飲食店 日本料理と日本酒 惠史 様 ②

2020 年6月17日にオープンした「日本料理と日本酒 惠史」。前回のインタビューでは、お店のリノベーションについて伺いました。今回は、新型コロナウイルス感染症対策に関して、飲食店としてどのような対応をしているのか、また、どんな方法でオープンを告知し、集客しているのか、詳しく話を聞いています。

 

——オープンが6月17日ですと、まだコロナウィルスで世間が自粛モードの時期ですよね。オープンに向けて不安はなかったのでしょうか。

 

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保科さん:

オープン前はやるべきこともたくさんあったので、不安というよりは、開店にむけてとにかく前向きに取り組んでいました。

 

——そうなんですね。新規のお店ということで、集客についてはどのような工夫をされているのでしょうか?

 

保科さん:

オープン前には知りあいや、お世話になっている業者の方に案内状を出してお知らせしました。お店が始まってからはそうした知り合いの方や、また近所の方もたくさん来てくださいまして、とてもありがたかったですね。

 

案内状を出した他は、お店の公式サイトを作ったほか、食べログにも公式ページを持っています。リーフレットも作りました。また店のインスタグラムやフェイスブックも始めました。新規のお客様に「何を見て来てくださったんですか?」と聞いてみると「インスタグラムを見て来ました」と言う方が多くて。今、一番効果を感じているのはインスタグラムですね。

 

——そうなんですね、インスタグラムの影響力はすごいですね!ご自分で更新されているのですか?

 

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保科さん:

ええ。2〜3日に一度という頻度ですが、自分で写真をアップしています。載せているのは料理だけではなく、新鮮な食材や江戸時代の器と日本酒、店内の花などを載せています。グルメな人や日本酒、和食の好きな人とつながりたいなと思い、タグも活用しながら更新しています。

 

——写真を見ていると料理やお店へのこだわりも感じられ、行きたくなりますね。この時期ですと新型コロナウィルス感染症については、どのような対策をされていますか?

 

保科さん:

店内は、光触媒によるイオニアミストPRO施工をしています。簡単に言うと、イオニアミストPROを施工しておくと、光に当たった場所が空気清浄器になるようなイメージです。太陽光だけではなく照明の光などでも、光が当たった場所の衛生状態を整えてくれるもので、京都市の補助金も活用して施工しました。

 

そのほか、お客様には入店時に手指消毒をしてもらうためにアルコールスプレーを置いています。うちの店はそんなに広い空間ではないので、満席にならないように配慮しています。

 

——イオニアミストPROは、今回初めて聞きましたが、そんな有効な対策があるのですね。それならお店に来るお客様も安心ですね。

 

保科さん:

店内でもインスタグラムでも「光触媒によるイオニアミストPRO施工済み」であることはお伝えしています。お客様はもちろん、取引先業者の方、スタッフのためにも、コロナを理解し、コロナに負けないよう取り組んでいきたいと思っています。

 

——そのほか、何か取り組まれていることはありますか?

 

保科さん:

コロナ対策というわけではないですが、おみやげとして炙り鯖寿司や自家製ピクルスやドレッシング等の販売もしています。店舗から半径1キロ圏内でしたら無料で配達も行っています。

 

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——テイクアウトメニューがあるのは、うれしいですね。

オープンから3ヵ月経ちましたが、実際リノベーションされた店舗で営業されてみていかがですか?

 

保科さん:

キッチンの広さは充分で、動線はとてもいい感じですね。客席の後ろにもしっかり余裕の空間があり、お客様にも寛いで過ごしていただけるのではないかと思っています。オープン当初はお祝いを兼ねて来てくださった方も多いでしょうから、オープンから3ヵ月経ったこれからが本番だと思って、気を引き締めてやっていきたいと思います。

 

——リノベーションされた店内にはアンティーク家具や器が並び、雲母唐長の装幀がほどこされた額も飾られ、和の情緒たっぷりでした。コロナ対策も万全でお客様をお迎えする保科さん。今回は、貴重なお話をありがとうございました!

 

 

 

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