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N邸様リノベーションの工事現場へ

こんにちは。コトスタイルの穴澤です。
今日はN邸様の現場に、進捗確認で伺ってきました。

ちょうどこの日は塗装屋さんが入っていて、久しぶりに現場でゆっくり話ができました。創業時からずっとお世話になっている職人さんで、いつかちゃんとこの話は書きたいなと思っていたので、今日はそのまま書かせてもらいます。気づけば現場で1時間くらい、たっぷり話していました。僕たちのことを、誰よりも真剣に考えてくれている職人さんの一人です。

15年前の「何もないところ」から始まった話

15年前、僕はコトスタイルという会社を立ち上げました。
お店に特化して、デザインと工事だけをやるのではなく、物件探しから支援できる会社をつくりたい。そんな思いだけを持って、地元の京都で創業しました。

店舗づくりの土台は東京で覚えさせてもらったし、不動産のことは大阪で学ばせてもらった。だから京都では、正直ゼロに近い状態でした。今振り返っても、よくやったなと思うくらい、無謀なチャレンジだったと思います。

創業してすぐに一番くじけたのは、職人さんとのつながりづくりでした。タウンページを見ながら片っ端から電話して、「これから仕事をつくっていくので、見積もりをお願いできませんか?」なんて言っても、当然相手にされない。冷たい返事が続いて、「これ、めっちゃやばいやん…」と、ほんまに心が折れそうになったこともあります。

そんな中で、唯一違ったのが、今日現場で会ったこの塗装屋さんでした。

「おもろいから、俺が手伝ってやろう」

塗装屋さんは、わざわざ事務所まで足を運んでくれて、僕の話を聞いてくれました。
「俺は、とにかく君みたいな子とを話がしたい」って言ってくれて、たぶん2時間くらい、僕の思いを聞いてくれたと思います。

そして最後に、「よっしゃ。お前の考えてること、おもろいから、俺が手伝ってやろう」って。

そこから、知り合いの職人さんをたくさん紹介してもらって、今があります。正直、僕たちがここまでやれているのは、この人と出会えたおかげだと言っても過言じゃない。今日はそんな話を、現場で1時間していた…という話です。

現場で言われたひと言が、沁みる

一番最初に言われたのが、「現場来んなんか、久しぶりちゃうか」って言葉でした。
「いや最近は行くようにしてるんです」と返しはしたんですけど、確かに塗装屋さんと現場でがっつり話すのは、何年ぶりやろうという感じ。

不思議なもので、職人さんって、会社の中で起こってることをちゃんと知ってくれてたりします。スタッフともいろんな話をしてくれているんやなぁ、というのが会話の端々から伝わってきました。

最終的には「社長と話できてよかったよ」って言ってくれて、そこからも、いろんなアドバイスをもらいました。詳しいことはもちろんここには書けないけれど、とにかく感謝しかないです。

しかも最後に、「塗ってるとこ写真撮らせてもらっていいですか?」って聞いたら、「今から飯食うとこやのに…」と言いながらも、「ええよ。ローラーのほうがええかなぁ」なんて、カメラ目線までやってくれる。この人、ほんま最高です。

僕たちは“ワンチーム”で店も家もつくっている

こういう職人さんたちと一緒に仕事ができていることが、僕たちの一番の誇りです。
お客様から「本当に素晴らしい職人さんたちが集まってますね」と言っていただけることが多いんですが、それは僕の自慢というより、チームの力です。

そして僕は、こういうチームで仕事をしているという意味では、他のどんな会社にも負けないと思っています。これ、根拠のない自信じゃなくて、毎日の現場で積み上がっていく“確信”に近いです。

N邸様の現場も、すでにめちゃくちゃ良い感じ

さて、工事のほうも本当にいい感じになっていました。サッシから入る光も気持ちよさそうで、「ここ、絶対にいい住まいになるなぁ」と確信できる空気がありました。

天井は既存の木部がすごくいい表情で残っていて、そこに塗装がきれいに仕上がっていく。このコントラストがめちゃくちゃ良い。ここに家具が入ってくるのが、ほんまに楽しみです。

ちなみに、家の前で担当のムラカミくんともすれ違ったんですが、彼も本当に良い仕事をしてくれています。こういう現場を任せられるのは、心強いです。

塗装は「塗る」より前に、準備が仕事

これは塗装屋さんが使う道具。
塗装って「自分でもできそう」と思う人もいるかもしれないんですが、やっぱり違うのは準備の量と精度です。この道具を揃えて、扱える状態にして、現場ごとに最適なやり方を選ぶ。ここが真似できない部分なんだと思います。

しかも塗料って、めちゃくちゃ種類があります。下地ひとつでも、どの塗料を使うかで仕上がりも耐久性も変わってくる。わからないことを聞いたら何でも教えてくれるし、僕たちにとっては“なくてはならない存在”です。