居抜物件-京都で店舗の仕事をしている人から見たヒビノコト-

 

最近は居抜物件を探す方が多く感じます。

しかし、居抜って一言に言ってもそれぞれですよね。

なので居抜についてちょっと考えてみたいなと思います。

 

まずは、何故居抜が良いか。(メリット)

初期費用が安くつく

 

・・・あれっそれだけ?

 

では、居抜きに対するデメリットは。

閉店した状態の為お客さんを呼び込むのに一苦労(新鮮味がない)

すでにレイアウトが決まっているのでやりたいコトがやりにくい状態。

以前のイメージを変えるのがとっても大変。

 

そうなんです。お店をだすのって出す側はとっても大変で

気持ちがとっても入っているのですが、一方でお客さんは、

あまりそんな事には興味がない場合が多いんです。

 

だから、目一杯工夫してオープンを迎えないと

もしかしたら見向きもしてもらえない事だってあるかもしれないのです。

だとすると、どうでしょうか居抜き?考え物かも・・・

 

近頃は初期費用を抑えて出店したいというニーズがあり

その為に居抜物件が注目されている気もしますが。

本当に大切なものは何かもう一度考えてから物件を探してみてほしいです。

 

もちろん、やりたいコトがあって、それでいて物件を探したら

思っていたのに、とっても近い居抜があったとします。

だとしたらアリですよね。ラッキーです。堂々とチェレンジしましょう。

でも、そのまま以前のお店構えでスタートって訳にはいかないので、

おそらく多少は手を入れる必要がでてくるかと思います。

 

実は扱いが難しいのが居抜なんです。

でも、上手く利用できれば、確かに安くで良いものに化けます。

このあたりは経験と勘がものを言う世界かもしれません。

ただ、漠然と居抜きを探しちゃうと危険だって事は

ご理解頂けたのではないかと思います。

 

あと、居抜に対してもう一つ気をつけてほしい事があります。

それは、人気がある為、契約を急かされてしまうということです。

「他にも借りたいって人がいるんです」というトークから

早く申し込んでくださいという流れで、じっくり考える時間がとれなくなってしまう

そんな危険性があることも、是非知っておいてくださいね。

 

何故か居抜人気のこの業界ですが

要は「ゴール」がしっかり見えているかどうかが大切なコトかもしれません。

 

 

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