

前編では、物件探しから許認可、費用感、補助金まで――京都でお店を開くための基本的なステップをお伝えしました。
ここから後編では、もう一歩踏み込んで、事業計画のつくり方や京都特有の規制の注意点、内装デザインのポイント、そして集客とリスク回避の考え方まで、実際に開業をリアルに進めていく上で避けて通れない話をしていきます。どれも、コトスタイルに寄せられたお電話・Web問い合わせ、開業相談会のアンケート、そしてこれまでのお客さまとのインタビューの中から、特に多かったものばかり。それぞれの疑問に、私たちが実務と経験の目線でお応えしていきます。
「もうテナントも見に行ってるよ」という方も、
「まだ何をしていいか分からない」という方も、
ぜひこの後半で、開業の“落とし穴”や“対策”を知っていただければと思います。
それでは、後半の6〜10にまいりましょう。
6.事業計画の作り方は?

2026年の春にオープンしたい──そう思った時に、まず求められるのが「事業計画書」です。 とくに補助金や融資を考えている場合には必須。でも、「売上って、どう予測すればいいの?」「経費って、どこまで書くの?」という方も多いはずです。
ポイントは、“根拠のある数字”に落とし込めるか。
たとえば、ランチ営業のカフェで客単価1,200円、1日30人来るとして、月商は約108万円。それに対して、家賃、人件費、原材料、広告、そして返済をどう配分していくか ── ここを無理なくシミュレーションできるかどうかがカギ。
コトスタイルでは、開業者向けに「ざっくり月次表テンプレート」や「3年分の売上・利益見通し」のひな形もご用意。 エクセルが苦手な方でも安心して相談いただけますし、決算書を読む講座もあるので、数字が得意でなくても前向きに考えられるようになります。
7.京都特有の規制に注意?
はい、ここ重要です。
京都のまちなかでは、景観条例や建築基準が全国でもトップクラスに厳しいです。たとえば「白以外の壁にしてはいけない」「看板は〇〇サイズまで」「軒先に干渉する造作は禁止」など。さらに、用途地域の制限で「お店の出店自体がNG」なんてケースも少なくありません。
知らずに契約してから設計を進めた結果、「このプランは行政NGです」と言われてしまい、計画全体がやり直し……。 そんな悲しい事例をたくさん見てきました。
コトスタイルでは、設計士が事前に役所との調整を行い、「ここまではOK」「これ以上は難しい」という明確なラインを見極めてからデザインを進行しています。 また、歴史的建築物など特例が必要な場合も、それぞれの専門家と最短ルートで許可を取得できる体制を整えています。
8.内装デザイン・施工のポイントは?

ここが、ぼくらコトスタイルの一番得意とするところです。単に「きれいな空間を作る」のではなく、「お客様の“らしさ”が伝わる空間」を一緒に組み立てていきます。
たとえば、八百屋さんをリブランディングしたケースでは、“新鮮”と“安心”をテーマにした木目とグリーンのレイアウトに。焼き鳥屋さんでは、無骨さと気安さを演出するため、あえて塗装を粗く仕上げたり、照明を落とし気味に。「和モダンにしたい」「海外のお客様も意識したい」「地元の人に親しまれる町のお店にしたい」 そんなお声を、デザインでどう伝えるか──を徹底的に考えます。
そして、工事も自社で責任施工。 「引き渡し後に不具合が出た」「想像と仕上がりが違った」というトラブルを未然に防ぐために、職人さんとも密に連携し、デザインと施工がずれない仕組みを築いています。
9.集客・マーケティングはどうする?
お店をつくるだけでは、人は来てくれません。
むしろ、オープンしてからが本当のスタート。どう知ってもらい、どう選んでもらい、どうリピーターになってもらうか。そこに時間をかけられるかが、開業後の明暗を分けます。最近では「まずInstagramを育てる」という方も多いですが、京都の場合はそれだけじゃ足りません。観光エリアと地元密着エリアでは動き方がまったく違いますし、そもそも「京都の人」は一見さんに冷たかったり、馴染むのに時間がかかったりと、土地柄もあるんです。
コトスタイルでは、「マーケティングの視点」からの開業支援も大切にしています。というのも、実は私(代表・穴澤)、社会人大学院でMBA(経営学修士)を取得してまして。マーケティング理論や戦略フレームワークだけじゃなく、中小ビジネスに落とし込む実践的な考え方を学びました。「飲食店をどの立地に出すか」「初月の集客予算をどう配分するか」「ターゲット層に合った内装や動線とは」――これらを事業計画・デザイン・SNS運用・MEO(Googleマップ対策)すべてつなげて考える。そんな横断的な視点で、お客さまの開業計画を並走しています。
また、グループ会社「グッドランプ」では、実際に京都で飲食店を運営した経験をベースに、Googleビジネスプロフィールを使ったMEO対策(いわゆるマップ集客)を本気でサポート中です。ご希望がございましたら開業前に準備するべきこと、オープンしてすぐ集客を仕掛ける方法、ファンになってもらうための仕掛け…。「SNSかMEOか?」ではなく、あなたの店にとって今、何が必要かを一緒に考えるところから始めます。
参照:
MBA(経営学修士)|代表・穴澤のコラム一覧
Googleマップで京都の店舗集客を支援|グッドランプ(Uberall公式パートナー)
10.リスク回避の秘訣は?

最後に、ちょっとだけ怖い話も。
「開業したけど、思ったより売上が立たない」「追加費用で資金がショートしそう」「トラブルが続いて心が折れそう」──こんな声も、正直あります。でも、それって全部“事前に避けられたかもしれない落とし穴”だったりするんです。
立地、家賃、動線、厨房のサイズ感、回転率のシミュレーション、原価率の設計、契約書の読み込み、許認可の確認、看板の視認性…… そういった一つひとつを、早い段階で一緒にチェックすることで、未来のトラブルを防ぐことができます。
コトスタイルでは、開業前に「開業準備に必要なコト/物件探しのポイント/設計や施工のポイント について不定期のセミナーを開催しています。 さらに、個別の相談も可能なので、実際にトラブルが起きた事例とその回避策なども経験シェアさせていただけます。「怖さ」を「安心」に変えるお手伝い、させてください。
おわりに:まずは相談から
10項目、いかがでしたか?
最初は「お店を出したいな」というぼんやりした気持ちでも大丈夫。 一歩踏み出すことで、やるべきことが見え、解像度が上がっていきます。コトスタイルは、「あなたらしいお店づくり」を、最初の一歩から開業後までずっと見守るパートナーでありたいと思っています。
ご相談はいつでも無料です。 京都でお店を出したいと思ったとき、まず最初に話せる場所として、コトスタイルを思い出してもらえたら嬉しいです。
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