飲食店 焼肉ダイスケ様①

 

2018 年10月17日、四条通りに面する賑やかな場所にオープンした「焼肉ダイスケ」。

白枠の押し出し窓に、グレーの壁、まるでカフェを思わせるシックな外観は、一見、焼肉屋さんとは思えません。

オーナーは、家業が焼肉店を営んでいたという木原大輔さん。

リフォームでは「あえて焼肉店ぽくないデザインにしてもらいました」と言います。内装工事は一体どんな風に進んでいったのでしょうか。

 

また今回は、コトスタイルが運営するセレクトショップ「テンポカスタム」で家具や照明器具などを購入された木原さん。

リフォームをはじめ、家具の手配など、コトスタイルにご依頼いただいてどうだったのか? 

木原さんにいろいろな意見を聞かせてもらいました。

 

前編・後編の2回に分けてご紹介します!

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最初に物件を見たときはボロボロすぎて

お店ができるとは思えなかった

 

——木原さんは独立されるまで、どんなお仕事をされていたのでしょう。

 

木原さん:
家業が焼肉店を営んでいまして、いつかは同じような仕事をするのかなぁと漠然と考えていました。両親とおじ、おばが働いていたのですが、その働く姿をずっと見ていて、飲食業に土日はないということは分かっていました。

大学を出たあと、すぐに飲食業に就いてもよかったのですが、そうすると、絶対に友達のことがうらやましくなるなと思ったんです。土日が休みでいいなぁって(笑)

 

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それなら、自分もまずは普通に勤めてみようと思い、アパレル商社に入りました。神奈川県出身でそのときは東京に勤めていたのですが、異動ですぐに京都に来ることになったのです。

 

京都には1年ほど住んでいたのですが、また東京に戻ることになって。もう少し京都にいたかったなという思いがあったのと、その頃住んでいた場所がちょうど「焼肉 弘」の近くだったので、そこで働かせてもらったら、お肉に関する知識が学べるし、経験も積めると思い、「焼肉 弘」の社員となり、また京都に戻ってくることになったのです。

 

——そうだったのですね。「焼肉 弘」といえば、京都でも人気のお店で、店舗もたくさんありますよね。精肉店もされているし、いろいろ勉強できそうです。「焼肉 弘」では、どんなお仕事をされていたのですか?

 

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木原さん:
調理全般いろいろやらせてもらいました。店長をしたり、お店の立ち上げに一から関わることもありました。ただ、ずっと独立願望は持ち続けていて、一度は実家のある神奈川に帰ることも考えました。ですが、店を継ぐのではなく自分でお店をやろうと思い、京都で物件探しを始めました。それが2年くらい前のことです。

 

——なるほど。では、こちらの物件はどのようにして見つけたのでしょうか。

 

木原さん:

お店のターゲットとしては、働いている人たちが会社帰りに寄ってくれたらいいなと考えていたので、場所は四条烏丸や、京都駅周辺をメインに探していました。その頃、物件探しでコトスタイルさんにも相談させてもらっていて、社長の穴澤さんにも物件をいくつか紹介してもらっていました。

 

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ただ、本当に物件がなくて。この物件いいな!と思っても、焼肉店がNGという物件が多いんですよ、ホントに。あとは初めてやるお店なので、予算もありますし、手ごろなサイズ…だいたい15坪くらいの物件を探していたので、いいと思った物件でも大きすぎたりして、なかなかちょうどいい物件が見つかりませんでした。

 

ここは「弘」に勤めていた頃、帰り道で見つけて、問い合わせたところ、2階もあるので、自分の思っていた予算よりだいぶ高くて、一度は諦めていたところ。でも諦めきれず、ダメ元で穴澤さんに相談してみたんです、一度物件を見てみたいと。

 

それで2回目に内覧したら、最初に聞いていた家賃より10万円近く下がっていたんです!さらに穴澤さんに「2階はお店にせずに、まずは1階だけリフォームをして始めてみたら?」と提案してもらい、それなら損益を計算しても何とかやれそうだと思って。

 

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中は結構ボロボロだったので、こんな場所で本当にお店ができるのかという不安もあったのですが、そこもいろいろな物件をリフォームしてきた穴澤さんに「大丈夫ですよ」と背中を押してもらって、ここの物件に決めました。

 

——建物の2階を使わず、まずは1階だけでもいいんですね。

 

木原さん:

はい、穴澤さんに提案してもらったときは、そうか!そういうやり方もあるのかと胸を突かれました。まずは、1階だけリフォームをしてお店が軌道に乗ってきたら、ゆくゆくは2階もお店にできたらいいなと考えています。

 

またコトスタイルさんは、自社で焼肉店を経営されていることもあって、リフォームの際には、その知識や経験をあますことなく提供していただいて、本当にありがたかったです。

 

——リフォームをする際、木原さんからはどのような希望を出されたのでしょうか。

 

木原さん:
焼き肉屋さんぽくしたくなくて、スタッフの古谷さんには鉄筋がむき出しになっているような「インダストリアル」な雰囲気にしてほしいと伝えました。お客様には気軽に来てほしいので、堅苦しくない、カジュアルな雰囲気にしたかったんです。

 

それで内装のイメージを出してもらったところ、ほぼほぼイメージ通り。ドンピシャ!という感じで驚きました。

 

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奥様:
頭の中にあるイメージを伝えるのはなかなか難しいと思うのですが、こんなにうまく行っていいのかというくらい、イメージ通りでしたし、やりとりがスムーズで驚きました。

 

——コトスタイルが、お客様の意図をうまくデザインに落とし込んでくれたんですね。さて次回は、想像通りだったという気になる内装のことを、詳しく伺っていきます!

 

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>>②へ続く

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「焼肉ダイスケ」HP:https://yakiniku-daisuke.com/

 

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