続・工事に関する大切なコト。-京都の店舗専門・テナント仲介・店舗デザイン設計施工-

 

おはようございます、穴澤です。

いやー、先週はなかなかブログの更新が

できていませんでした。

 

本日も週次ミーティングを終えました。

しかし最近は本当に時間が経つのが

早いと粛々と感じています。

 

師走の忙しさ故でしょうか、

忙しいという事はありがたい事ですから

今出来る事を精一杯やって行こうと

そんな風に思っています。

 

さて、続・工事に関する大切なコトです。

続という事ですので、全編がありました。

全編はこちらをご覧ください。>>>全編

 

ざっくりと説明すれば建設業の認可

についての話を書かせてもらいました。

そして、今回は全編でも書かせてもらったように

設計施工、デザイナー、工務店といった

仕事の違いについて、書いてみようと思います。

 

まずは、設計施工とは字のごとく

設計して施工(工事)もするというタイプです。

僕達もこのやり方を採用しています。

 

 

お客様と打合せした内容を基に

デザインを考えて、工事も行うという感じです。

工事と言ってもトントンカンカンはやりません。

 

専門の大工さんや、塗装やさん等に

「ここをこのようにして」といった、指示をしながら

工事を進めていく事を言います。

 

実は、工務店さんもこういったやり方で

工事を進めているんです。

こういった進め方をするのが工務店さんの仕事。

逆に、デザインだけ行うのがデザイナーの仕事です。

 

そのように考えると、お店として

きちんと設計する場合を考えた場合は

設計施工の会社にお願いするか

若しくは、デザイナーと工務店のセットで

お願いをするかどちらかになります。

 

工務店だけにお願いすると、

中々イメージがわかないまま工事が始まったりします。

簡単な内容でよければ、一番ローコストです。

ただ、ある程度のクオリティをもとめるのであれば

さけたほうが良いでしょう。

 

逆に、デザイナーさんにお願いすると

単純に工事は別の会社が行うという流れになります。

本来なら、デザインだけしてもらって

工務店はお客様で探すのが本筋ですが、

実は、そんな風にしている会社って少ないです。

 

というのも、デザインって言っても

精密機械のように厳密に設計を起こすことはありません。

むしろ細かい納まりは、工事を進めながら決めます。

だから、お客様の紹介の工務店で工事をするのは

デザイナーさんにとってもリスクがあるのです。

 

工務店の方がいう事聞いてくれるかなとか

大切な工程が設計でもれていたら、

誰が責任をとればいいのかといった感じ。

 

だから、デザイナーさんに頼めば

だいたい、使い勝手の良い工務店を紹介されます。

というより、本音はそこでしか工事できないから。

 

さらに、中には、工事金額の数パーセントは

紹介してくださったデザイナーさんへ、、、

といった事も日常茶飯時な事ではないでしょうか。

 

デザイン専門でやられていて、かっこいい内容で

あらかじめイメージしやすいのが

デザイナーさんに頼むメリットです。

 

しかし、費用的な心配、工務店とのグレーな関係。

そのあたりが、課題になってくるでしょう。

 

このように考えると、工事の仕組みを知る事で

大きな金額を抑える事が可能になるかもしれません。

逆に知らないと気付かないコストが

掛かっているかもしれません。

 

個人的には、しっかりとデザイナーさんへ

頼まれるのも良いと思います。

もちろん資金が許せばですが、、、

内容がわからないものに大金払うよりましでしょう。

 

もう一度整理すると、、、

 

工務店のメリットはコストが安い事。

デメリットは工事内容がイメージできない。

逆にこれでコストが高いと問題ですね。

 

デザイナーのデメリットは費用がグレー。

メリットはしっかり工事がイメージできる。

これでデザインのイメージが

しっかりできなかったら問題です。

 

設計施工の場合はイメージができて

コストも明朗会計であるという事です。

さらに、関わる人件費も抑えられますし

デザインを行うものが工事を管理する為

安心感もあると思います。

 

大きなビルを作るとか、商業施設を作るなら

設計者と施工者が別です。

 

しかし、店舗の場合であれば

一緒の方が、メリットがあるように感じます。

ただ、あくまでも理論的なものです

会社によっても、どこまでサービスが

行き届いているかバラバラですから

しっかりと、委託先を決める必要があるでしょう。

 

さらに、最近であれば、デザイナーさんが

工事を請けないのにもかかわらず

設計施工とうたっているケースもあります。

さすがに、ちょっと残念ですね。

 

本来は、建設工事全般にかかる法律として

一括丸投げが禁止されています。

自社で請けて、他社に丸投げといケース。

責任で考えると、当然駄目ですよね。

 

工事と一言に言っても、これだけ

様々なケースがあります。

逆に言うと、どうとでも出来ちゃうもんです。汗

 

よく、お知り合いに頼むとおっしゃる方もいますが

こういった仕組みを理解されていれば安心です。

しかし、知らずに知ってるからと頼んでしまうと

結構、後から後悔されたと聞くケースもあります。

 

では、どうすれば、こういった問題を回避できるか

それは簡単です。

 

聞けばいいんです。

 

聞いてしまえば、ウソをついてまでは

工事を請ける事はないでしょう。

後でばれると、ひどいですから、、、

 

だけど、聞かなかったら、そのまま行っちゃいます。

後で、現実を知るとぞっとしますが、、、

 

そういった中身もしっかりと研究してください。

開業にとって、初めの初期費用って大切です。

頑張れば、運転資金の1~2ヶ月圧縮なんて事も

可能なのかもしれません。

 

今日は、工事の種類について書かせて頂きました。

是非、参考にしてみてくださいね。

 

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