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【後編|4月商戦の読み方】新規客を常連に変える導線設計|GW前に仕込むべき集客とブランディング

前編では「半径2kmのシェア獲得」と「空間の安心感」について話しました。後編は、販促とブランディングの話です。
グロービスの授業でもよく話が出てたんですけど、ここ数年マーケティングの世界が変わってきてます。AIが画像も文章も作れるようになって、「きれいなもの」「整ったもの」が溢れかえってる。そうなると逆に、「不完全さ」「人間らしさ」「ちょっと雑な本音」みたいなものが刺さりやすくなってくる。
お客さんはもう、「作られた感動」に飽きてきてるんですよね。そこで個人店のオーナーさんが勝負できるのは、「本物の体温」があるところだと思ってます

4|【SNS 集客 方法 個人店】共感を生むブランディング|京都の個人店がファンを増やす発信術

4月1日、エイプリルフールです。「うちの店もなんか面白いことやらなあかんな」って、毎年思うオーナーさんいませんか。私も昔、焼肉屋をやってたときに悩みました。

ただ最近、エイプリルフールの「ウケ狙い」がリスクになってきてる気がします。フェイクニュースへの警戒感が高まっていて、嘘っぽい投稿は「あ、また企業の宣伝か」って素通りされやすい。無理に面白いことを作ろうとして、空回りしてるのを見るとちょっと切ない。

逆に面白いなと思うのが、「エイプリルフールやけど本音を言う」みたいなアプローチです。例えば飲食店のオーナーさんなら、

「実は材料費がかなり上がってます。でも味は絶対に落としません。それだけは言えます」

みたいな投稿。笑いはないですよ。でも、刺さる人には深く刺さる。京都の人って、本音と建前のバランスに敏感な人が多い気がしてて、「チラリと見える本音」に惹かれるんですよね。

ファンを作るのは「笑い」じゃなくて「共感」

だと思ってます。4月1日に、嘘をつくんじゃなくて、一番大事にしてることを正直に言ってみる。それだけで、何も言わなかったときより絶対にいい。

5|【飲食店 集客 アイデア】GW・新生活で売上を伸ばす販促方法|京都の個人店向け戦略

新生活に向けて引っ越す人が増える4月。最近の傾向として、賃料の安さから「狭いワンルーム」に住む人が増えてます。特に京都は、学生が多いのもあって、20平米以下のマンションに住む若い人がかなりいる。

「狭い部屋」に住む人に売れるもの、提供できるもの、これがひとつのキーワードになります。物販なら、「コンパクトで持ち帰りやすい」「かさばらない」「プレゼントにもなる」みたいなギフト提案は刺さると思います。実家への帰省に持っていきやすいもの、狭い部屋でも使えるインテリア雑貨。「場所を取らない豊かさ」という提案です。

飲食店なら、4月の後半から「GWの準備」を仕掛けてほしい。2026年のGWは「安近短」になる可能性が高い。物価が上がってるから、遠くに行くよりも近場で楽しむ人が増える。自宅でのBBQ、近所の公園でのピクニック、そういう過ごし方が主流になってくる気がします。

GW前に準備するべき販促施策|テイクアウト・予約で売上を伸ばす方法

飲食店さんなら、「テイクアウトBBQセット」「お花見ピクニックボックス」の予約を3月中から受け付けはじめるのはどうでしょう。「予約してもらう」というのがポイントで、来てくれる人数が読めるから仕込みが楽になるし、キャンセルが出にくい。

単に「料理を売る」ではなく、「近場で最高に楽しいGWの過ごし方を提案する」という目線で考えてほしいんです。メニューを売るんじゃなくて、「体験」を売る。これがコトスタイルが大事にしている「コト(体験)のデザイン」と重なる部分でもあります。
雑貨屋さんや物販店なら、「近場でピクニックを楽しむグッズ」「コンパクトなアウトドアアイテム」を4月に打ち出すのも面白いかもしれません。「おしゃれなピクニック」というライフスタイルの提案です。

GWで売上を伸ばす具体策

  • テイクアウトBBQセットを用意する
  • ピクニックボックスを企画する
  • 予約販売を導入する
  • 「体験」を売る視点を持つ

6|【Googleビジネスプロフィール 集客】口コミを増やして新規顧客を獲得する方法

最近、「AEO」という言葉をよく聞くようになりました。Search Engine Optimization(SEO)が「検索エンジンに見つけてもらう」ための対策だったのに対し、AEOは「AIに推奨してもらう」ための対策です。ChatGPTやGeminiに「京都でおすすめのカフェは?」と聞いたとき、名前が出てくる店になる、という話ですね。

ただ、AIが学ぶのは結局、Web上にある「信頼できる情報」と「熱量の高いクチコミ」です。AIが賢くなればなるほど、「人の本音」が書かれた場所の価値が上がってくる気がします。

Google口コミを増やす方法|京都で集客できる店舗が実践している対策

Googleビジネスプロフィールのクチコミ(GBP)は、今やお客さんからの「通知表」です。

星の数と口コミの中身、これがお客さんを引っ張る力になってます。3月のうちに、常連のお客さんに「正直な感想を書いてほしい」とお願いしてみてください。「良かったらGoogleに書いてもらえますか」って声をかけるだけでいい。押しつけじゃなく、お願いベースで。長文じゃなくて一言でいいです。それが積み重なると、4月に新しいお客さんが検索したとき、「ここは良さそう」と感じてもらいやすくなります。

店舗のデザインも、WebサイトのデザインもSNSの発信も、最後は「人の想いが乗ってるかどうか」が差別化になる。AIがどれだけ進化しても、そこだけは機械にはできない部分やと思ってます。

テクニックより、熱量。スキルより、誠実さ。それを磨くのは、道具じゃなくて人間にしかできません。

口コミを増やす方法

  • 常連にお願いする
  • 来店後に声をかける
  • QRコードを用意する
  • SNSで案内する

【まとめ】京都で店舗集客を成功させるためのブランディングと販促戦略

前後編を通じて、2026年の4月商戦を「近さ」「安心」「正直さ」というキーワードで読み解いてきました。 正直に言うと、2026年の商売環境は厳しいと思います。物価は上がる、人手は確保しにくい、お客さんの財布の紐は固い。でも、変化の中にこそチャンスがある、というのも本音です。

「好きなことをやってる人がかっこいい」と思ってます。私自身、建築とデザインと店づくりが好きで、今の仕事をやってる。きっとこのコラムを読んでくれてるオーナーさんも、「この商売が好きだから続けてる」という人が多いんじゃないかと思ってます。

好きだから続けられる。でも、やり方は時代に合わせて変えていく。「なぜ?」から始めて、根っこから考えてみる。そのお手伝いが、コトスタイルにできることです。

店舗の改装、移転、開業を考えているオーナーさん、「いまいちうまくいってない」と感じているオーナーさん。一度話しませんか。難しい話は抜きにして、お茶でも飲みながら。
2026年の4月、一緒にいい春を迎えましょう!