

土の中から、まさかの発見。
ある朝、おはよーございます。と現場に行くと、なにやら古びた硬貨が片隅においてありまして…左官屋さんによると、土間打設準備のために土を掘り返していたらでてきたみたい。よく見ると「文殊菩薩」と刻まれていて、菩薩の絵もかいてあります。
今回の現場は、京都・仏光寺東町にある京町家。
これからテナントとして貸し出すためのリノベーションを進めている最中です。
歴史を重ねてきた建物だからこそ、こうした「時代のかけら」に出会う瞬間があります。


文殊菩薩の硬貨とは?
文殊菩薩の硬貨(文殊菩薩銭)は、江戸時代後期から明治初期にかけて作られた「縁起銭(えんぎせん)」だそうで、
一般的な寛永通宝の形をしており、中央に四角い穴が開いた円形の銭。
ただし、表面には「文殊菩薩」「開運」などの文字が刻まれ、正式な通貨ではなくお守りとして使われていたみたいです。
地鎮祭などで使うこともあったみたいで、もしかしたらこの建物を建築する際に撒かれたのかも?
現場の余白にある「アソビゴコロ」
左官屋さんと、たまたま現場に来ていた大工さんとで、
「お宝かもよ」
と、きゃっきゃと盛り上がりました。
こういう出土品は「がきんちょ心」をくすぐられますね🌱
なんとも楽しい現場です。
そんなこんなで、仏光寺東町テナント絶賛募集中です
築100年越えの京町家を、新たなテナントが活躍できる舞台に再生するプロジェクトです。
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