
ここで重要なポイントがあります。
それは「すべての機器の電気容量を把握すること」です。
容量の計算が不十分な場合、
・ブレーカーが頻繁に落ちる
・機器が同時に使えない
・営業に支障が出る
といったトラブルにつながります。
コトスタイルでは、設計段階から機器リストをもとに電気容量を算出し、安心して運営できる環境を整えています。
床造作工事|店舗デザインの基礎をつくる工程
土間の上にコンクリートを打設するため、コンクリートブロックで下地を組み、その上からコンクリートを流し込みます。水平や勾配を確認しながら、コテで丁寧に仕上げていきます。
厨房では排水のための勾配が必要となるため、この工程の精度が非常に重要です。
また、客席との高さ関係や入口との段差も考慮しながら施工することで、使いやすく安全な店舗空間を実現します。
店舗デザインにおいては、見た目の美しさだけでなく、機能性とのバランスが重要です。
ファサードデザインのコツ|“選ばれる店舗”をつくる
床が完成すると、大工工事へと進み、まずはファサード(外観)を施工します。
ファサードは、お客様が最初に目にする“お店の顔”です。今回の山じゅう様では、大きな開口を設け、外からでも商品が見える設計としました。
これにより、「何のお店か」が一目で伝わり、入店のハードルを下げる効果があります。
さらに、軒を設けることで雨に濡れずに商品を受け取れる機能性を確保しつつ、店舗の象徴となるデザイン要素としても活用しています。
軒下には無垢の杉板を使用し、自然素材の温かみを演出。
高級感を出そうとして過剰な装飾を施すのではなく、素材の良さやバランスで“ちょっといい”印象をつくることが、京都の街並みにも調和する店舗デザインにつながります。
塗装と色づくり|京都らしさを表現する重要工程
外観の仕上げとなる塗装工事では、木部や外壁の塗装を行います。
今回は、京都らしい落ち着きのある聚楽色に近づけるため、複数のサンプルを作成しながら色味を調整しました。
色は光の当たり方や周囲の環境によって見え方が変わるため、実際の現場で確認しながら最適な色を選定します。
このひと手間が、完成後の印象を大きく左右します。
京都で店舗デザインを行う際には、周辺環境との調和を意識した色選びが重要です。
厨房工事と設備導入|スムーズな運営を実現するために
室内では、ステンレスのフードや壁の施工を行い、厨房としての機能を整えていきます。
衛生面・耐久性の観点から、飲食店ではステンレス素材が多く採用されます。施工精度が低いと清掃性にも影響が出るため、丁寧な施工が求められます。
その後、厨房機器の搬入を行い、試運転を実施。
電気・給排水・機器の動作に問題がないかを細かくチェックすることで、オープン後のトラブルを未然に防ぎます。
京都で店舗開業するなら|コトスタイルの強み
今回の山じゅう様の施工事例からも分かるように、店舗づくりは「デザイン」「施工」「インフラ設計」のすべてがバランスよく整って初めて成功します。
コトスタイル株式会社では、
・物件選定サポート
・店舗デザイン設計
・施工管理
・開業までのトータルサポート
をワンストップで提供しています。
京都で300件以上の実績をもとに、「開業後にしっかりと運営できる店舗づくり」をご提案しています。
まとめ|店舗改装で失敗しないためのポイント
京都で店舗開業を成功させるためには、以下のポイントが重要です。
・給排水設備の事前確認
・電気容量の正確な把握
・床レベルや勾配の調整
・コンセプトに合ったファサードデザイン
・周辺環境と調和する色選び
これらを一つひとつ丁寧に積み重ねることで、“選ばれる店舗”が完成します。
京都での店舗開業やテナント改装をご検討の方は、ぜひコトスタイル株式会社へご相談ください。現場経験に基づいた具体的なご提案で、理想の店舗づくりをサポートいたします。








