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橋弁慶町の現場より。形がかなり見えてきました。

朝の現場巡回からスタート

おはようございます。コトスタイルの穴澤です。今朝も自宅を出て左京区方面のテナント物件を確認しつつ、いくつか現場を回ってから出勤しています。

京都もかなり冷え込んできて、そろそろ冬の気配。つい最近まで夏のような暑さが続いていたのに、季節の移り変わりは早いですね。

そんな中でも、職人さんたちは変わらないペースで淡々と作業を進めておられて、現場に行くと「今日も動いてるなぁ」と感じさせられます。温度の変化が大きい時期でも、いつもと同じ姿勢で向き合ってくださっていることに、ただただ頭が下がります。

カウンター天板の納品を期待して現場へ

今日は一乗寺の美容室へ行く予定でしたが、カレンダーを見ると「橋弁慶町で天板納品」の記載が。「これは見に行きたいな」と思い、急遽橋弁慶町へ向かいました。現場に着くと、大工さんと軽天屋さんがそれぞれ作業を進めておられました。

ただ、肝心の天板がまったく来る気配がない。大工さんに聞くと、「天板は3時やで」とのこと。カレンダーを見直すと、たしかに15時納品と書いてあって、自分の早とちりだったことに気づきました。笑

仕方ないので、また後日あらためて報告します。

形が見えてくると、現場は一気に“空間”になる

現場ではボード貼りがほぼ完了しており、全体の輪郭がしっかりと分かるようになってきました。カウンター天板が入る工程にあわせて、職人さんたちがきっちり段取りを組んでくださっているのを見ると、「こういう調整力、本当にすごいなぁ」と思います。

今回の店舗はいつもより少し大きめの面積。職人さんたちは広くても狭くても、うまく作業スペースをつくりながら進めておられて、現場を見るたびに「段取りの力」をあらためて実感します。

スタッフが工程管理を共有し、職人さんとスムーズに連携できている様子も見られて、安心感のある現場になっていました。

3つの作業場”ができる珍しい現場

今日おもしろかったのは、現場内に作業場(カット場)が3つもつくられていたこと。カット → 貼り込み → 確認 → またカットといった流れを効率よく回すための工夫で、3箇所も作業場が確保できるのは珍しいケースです。

そのぶん、作業の流れに無駄がなくなり、仕上がりスピードも格段に上がります。手前の物販スペースと奥の飲食スペース、それぞれの広さの感覚もつかめて、今日は大満足の現場確認でした。

天板が入ると全体の印象がまた大きく変わるので、その様子もあらためてレポートします。

床材を少しだけご紹介

最後に、養生を少しめくって、貼り終えた床材をちらっと確認。

この床材も、お客様と一緒にサンプルを並べて検討し、全体のトーンに合わせて決めたもの。天井・壁・床・造作が一つにつながり、お店が立ち上がっていく過程は、何度経験してもワクワクします。

年内の完成を予定しています。京都の中心地にまた素敵なお店が生まれますので、楽しみにしていただけたら嬉しいです。

店舗デザイナーを募集しています

現在コトスタイルでは、店舗デザイナーを募集しています。ちょうど卒業制作が佳境に入り、就職先を探す学生さんも増えてくるタイミング。大手ゼネコンや建設会社はすでに内定が決まっている方も多いと思いますが、僕たちのような クリエイティブなデザインの仕事 は、ここからが採用の本番です。

すでに複数のお問い合わせもいただいていて、本当にありがたい限りです。選考基準は、「一緒に働きたいと思えるかどうか」。これは僕たちも、応募してくださる方も同じ視点です。店舗デザインだけでなく、不動産の知識、現場管理、ビジネススキルまで幅広く学べる環境です。

何より、面白いメンバーと信頼できる職人さんたちと一緒に、京都のまちを動かしていくような仕事ができるのが魅力です。
興味のある方は、まずはお気軽にご連絡ください。採用プロセスのことや会社のこれからについて、しっかりお話しできればと思っています。