飲食店 4Spice kitchen

 

コトスタイルで施工された店舗様に

お話を伺ってきました!

 

 

 

人に、お財布に、ココロに、そして…身体に、

この4つに「優しく」というコンセプトで生まれた

4(フォー)スパイス・キッチンは

JRの山科駅から南へ5分、

SEIYUや様々な商店が並ぶ 山科の

メインストリートを少し脇へ入ったところにあります。

 

オーナーさんが「すごく気に入ってる!」 とおっしゃる、

お店の前面のガラス窓からは木をふんだんに使用した

お店の落ち着いたインテリアが見通すことができます。

 

 

そんなオシャレな店内で…

定休日も、忙しく仕込みの作業を続けていらっしゃる

笑顔の素敵なオーナー、西さまに

お話を伺ってきました。

 

「ここはね…地元の人の抜け道、  

近道というか、意外に人通りが多くて  

みなさん、結構見て行かれますよ」

とのオーナーの言葉とおり、

4スパイスキッチンの外観は、非常に印象的です。

 

「牛肉はね…牧草をしっかり食べて、

肉質的にも健康だと太鼓判が押せる、

オーストラリア牛を使っています。

US産の濃厚な旨味ある牛肉もいいんだけど、

ウチの料理には、やっぱり

オーストラリア産がいいなって思って」

 

 

そんな健康で、しっかりした味わいの

牛肉と一緒に食す、付け合わせや

サイドディッシュの野菜にも、

オーナーの考えが反映されています。

 

「できるだけ地元・山科産や滋賀産の

モノを使用してるんだ。夏場だったら…

茄子やトマトかな。あと…既製品(缶詰類やレトルト類)を

使わないという所もウチのコダワリ。

 

こういったモノには、原材料や調味料に

何が使われているかわからないからね。

下ごしらえ、調理は、こだわって、

手間ひま惜しまずにやっていきたいんだよ」

 

 

食、材料へのコダワリを話出すと、

とまらないという、そんなオーナーの西さんは、

京都市山科区生まれ。

 

小学生時代から「作るのも、

食べるのも大好き」という少年だったそう。

中学校以降は、アメリカの文化や

音楽に強くひかれ「いずれは渡米したい」

との想いを強くするようになる。

 

そして、高校卒業後、単身、カナダの

ワーキングホリデーに旅立つことに。

「カナダやアメリカの【ダイナー】

(国道沿いなどに点在するレストラン)で食べる肉はね、

全部『肉が本来もっている味』がするんだ。

 

日本で僕が『肉』だと思って食べていたものと

全然違っていて。肉だけじゃなく、パンもとても美味しかった」

 

 

最初は、冬期オリンピックで有名になった

バンクーバーから車で1時間弱、

レイククルーズのレストランに、

夏期の間の4ヶ月を勤める。

 

次は、ビクトリアという街のステーキハウスに1年、

その後、ロッキー山脈を超え、アメリカ大陸を西から東へ、

ビクトリア島のハリファクスというところ

(赤毛のアンで有名なプリンスエドワード島の隣)へ。

 

オーナーの「食の旅」は、アメリカ大陸を

西から東へと横断しながら続きます。

 

「ハリファクスで驚いたのは、

地元名産のロブスター(海老)のお祭り、

ロブスターサパーだね。

 

 

レストランでは、バケツのように大きな器に、

ロブスターが丸ごと入って供されるんだけど、

その調味料の「澄ましバター(溶かしたバター)」が美味しくて!

これが僕の「味の原点」、

つまり、いまのお店に繋がっているかも!」

 

そんなオーナーの「味の原点、想い」を、

お店の内装、インテリアへと反映させるべく

「走り回った」のが、コトスタイルの担当・柴田さんでした。

 

「いやー、柴田さん、よくやってくれたよ。

彼女は、コトスタイルに入社する前の大学生だったとき、

イタリアンレストランでアルバイトをしていたらしく、

飲食店舗の内部にも詳しいんだ。

 

だから…僕が気が回らない所まで、

細々気づいてくれたのが、ほんとうに有り難かったね。

 

ほら…例えばこのカウンターの吊り戸棚。

僕は、自分の身長(168センチ)に合わせて、

戸棚の高さを設定(天井から60センチ)していたんだけど、

柴田さんが「オーナーよりも、

背の高いスタッフさんが入ったときに…

これでは頭を打ったりして危険ですよ」と指摘があって、

天井から45センチに変更したんだよ」

 

では…お店が完成した今だからこそ、

コトスタイルの担当者に

「注文」「ダメだし」するとしたら…どんなことでしょう?

 

「え〜っと(しばらく考えて)ないなあ…

これだけ考えて思いつかないくらい、

ほんとによくやってくれたよね。

 

 

こっちの質問にひとつひとつ、

丁寧に答えてくれるし。

「そんなの仕事だから当たり前じゃん」って

思う人もいるだろうけど、コレが違うんだよ。

 

コトスタイルさんに行き着くまでに、

いろいろ不動産屋さんや業者さんを10軒は回ったし、

物件も50から60あまりも見たけれど、

どこも仕事にスピードがないというか…

ちゃんとした返答までにワンクッションも、

ツークッションもある感じなんだよね。

 

 

その点、コトスタイルさんは違ったね。

さすがにお店開業のオールインワンストップを

掲げてるだけあるなあ(ココからちょっと小声で)あ、

でも、柴田ちゃんは時々、ポカもやってくれたよね。

そこも、めっちゃ一生懸命やってくれてる故だから、許す(笑)」

 

そんな、とにかく笑顔の絶えないオーナーに、

お店の内装でいちばん気に入って

いらっしゃる所はと聞いてみたら…

 

「よくぞ聞いてくれました、これこれ!

(と、テーブルの後ろの壁を指差されて)いいでしょう、

作り込んだ、ツンと澄ました感じじゃなくて、

暖かみを感じるでしょ。

 

コレ、いわゆる「足場板」と言われる、

建築現場で「作業用に使われる木板」なんですよ。」

 

 

オーナーがおっしゃるには、とくに夕方から夜、

この木板の後ろから、温かな間接照明が灯ると、

一層オシャレで洗練された雰囲気が漂うのだそう。

 

「これ、足場用の板だから…なんだか

使い古したような味があって、いわゆる

まっさらーって感じがしないのが、またいいでしょ。

 

これがつるつる、ピカピカの質感だったら、

いわゆるホテルの高級鉄板焼き、

みたいな感じかもしれないしね、

ウチの店の雰囲気じゃないもの。

 

夜、忙しい合間を縫って、店の前に出てみるとね、

スタッフがきびきび働いてて、

お客様は笑顔でお食事されてて、

そんな光景を眺めるとき、ほんとに嬉しくなるよ!」

 

「あ、そうそう、工事自体には何も言わなかったし、

何の心配もなかったんだけど、

内装が出来上がってみて、

収納が少ないことに気がついたんだ。

 

 

お皿、調味料など、開店前に自分で予測していたより、

店内の使用するモノって、ほんとにたくさんあるんだ。

 

そんなときも、追加で、棚を作ってもらって、

対応できて助かったね」

 

いまのお店に満足しているオーナーさんに、

これから飲食店を開きたい、

という人へのアドバイスをお願いしました。

 

「施工会社の担当さんと『対等』に意見を交わせる、

そんな所を選ばれるのおススメかな。

とにかく、お店が出来る過程で、

いろいろ決断しなきゃいけないことがあるから。

 

そんなときに遠慮して、思ったことがいえないような所だと、

後々すごい困るよ!その点僕は担当者に恵まれた。

柴田さんは僕との年の差を感じずに、

どんどん意見をくれたから、だから僕も対等に話せたんだ」

 

とにかく笑顔、笑顔のオーナーの「食、旅、お店」への

コダワリに満ちたざっくばらんトークで、

インタビューの時間はあっという間に過ぎてしまいました。

 

開店後の次なる目標は…との質問に、

オーナーは「例えば…お昼時、ウチの前を通りがかった

お仕事のサラリーマンさんが、ランチを食べて感激してくれて

『今度、夜の時間にコドモと妻をつれてこよう』って、

そんなふうに、オンとオフ、ウイークデイランチも、

週末の家族の時間にも、使ってもらえるようなお店になることかな!」

 

オーナーさま、ありがとうございました!

お店の看板メニュー、肉の厚みが5、6センチにもなるという

迫力のサーロインステーキ(600グラム、直径30センチの大皿盛り!)の、

溢れる肉汁を堪能するため、今度は夜、お店に伺いますね。

 

 

お客様直筆のインタビューシートはコチラ。

4Spice kitchen様の事例紹介ページはこちらから。

 

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