1. HOME
  2. NEWS
  3. 社長ブログMBA(経営学修士)ヒトリゴト仕事論
  4. 大きな会社の考え方に学ぶ。お店づくりにも使えるヒント。

大きな会社の考え方に学ぶ。お店づくりにも使えるヒント。

たとえば、すでに近くに全国展開しているチェーン店がある。
大型資本を背景に、広告や設備投資をバンバン行っている企業が近くにある。

そんな環境のなかで、小さなお店はどう戦うのか?
これは他人事ではなく、私たちが日々向き合っている問いかけでもあります。

全社戦略=「自分たちはどこで勝負するか」を考えること

MBAでいう「全社戦略」は、複数の事業を持つ企業が全体としてどう戦っていくか?を考えるフレームワークです。
でもこれ、単一店舗の経営にもじつは応用できる考え方なんです。

ポイントは、「うちはどこに集中するのか?」「競合に対して何を武器に戦うのか?」という問いを持つこと。

たとえば、規模で勝負してくる企業があれば、そこには“規模の経済性”という戦い方があります。
(※規模の経済性=大きくなればなるほど、広告や仕入れ、人件費などが効率化されて利益が出やすくなる仕組み)

一方で、小さなお店にしかできない価値や、お客様との関係性、スピード感や柔軟さがあるのも事実です。
「その強みを、どう活かすのか?」という視点が、まさに“自分なりの全社戦略”だと言えるかもしれません。

たとえば「仕入れの共通化」も戦略のひとつ

もし複数店舗を持っているなら、仕入れを一本化したり、スタッフの兼務体制をつくったり、厨房や什器を使いまわす──そんな“ミニ全社戦略”的な視点も経営には大切になってきます。

また最近では、M&A(お店を売る/買う)を前提とした視点も、もはや大きな会社だけのものではありません。
「今の規模感が本当にベストか?」「出口戦略をどう描くか?」という問いは、これからの個店にも必要になってくるでしょう。

その問いを持ち続けながら、私たちはお店をつくっていきたいと思います。

コトスタイルでは、物件探しから店舗設計、内装工事、オープン後のサポートまで、一貫してお店づくりをお手伝いしています。

お店の未来をともに考えるパートナーとして、
「どこで」「どんな価値を」「誰に届けるのか?」という問いに寄り添いながら、その想いをカタチにしていきます。

事業の大きさに関わらず、自分らしいお店を持ちたいという方の力になれれば嬉しいです。

▶︎ 店舗開業の流れはこちら
▶︎ 無料相談をご希望の方はこちら