美容室 L’AQUILA

 

三条通、とくに東は寺町通りから、西は烏丸通りまでのあいだは、

個性的なお店、センスのあるサロンなどが多く集まり、

京都人、観光客ともに大人気のスポットとなっています。

 

そんな三条通りの一角に、小さいけれど…

オシャレかつ落ち着く空間、美容室ラクイラが完成しました。

 

「表に出るのはちょっと苦手で」と、はにかむオーナーの

高橋信貴さんにお話を伺ってきました(2014年4月7日)

 

 

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インタビュー:

ビルの階段を上って、ラクイラさんを見た瞬間

「うわ!かっこいい」と感じました。

 

そんなスタイリッシュな外観から、お店に一歩入ってみたら…

すごく居心地がよくて、落ち着くところが不思議です。

 

高橋さん:

ありがとう。テナント募集の際から、この物件、チェックはしていたんです。

不動産会社の人と訪れた、そのときの第一印象は

「美容室には狭すぎるな」って(笑)でも、コトスタイルさんの担当者さんと

再度訪れたときは、なぜか直感的に「ピピッと」くるものがあったんですよ。

 

 

インタビュー:

具体的なイメージが湧いた、ということでしょうか?

 

高橋さん:

はい。いまシャンプー台を据え付けている場所があるでしょう。

そこへ、シャンプー台をコチラ向けに設置している様子が、

ビジュアルで見えたんですよ。

 

すぐ、コトスタイルの担当者さんに

「ここに、台を設置できるよね?」って聞きました。

そうしたら「大丈夫です」って。

 

このシャンプー台は、ある美容機器メーカーのモノなのですが、

コトスタイルさんで施工された美容室で同じ物を

設置されたことがあったそうで。寸法取りや排水など、

数値関係をわかっておられたから即答してもらえたんだと思います。

 

インタビュー:

なるほど。物件を観に行ったその場で、設備関係について

答えてもらえるというのは、有り難いですよね。

 

高橋さん:

コトスタイルさんのレスポンスが早いから、スムーズに決断できました。

こんなことって珍しいんです。もともとボクはあまのじゃくな面があって、

皆と同じことをするとか、華々しく表に出るのは苦手なほうです。

 

 

だからこそ、あえて逆ばりというか、開業するときは

「表通りに面している、1階店舗、目立った場所じゃなくても、

絶対なんとかしてみせる」という意地がありました。

「このロケーションでも、お客様のご紹介やご支持を得て・・・」

 

それに、この場所に決定した理由は、ボクの性格上だけではなく

「京都のお客様気質」にも合っていると、確信もあったのです。

 

東京の美容室と、京都の美容室を比べていただくとわかりやすいのですが、

青山あたりのサロンって表通りに向かってガラス張りで、

お客さまの椅子も外から見えるように置かれていることが多い。

 「どう?見てみて、素敵でしょ?」って(笑)

 

対して京都のお客様は、ご自分がキレイにしている舞台裏を

他人に見られたくない、目立ちたくない、あからさまにしたくないという方が、

多数派なのではと感じます。

 

こっそりと隠れ家的な場所を好む人が多い。

そしていったん気に入ったトコロは徹底的にご贔屓くださる。

 

 

インタビュー:

わかります、それって、とっても京都人的な感覚ですよね。

 

高橋さん:

だから…この空間は、ボクからの「お客様へのお約束」でもあります。

この場所でお客さまの髪を美しくする間は、

心の底からくつろいでいただきたいのです。

 

基本的に一人のお客様がいらっしゃる間、この空間はお客さまの貸し切りです。

くつろいでいただくための工夫も、随所に施しました。

 

コトスタイルさんには、ボクの意図「お客様のための空間」を実現すべく、

ほんとうにがんばってもらいました。

 

 

この家具(作り付けられた、チャコールブラウンの壁面収納)も、

すごくいいでしょ。センスよく仕上げるだけなら、

スピーカーやCDプレイヤーなどを隠してしまうといいかもしれないのですが、

ぼくが目指すスタイルはあくまで「お客様の家」。

 

こうしてプレイヤーが見えていると、お客様が好きなCDを持参して

「コレ、かけてね」って言いやすいでしょう。

 

さらに、くつろぎの空間だからこそ、お客様が心地よく思う

距離感・空気感には、とくに気を配っています。

お客さまそれぞれの最適な距離を汲み取った、

スマートな接客を心がけています。

 

 

インタビュー:

なるほど。

 

高橋さん:

美容室で過ごす時間って「自分に与えるご褒美」だと思うんです。

仕事に、家庭に、日々がんばっている自分に、

ふとしたタイミングでカバンやアクセサリーを

プレゼントしたくなるように「2時間、美容室でゆったり」過ごす。

 

女性って、そんなふうに髪のことを捉えているのではないかなって。

だからこそ、そんな時間をボクの美容室で過ごすと

選択してくださるお客様には感謝の気持ちでいっぱいになりますね。

 

 

インタビュー:

ありがとうございます。最後に…コトスタイルさんに決めた理由をお聞かせください。

 

高橋さん:

とにかく、HPが見やすかったですね。コトスタイルさんが

「どういうコンセプトで仕事をしているのか、とてもよく伝わってきた。

物件選び、デザイン、そして施工が「ワンストップ」で完了する、

そのメリットについて非常にわかりやすく表現されていましたから。

 

あ、そうそう、それから、コトスタイルさんで貰った

「お店を出すためにオサえておきたい大切な20のコト。」

この小冊子も、開業までの流れが

手に取るようにわかって、良かったね。

 

1つだけ注文をつけるとすれば…小冊子のイラストでは

「めっちゃイケメン」に描かれていた穴澤社長さんが、

こんなに「いつも汗をふきふき懸命に仕事をする」

愛嬌あふれる方だとは、予想しませんでしたけどね(笑)

 

 

インタビュー:

ありがとうございました

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インタビューを終えて

高橋さん曰く「ぼくも美容師として、お客様の意志や要望を

汲み取る仕事をしてきたからこそ、わかるけれど、

店舗を自分のイメージ通り仕上げてもらうって、

ほんとうに大変だったよ」とのこと。

 

「『コトスタイルさんは美容室を何軒も手がけてきた

施工のプロなのだから、このくらい言えばわかってくれるだろう』って

思い込んでいたね。でもね、それは、相手に対する甘えであって

必ず『わかってもらえるまで』伝える努力をしないといけないんだ。」

 

そんな施主と施工側の真剣なやり取りを経て誕生したお店に、

高橋さまは心から満足しておられるご様子。

 

高橋さま、どうもありがとうございました。

美容室 L’AQUILA様の事例紹介ページはこちらから。

 

アンケートはこちらから。

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