京都東寺 おはぎ平乃屋 様
観光地周辺で物販店を開業する際は、「何を売るか」と同じくらい「入りやすさ」をどうつくるかが重要になります。今回お手伝いさせていただいたおはぎ平乃屋様は、世界遺産・東寺の近くにオープンした和菓子店です。おはぎを中心に、わらび餅やあぶり生麩など幅広い商品を取り揃え、観光客だけでなく地域の方にも気軽に立ち寄っていただけるお店を目指しました。商品選びに迷う時間さえ楽しく感じられるような、親しみやすい店舗づくりを行っています。
空間づくりの課題と方針
今回の計画で大切にしたのは、初めて訪れる方でも気軽に足を踏み入れられる雰囲気をつくることでした。観光地周辺の店舗では、目立たせるために強い色や装飾を使う選択肢もあります。しかし、おはぎ平乃屋様では商品やブランドの世界観を丁寧に伝えることを優先しました。外観カラーについても黒やグレーなどさまざまな案を検討しましたが、最終的にはロゴとの相性が良く、清潔感のある白を採用しています。店の存在を伝えながらも、入りづらさを感じさせないことを重視した判断でした。
デザインのポイント
外壁はモルタル仕上げとし、すっきりとしたスタイリッシュな印象を持たせています。また、窓ガラスを固定する木枠を見せないよう造作することで、余計な要素を削ぎ落とし、商品や店舗全体の雰囲気が引き立つよう計画しました。内装は白とグレーを基調にまとめ、落ち着きと清潔感を感じられる空間としています。和菓子店では商品そのものが主役になるため、空間は過度に主張するのではなく、商品の魅力を引き立てる背景として機能することも大切です。
DIYだから生まれたお店らしさ
店内の壁は、お施主様ご自身によるDIY塗装で仕上げられています。実際に完成した壁はプロの施工と遜色がないほど丁寧な仕上がりとなり、お店への想いが感じられる空間になりました。店舗づくりでは、すべてを専門業者に任せる方法だけでなく、オーナー自身が関わることで生まれる魅力もあります。自ら手を加えた空間には自然と愛着が生まれ、その気持ちは来店されるお客様にも伝わります。おはぎ平乃屋様の温かさは、こうした積み重ねから生まれているのかもしれません。
予算感・スケジュールの目安
今回のような約14坪の和菓子店で、店舗デザイン設計施工を行い、一部DIYを取り入れながら内外装を整える場合、一般的には500万〜1,000万円前後がひとつの目安になります。工期は設備状況や工事内容によって異なりますが、目安としては工期が1ヶ月〜1.5ヶ月前後で進められるケースが多くあります。物販店では、商品構成だけでなく、お客様が入りやすい外観づくりやブランドイメージとの整合性も重要なポイントになります。
こんな方に読んでほしい事例です
この事例は、和菓子店やテイクアウト専門店の開業を考えている方、観光地周辺で物販店を計画している方、DIYを取り入れながら店舗づくりを進めたい方に参考になる事例です。特に、「入りやすいお店にしたい」「ブランドの世界観を大切にしたい」「商品が主役になる空間をつくりたい」という方にとって、多くのヒントが詰まっています。コトスタイルでは、物件探し、テナント仲介、店舗デザイン、設計施工、開業サポートまで一貫して行い、お店の魅力が伝わる店舗づくりをお手伝いしています。
お店について
おはぎ平乃屋様は、東寺近くにオープンした和菓子店です。おはぎをはじめ、わらび餅やあぶり生麩など多彩な商品が並び、ショーケースの前で何を選ぶか悩む時間も楽しみのひとつです。催事出店などで営業時間が変更になる場合もあるため、来店前にはInstagramを確認するのがおすすめです。人気商品は早い時間帯に売り切れることもあるため、ぜひお早めに足を運んでみてください。
物件探しから内装・開業まで、ワンストップでサポートします
「観光地でも入りやすい和菓子店をつくりたい」「DIYも取り入れながら自分らしい店づくりをしたい」——そんな段階からでもお気軽にご相談ください。
| 内容 | 店舗デザイン設計施工 |
|---|---|
| 業種 | 物販店 |
| 広さ | 約46.19㎡(13.97坪) |
| 住所 | 京都市南区西九条比永城町28(Google Map) |









