漬物ダイニング 柴常様


 

二条城と晴明神社の間に位置する堀川商店街。

アーケードの下を地元の人が行き交う賑やかなこの場所に、
2016年6月に移転オープンしたのが「漬物ダイニング 柴常」さんです。
今回堀川商店街において、歴史と文化をコンセプトにした店舗の募集があり
社長の柴垣勝巳さんが移転を決意。

烏丸御池にあった京町家を改装した店舗からの移転となったのでした。

移転リニューアルした店舗の内装について、
社長の柴垣さんと娘さんの沙知さんにお話を伺いました。

 

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(2016年10月6日取材)

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インタビュアー:

以前の店舗は、烏丸御池にあったそうですが、
今回の物件はどのように探されたのでしょうか?

 

柴垣さん:

公団の方に空き店舗の募集があることを伺い、
その際の条件が歴史と文化がコンセプトとなるお店と知って、

それならば漬物屋はぴったりだと思い、応募したのです。

コトスタイルさんのことも、応募したタイミングで
公団の方から紹介してもらいました。

 

うちはもともと大正13年に創業した漬物メーカーで

百貨店やスーパーなどへの卸がほとんどでした。

なので、自分の作った漬物がおいしいかどうか、

お客様にどのように評価されているのか知るための場所、

いわばアンテナショップとして

「漬物ダイニング 柴常」をオープンさせたのです。

 

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インタビュアー:

なるほど。

移転の際は、新店舗の内装をどんな風にしたいとイメージされていましたか?

 

柴垣さん:

内装に関しては、ほとんど娘に任せました。

詳しいことは、娘に聞いてみてください。

沙知さん:

以前のお店は、京町家をリフォームしたお店で、
高級感のある、格式高い雰囲気だったんです。

通りから店舗の入り口までも少し距離があって、お客様には敷居が高かったようで。
そんなこともあって、今回は和風すぎることなく
若い方も気軽に入って来られるようなカフェっぽい雰囲気がいいなと思っていました。

 

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インタビュアー:

そうだったのですね。

確かに、こちらのお店はモダンで、カフェのような雰囲気ですね。

リフォーム前、こちらはどのような空間だったのですか?

 

沙知さん:

最初は、本当にただのコンクリートの箱といった状態でした。

前の店舗で使っていた機材をここでも使いたかったので、
キッチンスペースなどはまず冷蔵庫をどこにどう置くのか検討したうえで
レイアウトを考えていきました。

 

キッチンの水道栓は前の店舗ではひねるタイプだったのですが、

手が汚れた状態で水を使うことも多かったので

今回はひねらなくてもワンタッチで水が出せる
ハンドルタイプの金具に変更してもらいました。

小さな変化なんですが、すごく便利になりました(笑)

 

移転後は、前の店舗のことを踏まえてレイアウトを決めることができたので

動きやすい動線を考慮した分、動きもスムーズになりましたね。

キッチンを最初に決めてから、どのくらいテーブルを置けるのかなど

座席数を決めていきました。

 

インタビュアー:

テーブルやイスはゆったりと配置してありますね。

 

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沙知さん:

そうですね。

うちは漬物を好きなように取っていただくバイキングスタイルのため、
お客様がフロアを行き来することもあって、通路は広めにとりました。

あと店舗入り口の販売スペースにある棚は固定されていないので、

お店のレイアウトを変えようと思ったら自由に動かせるんです。

 

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インタビュアー:

なるほど。それは便利ですね。

販売スペースを広くすることもできますし、

その逆もできるんですね。

 

沙知さん:

ええ。

あと、漬物を並べるカウンターの下には保冷剤を敷いておけるよう

コトスタイルさんに特製のカウンターを作ってもらいました。

カウンターの幅も以前のお店より広めにとって、
漬物もゆったり配置できるようになりましたね。

棚の下は、漬物を入れて置ける冷蔵庫を収納できるようになっています。

 

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柴垣さん:

漬物は、以前の店舗では販売していなかったのですが、
ここでは新たに漬物が購入できる販売スペースを設けることにしました。

また、カフェタイムにもお客様に来て頂くため、
漬物メニューだけでは厳しいので、ケーキを作ってみようと思い立ち、
新しく漬物を使ったケーキを開発したんです。

 

インタビュアー:

え? ケーキの漬物ですか?

 

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柴垣さん:

はい(笑)「漬物チーズケーキ」です。

実は以前から色々と試していたのですが

移転後、ついに登場させることができました。

ベイクドチーズケーキの生地に、梅しば漬けを混ぜ込んであります。

漬物もチーズも同じ乳酸菌なので、ふたつの組み合わせは合うはずだと考え
半年かけて完成させました。
皆さん最初は意外そうな顔をされるのですが、

試食していただくと好評なんですよ。

 

インタビュアー:

カフェタイムには、柴常特製の漬物チーズケーキが味わえるということですね。

 

柴垣さん:

はい、そうです。

今はまだお店で食べていただくだけなのですが、
今後は販売もできればと考えています。

 

インタビュアー:

それは楽しみですね。

ではまた内装のお話に戻りますが、

店内に置いてあるテーブルやイスは、
前の店舗のものを利用しているのですか?

 

 

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沙知さん:

テーブルの脚だけ再利用して、天板は新しくなっています。

あんまり落ち着いた色ばかりでまとめると、
のっぺりとした雰囲気になってしまうので、椅子はカラフルに。

暖簾の色が赤だったので赤色と、和風をイメージした緑という配色です。

ソファ席のシートも茶色一色ではなく、中に柄が入ったものを選びました。

 

インタビュアー:

実際に施工する際、沙知さんからはどのような希望を出されたのですか?

 

沙知さん:

椅子のことや壁紙の種類も
私にとっては初めてのことばかりで何にも分からなくて(笑)
ただコトスタイルさんに「こうしたい」ということをざっくりと伝えたら、
それなら、これだったらできますよ、と毎回いくつか提案していただいて、
そこから細かく決めていくという感じでしたね。

 

レジ台や棚なども作ってもらったのですが、
レジ台は、ちょうどいい高さが分からなくて

一緒にメジャーで測りながら、このくらいかなぁって言いながら(笑)

 

今、漬物を並べているニッチ棚も、最初はただの真っ白な壁だったんですが、

施工途中に「今なら棚を付けられますよ」と提案していただいてできたものなんです。

 

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インタビュアー:

そうなんですね。
購入できる漬物が見やすく並んでいて、ちょうどいいですね。

 

沙知さん:

最初は何を飾ろうか悩んだんですけど(笑)

今はこれに落ち着きました。

 

インタビュアー:

お店の外観はいかがですか?

入口のドアは押すタイプではなく、引き戸なんですね。

 

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沙知さん:

和風にしたかったので引き戸にしたんですが、間違えるお客様もいらっしゃって…。
引き戸だと分かるような矢印のシールがいるなぁって父とも話しています。

そういった、わざわざ電話するほどでもない困りごとってあると思うのですが、
コトスタイルさんはリフォームが終わり、お店がオープンしてからも

たびたびお店に寄ってくださるので、

ちょっとした相談も気軽にできて助かっています。

 

インタビュアー:

確かにアフターフォローがしっかりしていると
お店をオープンしてからも安心ですね。

 

沙知さん

そうですね。

あと外観については、今回はカジュアルな雰囲気にしたいと思っていました。

中が見えるような大きな窓をつけてもらったら、店内に光も入ってきますし

お客様にとっては中の様子が見えますし、安心ですよね。

入りやすい雰囲気のおかげか、お食事だけではなく
漬物を買いに来てくれるお客様も増えました。

 

今回の立地が商店街ということもあって、前を通ってくれる人も多く、

以前よりチラシの減り方も早いですね。

 

まだこちらに移って3ヶ月ちょっとですが、
これからも困りごとがあったらコトスタイルさんに相談しながら、
より多くのお客様に来ていただけるようにしたいですね。
コトスタイルさん、これからも頼りにしています(笑)

 

インタビュアー:

移転間もないですが、ひとまず現段階で移転リニューアルは成功といえそうですね!

今日はいろいろとお話を聞かせていただき、ありがとうございました。

 

 

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以前のお店のことを踏まえての移転リニューアル。

新しい店舗には、以前のお店で感じていた
良かったことや改善したかったこと、すべての思いが反映されていました。

これから新たにお店を開く方の参考にもなりそうです。

 

柴垣さま、沙知さま、どうもありがとうございました!

 

>漬物ダイニング 柴常様の事例紹介ページは、こちらから御覧ください。

 


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