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京都の新定番スポット「京都ゆにくろ」が提案する、体験型店舗デザインの可能性

〜関西初の「UTme!」導入で広がる、テナントブランディングのヒント〜

京都・河原町エリアの商業施設「ミーナ京都」にて、ユニクロ 京都河原町店が新たにリニューアルオープン。
その愛称は「京都ゆにくろ」。地元・京都の人々や観光客に、より親しみを感じてもらうために生まれたこのニックネームには、店舗ブランディングにおけるネーミングの力が詰まっています。

ユニクロが展開する“京都ゆにくろ”は、単なるファッション店舗にとどまらず、体験型の店舗デザインや関西初となるサービス導入により、京都のテナントシーンに新たな価値を提案しています。

ネーミングとデザインで生まれる京都らしさ

「京都ゆにくろ」という呼び方や縦書きのロゴデザインは、伝統とモダンが調和する京都の街並みに溶け込む店舗ブランディングの好例です。
このような細部にこだわる姿勢は、京都でテナントを構える方にとっても学びの多いポイントになるはずです。

ネーミングひとつで、観光客には“特別感”を、地元の方には“身近さ”を届ける──そんなブランド体験が生まれる店舗デザインは、まさに京都ならでは。

関西初の「UTme!」サービスを京都の店舗で体験

今回のリニューアルにおいて最も注目を集めているのが、地下1階に登場した「UTme!」コーナー。
これはTシャツやトートバッグにオリジナルデザインを印刷できる関西初のサービスで、親子連れからクリエイターまで幅広い層が訪れています。

「自分でつくる楽しさ」を味わえるこの体験は、単なるモノの販売ではなく、コト(体験)を提供する店舗づくりの一例です。

たとえば、京都で店舗開業を予定されているテナントオーナーの方が、オリジナルユニフォームやノベルティ制作を検討する際にも参考になるサービスといえるでしょう。

店舗デザインの工夫が“選ばれるテナント”をつくる

京都ゆにくろは、地下1階〜地上3階まで、それぞれのフロアで異なる空間演出が施されています。
京都の伝統美を取り入れたインテリアデザインや照明計画など、店舗デザインの細部にまで配慮されたテナント設計は、一般的な量販店舗とは一線を画しています。

特に京都のような観光地では、地域の文化や景観との調和を意識した店舗デザインが重視されます。
その点で、京都ゆにくろの空間構成は、“店舗を通してまちの景色をつくる”という視点からも非常に参考になります。

テナント開業前に見ておきたい「店舗価値のつくり方」

私たちコトスタイルは、京都を中心にテナント仲介から設計・施工までワンストップで提供する店舗専門のパートナーです。
これまでたくさんの店舗開業をサポートしてきた経験から言えるのは、店舗デザインは単なる装飾ではなく、事業計画の一部であるということです。

空間が語るメッセージ、商品と空間の一体感、店名の響きやロゴの印象──それらすべてが店舗の価値を形成し、結果的にお客様の「選ぶ理由」となります。

京都でテナント出店を考えるなら、体験から学ぶ

「京都ゆにくろ」は、ブランドが空間を通して何を伝えたいか、その設計思想が感じられる店舗です。
こうした“見る・触れる・つくる”体験を通じて、ユーザーとブランドとの新しい関係性が育まれているのです。

京都で店舗開業やテナント出店を検討されている方は、こうしたデザインやブランディングの考え方を、ぜひ現地で体感してみてください。
“なんとなく良い感じ”ではなく、“ちゃんと理由がある設計”に出会うことで、自身の店舗づくりにもきっとヒントが生まれるはずです。

京都のテナント開業や店舗デザインに関するご相談は、コトスタイルまでお気軽にどうぞ。