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物販店

星乃瑞穂酒店 様

店舗開業では、理想のコンセプトがあっても、それを実現できる物件と出会えるかどうかでお店の未来が大きく変わります。今回お手伝いさせていただいた星乃瑞穂酒店様も、オーナー様が住居近くのエリアで物件探しを進める中で、通り庭や土壁など町家ならではの魅力が残る建物と出会ったことから計画が始まりました。地元の方や観光客が、国産クラフトビールや日本酒など多彩なお酒と出会える場所をつくりたい。そして、お酒だけでなく、その背景にある物語や文化まで楽しんでもらいたい。そんな想いを実現するために、町家の魅力を活かした酒屋づくりを進めました。

空間づくりの課題と方針

今回の物件は、JR梅小路京都西駅エリアにある町家でした。通り庭や土壁など豊かな空間が残っていましたが、店舗として活用するためには設備面の整備が必要でした。一方で、町家の魅力は新しくつくることができません。そのため今回の計画では、古い建物が持つ価値をできる限り残しながら、お酒を販売する店舗として必要な機能を整えることを方針としました。また将来的には、お酒のセミナーやイベント開催も想定されていたため、単なる物販店ではなく、人が集まり交流できる場としての可能性も考えながら計画を進めています。

デザインのポイント

工事では元の空間を活かしながら、電気や空調などの設備関係を整え、オーナー様によるDIYのための下地づくりを行いました。特に特徴的だったのは、収納として塞がれていた通り庭上部の吹き抜けを復旧したことです。町家本来の縦方向の広がりが戻ることで、空間全体に開放感が生まれました。また、2階には床の間付きの和室があり、京都らしい町家空間を体験できる構成になっています。店舗デザインでは、新しいものを加えるだけではなく、本来その建物が持っていた魅力を引き出すことも大切な役割のひとつです。

DIYを活かしたおもてなしの空間づくり

今回の店舗づくりでは、仕上げの一部をオーナー様ご自身で行っています。土壁塗りや床材貼りなどをDIYで手掛けていただくことで、お店への愛着や想いがより深く反映された空間になりました。開業準備では「どこまで自分たちで行うか」という相談も少なくありません。DIYはコスト面だけでなく、自分たちらしい店舗づくりにつながることもあります。完成した店内では、お酒を単に並べるのではなく、一本一本の背景や物語を感じられる展示が特徴となっています。商品そのものだけでなく、その先にある体験や文化を伝えることがお店の価値につながっています。

予算感・スケジュールの目安

今回のように町家を活用した物販店で、テナント仲介から設備整備、DIY下地工事までを行う場合、一般的には200万〜800万円前後がひとつの目安になります。スケジュールは建物の状態やDIYの範囲によって変わりますが、工期の目安としては1ヶ月〜2ヶ月前後で進められるケースが多くあります。特に町家物件では、物件選びの段階で建物の状態や活用方法を見極めることが重要になるため、テナント探しから相談できる体制が開業準備をスムーズに進めるポイントになります。

こんな方に読んでほしい事例です

この事例は、京都で町家を活用した物販店を開業したい方、商品だけでなく背景やストーリーも伝えたい方、DIYを取り入れながら店舗づくりを進めたい方に参考になる事例です。特に、「物件探しから相談したい」「古い建物の魅力を活かしたい」「イベントや体験もできる店舗をつくりたい」という方にとって、町家活用やDIYの考え方、物販店づくりのヒントになると思います。コトスタイルでは、テナント仲介、物件探し、店舗デザイン、設計施工、開業サポートまで一貫して行い、コンセプトに合った物件選びからお手伝いしています。

お店について

星乃瑞穂酒店様は、京都市下京区のJR梅小路京都西駅エリアにオープンした酒屋です。国産クラフトビールや日本酒を中心に、さまざまなお酒との出会いを楽しめるお店として営業されています。町家空間を活かした店内では、2階の和室や庭も活用しながら、将来的にはお酒のセミナーやイベントの開催も予定されています。試飲や購入はもちろん、クラフトビールを一杯から楽しむこともできるため、地元の方も観光客の方も気軽に立ち寄れるお店です。

物件探しから内装・開業まで、ワンストップでサポートします

「町家を活かした店舗をつくりたい」「DIYを取り入れながら開業準備を進めたい」——そんな段階からでもお気軽にご相談ください。

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内容 テナント仲介・デザイン設計施工
業種 物販店
広さ 1,2階 約76.02㎡(23.03坪)
住所 京都市下京区西七条市部町140番地(Google Map