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東山の洋菓子店さん、竣工間際の現場へ行ってきました

こんにちは。コトスタイルの穴澤です。

千本一条のテナント開発現場を見たあと、そのまま東山の洋菓子店さんの現場へ行ってきました。こちらは、現場を担当しているムラカミくんが詰めてくれている店舗内装の現場で、いよいよ竣工間際というタイミングです。

外へ着くと、グリーンの養生シートの前で、換気設備まわりの搬入と取り込みが進んでいました。段ボールを開ける音、道具を置く音、職人さん同士が短く声を掛け合う声が、昼間の東山の通りに混ざっています。揃いのTシャツで動かれている換気の会社さんが本当にかっこよくて、いつもこうして現場を支えていただいていることをありがたいなと思いました。

まずは、外から見た現場の様子です。竣工間際の現場ですが、最後まで設備や仕上げの確認が続きます。

京都・東山の洋菓子店店舗内装現場で換気設備を搬入する職人さん
竣工間際の外まわりでは、換気設備の搬入と取り込みが進んでいました。

お店づくりは、最後の数日でぐっと表情が変わります。大きな工事が終わっているように見えても、設備、照明、カウンター、ショーケース、細かな納まりが整って、ようやくお客様を迎えられる空間になっていきます。現場に立っていると、その一つひとつの確認に、担当者と職人さんの積み重ねがあることを改めて感じます。

この記事でわかること

  • 京都・東山で進む洋菓子店さんの店舗内装について
  • 竣工間際の現場で見えてくる、設備と仕上げの大切さ
  • 空き家や空きテナントを貸す前に整理しておきたいこと
  • 出店前に見ておきたい配管・換気・動線の考え方
  • 採用インターンで現場を見てもらう意味

目次

  • 東山で生まれる洋菓子店さんの現場へ
  • 白い空間とアンティーク照明がつくるお店の気配
  • 換気設備とインフラが、出店判断を左右する
  • 空き家をお店として貸す時に大切な準備
  • 採用インターンで現場を見てもらう理由
  • よくある質問
  • まとめと関連リンク

東山で生まれる洋菓子店さんの現場へ

今回の現場は、京都・東山エリアの1階路面にあるテナントです。周辺には昔からの建物やお店の気配が残っていて、通りを歩く人の速度も少しゆっくりに感じます。観光地としての東山の顔もありますが、日常の買い物や近所の方の行き来もある場所で、洋菓子店さんが入ると街の楽しみがひとつ増えるように思いました。

この物件は、実はテナント募集の段階からコトスタイルでお力添えさせていただいていました。募集はされていたものの、出店希望者さんが判断しにくい部分があり、どうすれば次のお店につながりやすくなるかを、不動産会社さんや関係者の方と一緒に考えてきた背景があります。

テナントは、募集する前に「何が使えて、何が足りないか」を整理しておくことが本当に大切です。 家賃や広さだけでなく、配管、電気、換気、厨房まわりの考え方が見えていると、不動産会社さんも出店希望者さんへ紹介しやすくなります。

この日は外まわりの作業も進んでいて、建物の前には設備機器や材料が並んでいました。小さな通りに面した現場では、搬入の段取りや近隣への配慮もとても大切です。

京都・東山の洋菓子店店舗内装現場で設備機器を確認する職人さん
1階路面の現場では、搬入や外まわりの段取りも大切な仕事です。

職人さんたちの動きはとてもスムーズで、現場の前に長く立ち止まらないように、必要なものを確認しながら進めておられました。こういう段取りの良さは、完成した写真だけではなかなか伝わりません。でも、現場を見ていると、お店ができるまでにどれだけ多くの人の手が入っているのかがよくわかります。

白い空間とアンティーク照明がつくるお店の気配

中へ入ると、外の明るさとは違う、少しやわらかい白い空間が広がっていました。壁も天井も白を基調にしていて、吹き抜けのように抜けを感じる部分があり、まだ商品が並んでいなくても、洋菓子店さんらしい清潔感と余白が見えてきます。

印象的だったのは、丸みのある開口と、奥の厨房が見えるようになる構成です。ここにカウンターが入り、ショーケースが入り、お菓子が並ぶ。さらに奥でつくっている風景が少し見えるようになると思うと、完成後の景色が自然に想像できました。

店内の奥行きや開口の見え方がわかる写真です。竣工間際の空間に、これからお店の表情が入っていく直前の静けさがありました。

京都・東山の洋菓子店店舗内装で白い店内と丸い開口を確認する現場
白い空間に、丸みのある開口と厨房が見える構成が見えてきました。

白い内装は、一見シンプルに見えますが、実はごまかしが効きにくい仕上げでもあります。光の当たり方、壁の見え方、素材の切り替わり、設備の納まりがそのまま空間の印象になります。だからこそ、最後の確認がとても大切です。

アンティークな照明も、とても良い雰囲気でした。電球のあたたかい光が白い壁に広がって、まだ工事中の空間なのに、少しだけお店の時間が始まっているように感じました。

京都・東山の洋菓子店店舗内装で灯るアンティーク調の照明
あたたかい照明の光が、白い店内に洋菓子店らしいやわらかさを足していました。

お菓子を選ぶ時間だけでなく、つくっている風景まで街に開いていくお店になりそうです。 東山の通りを歩く方が、ふと中をのぞいて、今日は何を買って帰ろうかなと思ってくださる。そんな景色が浮かんできました。

換気設備とインフラが、出店判断を左右する

洋菓子店さんや飲食店の店舗内装では、見た目のデザインだけでなく、厨房設備や換気設備の考え方がとても重要です。お菓子を焼く、冷やす、保管する、販売する。それぞれに必要な設備があり、電気や換気、空調のバランスも考えなければいけません。

今回の物件も、募集段階では配管や設備の状況がわかりにくい部分がありました。これは決して珍しいことではありません。古い建物や、以前とは違う業態で使おうとするテナントでは、どこに何が通っていて、どこまで使えるのかが見えにくいことがあります。

店内では、脚立や工具が置かれ、設備確認の作業が続いていました。仕上がりに近づいているからこそ、見えなくなる前に確認しておくべきことがあります。

京都・東山の洋菓子店店舗内装で設備まわりを確認している店内
竣工間際でも、設備や納まりの確認は最後まで続きます。

設備が見えにくい物件ほど、工事目線の下調べが出店の判断を助けます。 物件を見る時に「雰囲気がいい」「立地がいい」と感じることは大切です。ただ、その場所で本当に営業できるかどうかは、設備や動線を見て初めて判断できることも多いです。

出店前に見ておきたいこと

  • 予定している業態に、電気や換気の考え方が合っているか
  • 厨房や作業場から販売スペースまでの動線に無理がないか
  • ショーケースや厨房機器を置く場所が早めに想定できているか
  • 搬入や工事の段取りに大きな負担がないか
  • 契約前に、工事目線で確認できる人と一緒に見られているか

特に1階路面の洋菓子店さんでは、外からの見え方と、店内の使いやすさの両方が大切になります。ショーケースをどこに置くか、厨房をどこまで見せるか、スタッフがどう動くか。お客様にとって気持ちのよい見え方と、毎日働く方にとって無理のない動線を両立させる必要があります。

ガラス越しに店内を見た時、工事道具や脚立、照明の光が少し反射していました。まだ完成前なのに、外から中の雰囲気が伝わることが、このお店の魅力になりそうだと思いました。

京都・東山の洋菓子店店舗内装でガラス越しに見える白い店内
外から店内の気配が伝わることも、1階路面店の大きな魅力です。

空き家をお店として貸す時に大切な準備

最近は、今回のように空き家や空きテナントをお店として貸すための相談が増えています。使われていない建物をそのまま置いておくのではなく、次にお店を出したい方へつなげる。これは家主様にとっても、出店者さんにとっても、街にとっても意味のあることだと思っています。

ただ、空き家や空きテナントは、募集を出せばすぐに決まるとは限りません。出店希望者さんは、家賃だけでなく「ここで自分のお店ができるのか」を見ています。そこがわかりにくいと、良い場所でも検討が止まってしまうことがあります。

貸す前に整理しておきたいこと
配管、電気、換気、空調、既存設備、募集条件、工事で触れる範囲など。出店希望者さんが判断しやすい情報を整えることが大切です。

出店者さんと決めていくこと
カウンター、ショーケース、厨房レイアウト、照明の見せ方、素材の選び方など。お店の個性に関わる部分は、入られる方の思いと合わせてつくっていきます。

コトスタイルは、テナント仲介、店舗デザイン、店舗内装、店舗改装、設計施工を一貫して行っています。だからこそ、不動産の募集だけでは見えにくい部分に、工事の目線を足して考えることができます。今回のように、募集からご入居、そしてお店づくりまでつながっていくと、本当にうれしく感じます。

使われていない場所と、いつか自分のお店を持ちたい方の思いをつなぐことは、京都の街に新しい賑わいをつくる仕事です。 もちろん、建物の状態によっては難しいこともあります。その時は無理に進めるのではなく、できることと難しいことを正直にお伝えすることも大切にしています。

採用インターンで現場を見てもらう理由

この日は、インターンシップに参加してくださっている方にも現場を見てもらいました。現場では、ムラカミくんがどんな工事なのか、どういう流れでここまで進めてきたのかを、丁寧に話してくれていました。リノベーションの話、設備の話、仕上げの話。現場の中で聞くからこそ、言葉がちゃんと入ってくるのだと思います。

僕は、こういう関係性が良い会社をつくっていくのだと感じています。先輩が現場で見ていることを、これから入ってくるかもしれない人へ伝える。説明する側も、何を大切にして仕事をしているのかを言葉にすることで、またひとつ仕事の理解が深まります。

採用の場でも、現場を先に見てもらうことはとても大事だと感じています。 店舗デザイナーの仕事は、図面を描くだけではありません。お客様の思いを聞き、物件を見て、職人さんと段取りを組み、最後にお店として立ち上がるところまで関わります。

今、コトスタイルでは店舗デザイナーさんも募集しています。京都でお店をつくる仕事に関わりたい方、物件探しから設計施工まで一貫して経験したい方には、ぜひ現場の空気も知ってもらいたいと思っています。

よくある質問

Q. 洋菓子店の店舗内装で、特に気をつけることはありますか?

A. 厨房設備、換気、空調、電気容量、ショーケースの位置などを早めに考えることが大切です。見た目のかわいらしさだけでなく、つくる場所、売る場所、保管する場所が無理なくつながっているかを確認します。

Q. テナント募集前に、設備はどこまで整理しておくべきですか?

A. すべてを作り込む必要はありませんが、配管や電気、換気などの基本情報は整理しておくと、出店希望者さんが検討しやすくなります。どんな業態に向いているかも見えやすくなるので、不動産会社さんも紹介しやすくなります。

Q. 1階路面の物件で見ておきたいポイントは何ですか?

A. 外からの見え方、入口の入りやすさ、ショーケースやカウンターの配置、搬入のしやすさを見ておきたいです。お客様の導線とスタッフの作業動線がぶつからないかも、工事前に考えておくと安心です。

Q. 契約前でも物件を一緒に見てもらえますか?

A. はい、ご相談いただけます。契約前に工事目線で物件を見ることで、あとから大きな手戻りになりそうな部分を早めに確認できます。京都でテナントを探している方は、気になる物件があれば早めに相談していただくのがおすすめです。

Q. 空き家や空きテナントを、お店として貸す相談はできますか?

A. できます。建物の状態、立地、周辺ニーズ、必要な改修範囲を見ながら、テナントとして貸しやすい形を一緒に考えます。難しい場合もありますが、その場合もできることと難しいことを整理してお伝えします。

Q. 採用インターンでは、実際の現場も見られますか?

A. タイミングによりますが、できるだけ現場の空気を見てもらう機会をつくっています。店舗づくりの仕事は、図面や打ち合わせだけでは見えないことがたくさんあります。職人さんの動きや担当者の説明を聞くことで、仕事のイメージがかなり変わると思います。

まとめ

東山の洋菓子店さんの現場は、竣工間際らしい緊張感と、完成が近づくわくわく感が同時にありました。外では換気設備の取り込みが進み、中では白い空間にアンティーク照明の光が灯っていました。まだショーケースや商品は入っていませんが、ここにお菓子が並び、人が立ち寄る景色がもう見えてくるようでした。

今回の現場を見て、空き家や空きテナントを次のお店へつなげる仕事の大切さを改めて感じました。京都には、自分のお店を持ちたいと準備されている方がたくさんおられます。一方で、使われていない建物や、どう貸せばよいかわからない物件もあります。その間をつなぐことが、僕たちの大きな役割だと思っています。

京都で出店を考えている方は、物件を見る時に、雰囲気や立地だけでなく、設備や動線も一緒に見ていただければと思います。空き家や空きテナントをお持ちの家主様も、使い方に悩まれている場合は、まずは一度ご相談ください。無理に進めるのではなく、その場所に合う可能性を一緒に探していければと思います。

関連リンク

前回の千本一条のテナント開発現場についても、あわせてご覧ください。
千本一条にて、空き家をテナントへ整える現場が始まりました

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