HPに載ってる物件情報って古いの？
最近よく、こんな言葉を頂戴します。
結論から申し上げますと、すべてが
古い情報というわけではございません。
どうも、不動産というものは水面下で
取引されるという印象を持っておられる方が多い事や
そういったことを、お話される講師の方も多い為
そんな印象があるのかもしれません。
もちろん、飲食店の居抜きの物件。
最近売り上げが減ってきてるという情報を
お酒屋さんがキャッチして、その情報を
不動産屋さんに伝えるという事も、
あるという話は聞いたコトがあります。
そんな場合には、その不動産屋さんは
その物件の家主さんに、そうなったときには
是非是非弊社でご紹介させて下さいね。
という感じで、家主さんに営業にいかれるそうです。
そして、見事というと語弊があるかもしれませんが
そのお店が閉店して、シャッターがしまったままの状態で
いつの間にか、次の入居者さんが決まるという事もあります。
しかし、そんなパターンがすべてかというと
そうでもないという事を是非知って頂きたいのです。
何かしらの理由で物件が空室になったとします。
すると、家主さんは好意にしている不動産屋さんに対して
募集してほしいという事をお伝えされます。
その不動産屋さんは、一社だけという場合もありますし
複数の不動産屋さんにお願いするというケースもあります。
例えば、一社だけにお願いした場合を考えます。
その不動産屋さんが年配の方一人で経営されている。
○○不動産という会社だったとします。
すると、その一人で経営されている不動産屋さんが
よっぽど良い物件とはいえ、一人で入居者さんを見つける事って
できるでしょうか、なかなか難しいですよね。
そこで、不動産業界では、そういった情報を不動産屋さん同志で
情報共有するシステムがあるんです。
その名も -Real Estate Information Network System-
通称レインズと言いまして、とっても便利なシステムなんですよ。
すると、そんな一人でやられている不動産屋さんが
レインズに物件を登録すると、他の不動産屋さんに一斉に
その物件情報を知らせる事ができるので、家主さんにとっては
早く次の入居者さんが決まるので、大変うれしいものなんです。
そして、レインズに掲載された物件を
不動産屋さんがＨＰにすぐに情報を更新したと考えると
どうでしょうか、その情報って古いか、新しいかと考えると
全然新しいですよね。しかもいろんな不動産屋さんの
ＨＰに掲載されている場合もありますから、ぱっと見たら
何かわけがあって、決まっていない物件？なんて
間違った見方をしてしまう可能性もありますよね。
そんなわけでして、ＨＰの情報が決して古いという固定概念は
是非、払拭して頂きたいと思うんです。
それよりも、やっぱり現地に足を運ぶコト
それも、ひとりではなくて、絶対に中を見る為にも
不動産屋さんと一緒に足を運んでみてください。
インターネットがこれだけ普及しているから
情報も多すぎて混乱してしまっても仕方ありませんよね。
だけど、最後に決めるのは、アナログな感覚が絶対に大事です。
他にも、物件の探し方については、いろいろ書きたい事も
ありますが、それはまた改めて書かせて頂きたいと思います。
もし、今物件を探しているという方がおられましたら
是非、弊社でも、お探しするのと合わせて、そんな不動産事情や
おすすめの探し方なんかもアドバイスさせて頂きます。
今日はホームページに載っている不動産情報について
書いてみました。是非物件探しの参考になれば幸いです。
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