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【事例紹介】和包丁ブランド MUSASHI JAPAN 様・什器制作デザイン

三条・四条・河原町店 店舗ごと空間に合わせた什器づくり

専用什器のプロジェクト

和包丁ブランド「MUSASHI JAPAN」様より、
店舗での研ぎ作業や展示に使用する専用什器の制作をご依頼いただきました。

同ブランドは店舗ごとにインテリアデザインが異なるため、
什器もそれぞれの空間に合わせて構成しています。

対象となったのは現在5店舗展開している京都から、以下の3店舗です。

  • MUSASHI JAPAN 京都三条店
  • MUSASHI JAPAN 京都四条店
  • MUSASHI JAPAN 京都河原町駅前店

各店の空間デザインと運用面を踏まえ、什器を設計しました。


京都三条店:ガラスタイルとモールテックス

京都三条店は、石やモルタル、エナメル質のパネルを使ったシックな空間です。
ここでは、店内の素材に近い質感を持たせるため、

  • モールテックス天板
  • ガラスタイルの装飾

を採用しました。

研ぎ作業に必要な耐久性とメンテナンス性を確保しつつ、
店内の素材と違和感なく馴染む仕上がりです。


京都四条店:竹の柾割材を取り入れた什器

四条店は、墨色モルタルを基調にしたシンプルな空間です。
ここでは、和の要素である竹を縦に割った材料を使った什器を提案しました。

■ 主な仕様

  • 側面:竹材の柾割加工
  • 内部に間接照明を設置
  • 天板:ビールストーンの砥ぎ出し仕上げ

竹の自然にできた曲線が空間の雰囲気を和らげます。
照明によって輪郭が分かりやすくなる構造です。


京都河原町駅前店:テーマカラーに合わせた赤と黒

河原町店は、赤と黒を基調とした店舗です。
ブランドが大切にしている色の世界感をそのまま什器にも反映しました。

■ 主な仕様

  • 赤:店内で使用している指定色に合わせて左官塗料を調合
  • 黒:炭染めの竹材を使用

左官材の鮮やかな赤を出すことは難しいのですが、職人の特注で対応。
竹は染加工することで、マットな仕上がりで、竹の表面の表情を生かしています。


その他. POP UP 用什器(京都駅地下ビル)にも対応

京都駅地下ビルで行われた、期間限定のポップアップイベントでは、
可動式の和包丁の展示用什器も制作しました。

  • 組み立てがしやすい構造
  • 運搬しやすい重量
  • 限られたスペースで商品が見えやすい配置
  • 落ち着いたシックな世界観

など、汎用性があるよう、イベント向けの条件に合わせて設計しています。


什器制作で大切にしていること

MUSASHI JAPAN 様向け什器では、店舗に合わせたデザインと、
機能性の両方を意識して制作しました。

共通して重視した点は以下の通りです。

  • 作業しやすさ、使いやすさと強度
  • ポップアップ展示や、水を扱う作業に耐える素材選び
  • 店舗ごとの世界観との調和
  • 継続した運用を考えたメンテナンス性

什器は一般的に空間に馴染み、目立つものではありませんが、
店舗運営を支える重要な要素です。


コトスタイルの什器・家具制作について

コトスタイルでは、店舗設計だけでなく、
什器や家具単体のデザイン・制作にも対応しています。

  • オリジナル什器・家具の相談
  • ブランドイメージに合わせた素材提案
  • POP UP 用什器の制作
  • 多店舗展開に合わせた調整

など、用途に応じて柔軟に対応しています。

什器・家具制作に関するご相談があれば、気軽にお問い合わせください。

【MUSASHI JAPAN 関連リンク】
・公式サイト
https://www.musashihamono.com/ja

・三条店(Googleマップ)
https://maps.app.goo.gl/v1kjY7NeZMG3SKt86

・四条店(Googleマップ)
https://maps.app.goo.gl/eMU1x1aE5BJzktdL7

・河原町店(Googleマップ)
https://maps.app.goo.gl/ni38DkQxYpvrWjis7