

(京都 店舗マーケティング/京都 テナント 集客)
前編を踏まえて|2月後半に、じわっと動き出す消費
前編で整理した通り、2月の消費は「削る」と「使う」が同時に存在しています。その傾向が、かなり分かりやすく出るのがバレンタインです。
正直なところ、義理チョコ文化は、もうだいぶ弱くなっています。代わりに増えているのが、自分のために選ぶ消費。この流れは、ここ数年でかなりはっきりしてきました。
【京都 店舗マーケティング】バレンタインは「売る理由」をどうつくるか
今年はカカオ高騰の影響もあって、量より質の意識がさらに強まっています。ここで大事なのは、バレンタインを「チョコを売る日」としてだけ見ないことです。
- 美容室なら、自分へのご褒美トリートメント
- 飲食店なら、今だけのチョコデザート
- カフェなら、少し特別な甘い一杯
ポイントは、バレンタインを理由に、選ばれる設計になっているか。
寒い中でも、「今行く理由」があるかどうか。
ここで、けっこう差が出ます。
【京都 テナント戦略】新生活準備は、もう始まっている
もう一つ、2月に見逃せないのが新生活需要です。引っ越し業者の人手不足もあって、準備時期は確実に前倒しされています。実はこの時期、
新居近くの美容室
生活圏のお店
いつもの行きつけ候補
こういうものを探し始める人が、少しずつ増えています。
2月にやったことは、3月・4月にじわっと効いてきます。
後編まとめ|2月商戦は「準備の差」が、そのまま3月につながる
ここまで、2月の商戦について、恵方巻、バレンタイン、「プチ贅沢」という切り口で見てきましたが、もうひとつ、意識しておきたいことがあります。
それは、2月は単独で終わる月ではないということ。
実際、現場にいるとよく分かりますが、2月の動き方は、そのまま3月に影響します。特に飲食店、美容室、物販店にとって、3月は
- 送別
- 卒業
- 引っ越し
- 新生活準備
と、人の動きも気持ちも一気に切り替わる月です。だからこそ、3月販促は「3月に考えるもの」ではなく、2月上旬から仕込むものだと考えています。
このコラムも、3月販促については2月上旬に改めて執筆する予定です。2月の空気感を見ながら、どんな動きが出始めているか、現場の感触も含めて整理していくつもりです。
もうひとつ、今年の流れとして触れておきたいのが、年明けの消費動向です。今年の1月は、昨年同様に年末年始が大型連休でした。この条件が揃うと、だいたい消費の動きも似てきます。
・年始は動きが鈍い
・「使い切った感」が残りやすい
・本格的に財布が動き出すのは、少し間が空いてから
実際、街を見ていても、「1月は静か、2月で一度小さく動く」そんな空気感は、昨年とかなり近い印象です。
だからこそ、2月は無理に大きく仕掛ける月ではなく、「ちょっといいもの」「ちゃんと理由のあるもの」を、きちんと準備して出すことが大切だと思っています。商売って、派手な一発よりも、月ごとの積み重ねの方が、結果的に強い。焼肉屋をやっていた頃も、今お客さんと話していても、そこは変わりません。
このコラムが、
「来月、何を考えようか」
「今、何を仕込んでおこうか」
そんな整理のきっかけになればうれしいです。
次回は、3月商戦の読み方について。
2月の動きを踏まえながら、また一緒に考えていきましょう。





