商品やサービスのネーミングについて

ネーミングの極意

情報が多すぎて疲れるなと感じているのは歳のせいだろうか。

お店づくりの仕事をしているにも関わらず、店探しに疲れる。

昔は雑誌で情報収集して、店を回るのが好きで

高校生くらいの時は京都でアパレルショップを回りまくってたし

社会人になったら、外食に目覚めて店巡りまくってた。

 

でも、最近はなにか探すのがとてもしんどくなって

パッと目についたもので、決めてしまってる事も多い気がする。

情報が増えたことによる副作用なのかなと思ったりするけど

そんなパっと目につくもののひとつにネーミングがある。

 

店名、商品名、サービス名、メニュー等

めちゃくちゃ考えて、めちゃくちゃ試行錯誤して作り込んでいるけど

そういえば、ネーミングのところ疎かにしてません?

結構、えいやって感じで決めちゃったりしてません?

まあ、その時は入念に考えるんだけどネーミングってすごく難しい。

 

というわけで、ネーミングの極意て本を読ませてもらいました。

なんと、ノートパソコンというネーミングを作った人の本で

こんなにもネーミングひとつで変わるものなんだという事例や

ネーミングをつけるときのヒントが満載の本でした。

 

今までやってきた事を振り返ると、ここまではできていなかったなと思う。

これだけ情報が増えた中で商品やサービスで選んでもらう側の人にとっては

一度読んでおいた方がよいかもしれません。

しかし、そう思うとずいぶん世の中が変わったという感じですが

そんな変化を楽しみながら仕事しないといけないですね。

 

また、これからもいろいろやっていくんで

その都度、ネーミング考える度に開こうと思います。

 

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デザインについて学び直さないといけない4

デザイン経営4冊目(パーパス「意義化する」経済とその先)

デザイン経営DAY2が終わった今回もデザインという仕事の価値について学んだ。

今デザイン経営という授業を受けながら、企業がデザインを重要に捉え始めている事。

一方で、古い体質の経営層の企業では、デザインが不要だった時代の

成功体験が阻害要因となり、デザインを受け入れることができないどころか

デザインが必要だと感じている社員がいるにもかかわらず

そんな声が経営層に届かないというリアルがあるという事を知った。

 

うちは幸いにしてデザイン学んできた子たちの集まりだから

そういう意味ではデザインに対する理解や価値は当然持っているし、

おそらくみんな、デザインをする為に集まっている組織だと思う。

ただ、デザインだけで経営はうまくいかないという視点が重要で

あくまでもビジネスでり経営だという事を十分に理解しなければいけない。

だから、僕はこうしてMBA(経営学修士)を学んでいるんだと感じた。

 

約2年半学び続けてビジネスという経営学を体系的に学べ

得られたものの大きさは、本当に来てよかったというよりも、来ないとやばかったと

思うくらいに衝撃的で人生に対するインパクトは大きい。

 

そして、今回デザインの価値について改めて学び、

いかにビジネスに取り入れるかということについて考える機会をいただくことができた。

そして学びながら感じたのは、多くの企業でビジネス人材が多い中で

デザインを取り入れることに対する難しさを感じている企業が本当に多いという事。

そして、逆に僕はデザイン人材が多い自企業で

ビジネスを取り入れることの難しさを感じているということがわかった。

 

ビジネスだけでも駄目で、デザインだけなんて考えられない。

そんなビジネスとデザインの関係について学んだうえで

わかったことが、ビジネスとデザインをつなぐビジネスデザインという領域だった。

経営者として組織のリーダーとして経営をデザインする。

これこそが、僕自身がきっと終生成し遂げるべきことなようにも感じる。

 

前置きが長くなったけどビジネスとデザインを繋ぐという難しさ

こんな素晴らしい授業の講師は以前も書いたけどTakramというデザインファームの

田川さんと佐々木さん、前回は田川さんのイノベーションスキルセットを読み

続けて佐々木さんのパーパス「意義化」する経済とその先も読ませてもらった。

 

パーパスについては少し前に数冊読みながら自社のパーパスを策定したので

しばらくは別のジャンルの本を読もうと思っていたにもかかわらず

こうして、偶然化、またパーパスに出会ったりするから

やっぱり、今年はパーパスが自分にとって重要なんだと捉え直している。

 

パーパスについては以前書いてきたことの復習も多く

やはり企業はもはや営利な組織だけでは生き残れないと強く感じた。

 

“これまでは「ユーザーに喜ばれるだろうか」

「ユーザーの真の課題に寄り添っているだろうか?」という、

ユーザー視点を徹底することで広く支援を獲得できたが、

もはやそれだけでは不十分だ。

今後は「我々のビジネスや取り組みは地球にとってよいものだろうか」という

「地球中心」の視点を加え、さらにそれをユーザー中心思考より

優先させる必要があるだろう。”(文中より抜粋)

 

これはパーパス関連の書籍のほとんどに記載されており

システム思考に近い概念であり、著書の佐々木さんも同様に重視されていた。

 

また、少しリアルな考察も記載されていた。

“気候変動についてはいくつかのショッキングなデータがある。

2020年春のIPSOSという調査会社の国際比較調査で

「人間の活動が気候変動につながっている」と考える人の比率は、

日本がダントツの最下位であった。”(文中より)

生まれたときから日本に生まれたことに対して誇をもっていたけど

本当に日本は置き去りになってしまっている事にショックを受けると共に

まじで、こういうのやっていかないとやばいと感じてる。

 

“メーカーが「新しくモノを生産する主体」であり、

消費者が「消して費やす主体」であるという、

20世紀型のありようは姿を消しつつある。

作ること、そしてそれを単に消費することは、

これからの経済活動において主役の座を徐々に失っていくはずだ。”(文中より)

 

“これまでのビジネスが「作って、売って、終わり」という単線型だったとしたら、

消費者と心理的につながり、消費者と企業の間でモノがループし続ける時代においては、

その円環の中で複数の課金ポイントを構築していくような

ビジネスモデルがたちあがっていくだろう。”(文中より)

ここでもやはり”こころを知る”という事の重要性を改めて感じる。

 

このような考えを今の事業の先に見据える事ができているだろうか。

正直全然だめだし、本気でやれていない。

本当に、長期的な目線で仕事に取り組まなければいけないし

未来のこどもたちに見せられるようなものでもない。

 

“一時的な目的や偽りの目的はすぐに消費者に見破られます。

マーケティングに偏りすぎた目的も、消費者の心には響かない。

消費者が望むのは、彼らが関わるブランドとの真の意味でのつながりです。”(文中より)

 

“これまで企業にとっては高機能の製品を作ることを(What)、

それをよりよい顧客体験やメッセージを通じて届けていくこと(How)が重要だったが、

これからはパートナーとして信頼に足る人物(Who)か、

自分と同じ価値観(Why)を持っているかがとても重要になっていく。”(文中より)

 

時代の変化とともに企業の在り方、目的、立ち位置、消費者との関わり

すべてが大きく変わっていることは、この言葉からも明白だと思うし

先日学んだカスタマージャーニーとブランディングでの学びにも繋がる。

ブランドとお客様が共感・共鳴・共振して絆が生まれるほどの事を成しているか。

 

“「社会の探索」では、自組織の周辺で起こっている社会の変化を捉え、要素を抽出する。

ここで大切なのは、現在起こっていることだけでなく、

将来大きなインパクトになりそうな「兆し」を捉えることだ。

気候変動、格差や分断など人類がかつてない地球規模の課題に直面している今、

組織はより大きな視点で社会の変化を把握し、

社会からの期待を捉えることが求められている。

そのためにも、自組織の枠の外に目を向ける「枠外発想」が重要となる。”(文中より)

 

パーパスを定めるときに重要な事として

自組織の探索と社会の探索があると記載されていた

そこにパーパスがあると学んだ。

 

僕たちは「オモシロイ世界を広げる」というパーパスを掲げようとしていたけど

こんな一方向で本当に良いのだろうかと今は思う。

自組織においては、お店創りを追求しながらオモシロイ場所を広げる

社会的には空き家問題や環境問題に対するリノベーションの意義を用いた解決を目指す。

そのように考えると使い切れていない土地や建物をオモシロイ世界へと

変えていくというパーパスを作らないといけない。

社員が納得して自ら行動できるくらい明白に言語化しないといけない。

 

さいごに、本書でのメッセージ

“未来を構想するためには、入念に磨き上げられた意義の力が必要になる。

何のためにその組織は存在するのか、という深い問いから構想される未来には、

資金や人といった事業リソースを集める力がある。

ビジネスモデルだけでなく「意義」が、

持続的な競争力の源泉となる時代が訪れようとしっている。”(文中より)

 

この様な視座で経営を行う企業が増えなければ

数世代先の未来はどうなっているだろうか。

僕たちも小さな組織ではあるけれど社会の中の一組織として

このような知見を十分に理解して事業を営まなければいけない。

 

そして、デザインの話しに戻って、このような事を実現する為に重要なこと

それこそが、ビジネスとデザインとテクノロジーなんだと思う。

ここを追求して、将来のコトスタイルやグッドランプの姿を描き仲間に伝え

仲間と共に実現させえることこそが、僕のこの先やるべき仕事になる。

もっともっと考え尽くさなければいけない。

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デザインについて学び直さないといけない3

デザイン経営3冊目

デザイン経営の授業がはじまった。

デザインを学んでいたことを改めて幸運だと感じた。

デザイン思考やデザイン経営という言葉に出会い

自分がデザインにもビジネスにも関わっていたにもかかわらず

知らないことが本当に多すぎて悔しいけれど

今、改めてデザインこそ、最も学ぶべき科目だと感じている。

 

というわけでデザイン経営の講師Takramという会社の田川さんの本

イノベーション・スキルセットを10月頃に読ませてもらって

書きとどめていたものを今日久しぶりにブログにアップしようと思う。

 

これからのビジネスの考え方について

今までといかに変わっていく必要があるかについて書かれていたし

授業で受けたことについても多く触れられていた。

ものすごく衝撃を受けたんだけど、、、

その後の半年間も凄い衝撃が続いたので、また書いている事への

考え方なんかもだいぶ変わっていたので、結局まあまあ書き直してアップします。

 

まず、デザインという言葉は抽象度がかなり高い言葉だったので

しっかりと伝わるようなブログにしたいから定義から入ります。

 

僕たちはというより、うちの会社ではデザインのことを

目的の設定、計画の策定、仕様表現といったプロセスを通じて

人や社会に価値を提供する事と定義しています。

自社の評価指標にも取り入れているくらいに重要なスキルです。

 

具体的には、お店をつくるという本業においても

お客様がなぜお店を出そうとされているかという本質を知ることからはじまり

本質から共通の目的意識を設定し、計画へと進める

このようなプロセスを経て、仕様表現に落とし込み

お客様がお店づくりを通じて成そうとされている価値を社会に提供する。

 

また、コトスタイル株式会社として取り組んでいる経営についても

なぜ仕事をするのかという本質を考えて、目的を言語化しながら共有し、

その目的を達成する為の計画を経営計画として

実際にみんなが目的に対して行動できるよう仕様表現に落とし込む。

そうすることで、みんなでコトスタイルの価値を社会に提供する。

 

このように前者が狭義のデザインであり、後者が広義のデザインであるものの

やっているプロセスは全く同じであり、デザインという手法が

いかに大切だと考えるかという事もわかってもらえる良い例ではないかと思うし

これ以外の仕事においても同様のプロセスを踏んでいると考えています。

 

経営にデザインを取り入れるという言い方よりも

デザインされた経営を行っているという方がしっくりくるかな。

そんな経営を目指して日々頭をぐるぐるさせてます。

 

そんなデザイン経営を目指すうえで

この本から学んだことのひとつに、学習の4つのAというものがあり

10月頃に書いていたのを振り返ろうと思います。

 

4つのAとは

Awareness「気づき」

Awkwardness「違和感」

Achievement「達成」

Assimilation「一体化・無意識化」

 

これは、少し前に読んだ学習する組織がベースとなっており

組織は組織と人と共に学習を継続するという事が軸になっている。

Takramさんではコアバリューとして最上位に設定されておられるらしく

こういった大切な事を言語化するという考えについて

とても共感しているというか、今自社でも直面しています。

 

その上でこの学習の4つのAがいかなるものかを参考として考えたとき、

Awareness「気づき」とは何かやらないといけないことに気づくこと。

Awkwardness「違和感」とはやらないといけないことをやってみたときに感じる無力さ。

Achievement「達成」とはそんな難しいことを乗り越えること。

Assimilation「一体化・無意識化」そして意識的にできるから、無意識に昇華させる。

このようなループを大切にしている企業を創り出そうとしている事が理解できます。

 

このような言葉がなければ

日々の仕事での判断や実行に対して迷いが生じるし

このような言葉があることで

自信を持って判断や実行ができるようになれると思います。

このようにデザイン経営を構築していくことで

それぞれ裁量のある仕事を行いやすい環境を作り出しながらも

組織として力強い矢印が生まれるんだと理解しています。

 

決して、この言葉だけでデザイン経営を語ろうなんて思ってないし

この言葉の下にもかなりデザインされているということは

ここでは書ききれないので、ご容赦ください。

ただ、すごい内容だし、これはやりたいと素直に思ったのが本音です。

やりたいのは4つのAではなく、僕たちらしい言葉を作るという意味です。

 

いきなりだけど、今の仕事が5年後10年後に存在しているか?

もし存在していたとしても、このままだと思うか?

絶対に変わっているし、なくなっている可能性も決してないとはいえない。

これは、もうずっとどの業界でも言われている問題で。

昭和のように、なんでもうまくいく時代はとっくに終わっている事に

本当に向き合わないといけないし、向き合ってきた人たちが

こんな方法論を生み出しているという事を、まずは知らないといけないし

知ったからには実行しないと、まじでやばいと思う。

 

だから、こういった事を学び実践するということこそが

僕に与えられたミッションなんです。

なぞればできるものでもないし、フルに頭使ってもできるかどうか

そんくらい、しんどいものなんだというところまでは理解できました。

 

そして、今の仲間と共に、学習する組織をつくる。

学習する組織をデザインする。

より良い企業を創り、社会に価値を提供できることに本気で挑もうとするから

これは、絶対に成し遂げないといけないことなんだと書きながら

改めて再確認したという感じ。

まあ、焦らずに、夏ころには言語化できるように頑張ろうと思います。

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ふと今やっている仕事について整理したくなったので書いてみた。

しごとに対するしょうもないひとりごと。

12年前に人の成功を必死で応援する会社という企業理念を掲げた。

たったひとりで起ちあげた時に、ずっと考えていて閃いた言葉。

人のためにやることが、自分のためになるって思ってやってきた。

 

お店をつくるオーナーになろうとする人たちは相当大きな想いを持っている。

絶対に失敗は許されないという、ものすごく強い想い。

お店をやる人の背景はいろいろある。

はじめから独立して自分の裁量で働きたいと思って必死で下積みしてきた人や。

訳あって、違う仕事をしなければならなくなった時にやりたいと思った人や。

他にも書ききれない想いでお店は生まれているし、そんなお店が集まって街が作られている。

 

そんな人たちが、どんな想いでお店づくりをはじめようとしているのか

ここは絶対に見失ってはいけない、僕たちが一番大切にしているところ。

そこを間違ってしまうと、本当に取り返しのつかないことになる。

だから、絶対に成功するお店を創るというミッションを掲げ。

自分たちが絶対にお客さまの心の中まで見に行くという使命感を煽っている。

 

多分そこまで考えてやってるお店をつくる会社って少ないと思う。

だからこそ、そんな先に店舗業界のイノベーションカンパニーという姿があり。

僕たちが目指すべきところがそれなんだと思っている。

だけど、そのために、何をすべきかというところが一番難しい。

要は目指すべきところと、現在地とのギャップをいかに埋めるか。

そのために具体的に何をすれば良いのか。

そして、その何をするべきかをいかにメンバーと共有できるか。

それが、僕の仕事であり、経営なんだと思う。

 

起ちあげたときは、自分が独立したいという想いだけだった。

でも、たくさんのお客さんに出会えた。

そして、たくさんの仲間に支えられながら

今、人の成功を必死で応援する会社に近づいていると思ってる。

4月には2人の新しいメンバーが加わる予定だけど

こういう思いは新しいメンバーだけじゃなく、今のメンバーにも伝え続けないといけない。

まずは、京都で一番ええやんっていう会社を目指そう。

働くが楽しいという職場づくりを実現するために。

 

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デザインについて学び直さないといけない

デザイン経営・続

前回デザイン経営という書籍から

自身のデザインという言葉に対する浅さを感じたと書いた。

そして、先日デザイン経営という科目のDAY1を終えた。(結構前です、、、)

店舗というお客様が消費者へ提供するために

とても重要な店舗デザインに携わらせてもらっているが

まだまだデザインについて理解できていないし

もっと、やらなければいけない事があると感じる学びだった。

 

多数のデザイナーが勤めてくれる組織ではあるものの

モノづくりに対するアプローチは変化している。

遡れば第一次産業革命から、今は第四次産業革命と言われており

従来のモノづくりの概念でビジネスを行うのは

変化に対応できないですと宣言しているようなものだと思った。

(今ブランディングの授業でさらに痛感してるけど、、、)

 

デザイン思考という言葉は正直聞いたことがあるくらいで

ユーザー理解から創造するアプローチくらいに考えていたけど

このユーザー理解がいかに重要化ということ。

そして、デザインという手法が今いかに必要か少しずつわかってきた。

(いや、ユーザーの心の理解が最も重要と今は捉えてます。)

 

僕たちは、運良くデザインという仕事をさせてもらっているけど

正直このくらいのレベルでやっているのかという衝撃。

ただ、多くの企業も同様であり、ここが日本の弱さでもあると学んだ。

 

さて、デザイン経営については、正直入口に経ったばかりで

まだまだ、理解には至っていないけど

経営とデザインを結びつける重要性について理解はできたと思う。

 

この本書では、具体的なデザイン組織の作り方が描かれており

ざっくりいうと、どのようにデザイナーが組織に関わるかというポイント

また、デザイナーという、一風変わった人材に対して(良い意味です。)

どのように経営的に関わりをもっていくかという事が書かれており

もう少しデザイン思考やデザイン経営を理解してからの方が良かった気もした。

 

ただ、世の中は大きく変化している事を感じているかどうか

そして、その変化のスピードに危機感をもっているかどうか

そして、そんな危機に対する試作を講じる準備があるかどうか

運良くデザインを大学で学び、今経営を学んでいる自分は

何をするべきか、少しずつ見えてくるものがあるけど

具体的なところは、今から3か月後に明らかになっているんじゃないかと思う。

 

しばらくデザインについて

デザイン思考、デザイン経営について

改めて学ぼうと思う。

 

あっ、これこの本を読んで思ったことです。

>>>デザイン組織のつくりかた

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デザイン経営の実践に向けて

デザイン経営

企業がブランディング行うにあたって

デザインという概念を取り入れなければいけない。

読み終えるまで、正直デザイン経営に対するイメージだった。

 

ちょうど13期に入り、デザイン経営を取り入れようと

社内のフォーマットの統一だったり

推奨フォントの指定、ロゴの使用ルールの策定などを行いはじめた。

 

ただただ自分がデザイン経営について理解のない

古き経営者の一人だったという事に気づいた。

 

今週からデザイン経営についてGLOBIS経営大学院で学ぶ予定で、

その教科書として、事前配布されたデザイン経営を読んだ。

 

 

時代の変化に伴うモノやコト、情報など消費者との企業が関わるカタチの変化

デザインに対する考え方の違いとして意匠をはじめとした狭義のデザイン

ユーザー体験までを含んだ広義のデザイン、ビジネスモデルまでつなげる経営のデザイン。

 

このようにいかに時代が変わる中で

いかにデザインを捉えるかによって

デザインの影響は大きく変わる。

 

美術系大学を卒業し、デザイン業界に勤め、デザインを生業としているにも関わらず

経営にまでデザインという概念を繋げられていない事に反省する一方で

少なからず、デザインにも経営にも携わってきたからこそ

この3ヶ月で学ぶ意味は、必ず役立つ事になると感じている。

 

リアルな数値としてIT企業ではエンジニア等が足りないとされている一方で

DXを導入するユーザー側では、技術と市場を繋ぐ橋渡しができる

ビジネスデザイナーが足りていないといった相反するデータが存ずる。

 

また政府をはじめ国はデジタル人材の育成に力をいれているが

ここでも、本当に必要なのは、これらのIT技術を

ビジネスに置き換える能力であるといったミスマッチが起こっている。

 

もう少し僕たちの仕事にブレイクダウンすると

今後、このテクノロジーと仕事の架け橋が重要になるということについて

今まで個店の経営に関する情報や技術を提供してきた上で

僕たちがやるべきことのヒントがあるように読みとった。

 

とはいえ、まずは3ヶ月でデザイン経営をしっかりと学び

自社に取り入れるところまで解釈できるように学びを深め

実際に自企業でデザイン経営を、目的をもって取り入れるところまでを目指したい。

 

その上で自企業で取り組んだデザイン経営を

今後サービスとして提供させていただく個店経営者の皆様にも

同様に提供できる仕組みを構築できれば

より、働くが楽しい世界を広げられるような気がする。

 

ーーーー

そして、あれから3ヶ月が経ち学びが終わった。

大きな枠組みについては理解できているが

これをいかに今後導入するかが経営者としてやるべき仕事だと思う。

 

広義の意味においてMVVから戦略、そしてマーケティングへと落とし込む中での

一貫性を持たせ、僕たち全員が共通した理解の上で活動する為の絵を描く。

 

そこには、やっぱり人というものをいかに知るかということが重要となっている。

まさか、この学びすらも今学びはじめたマーケティングへと繋がるとは

過去に書き溜めた記事を読みながら、そんなことを想像している。

今どんだけやれるかで、未来が決まる。子供達に言ってる言葉が跳ね返る。

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2024始動

今年もテーマは組織文化を創る

新年あけましておめでとうございます。

本日よりコトスタイル株式会社の2024年がはじまります。

昨年、世間ではコロナ禍も終わったような1年でしたが

僕たちの業界では、そんな事はなく

アフターコロナに苦しめられた1年となりました。

 

物価高や、人件費の高騰、受け入れなばいけない環境の変化ですが

正直脆弱な小規模事業者にとっては厳しいの一言です。

それでも、期待してくださるお客様も多く、なんとか1年を終えることができました。

昨年度にもお伝えしましたが、これもスタッフや協力企業の皆様のおかげです。

本当に日々支えられている事に感謝する毎日です。

 

昨年こうして年始に書いたブログを読み返したのですが

組織文化を創るという目標は正直道半ばに終わりました。

ただ、まったく手をつけれなかったわけではありません。

こんな組織を創りたいという組織のイメージであったり

そのために、僕自身が何をすべきかが見え始める1年でした。

 

経営を行いながら、MBAで学んだ経営学を実践できるという

本当に恵まれた環境の中だからこそ、見えてきたと感じています。

それは、決して簡単なことではなく、学べばできるというものでもありません。

だからこそ、経営は難しいし、

だからこそ、やりがいのある仕事だと感じます。

 

13年前に1歩目を踏み出せたこと

当時思い描いていたよりも、先には進んでいると思います。

だからこそ、その先を見るために

経営を経営学として、今一度学びなおしたいと感じ

今の仲間を幸せにできる組織を創りたいと学びはじめたのが約3年前です。

 

働くが楽しいと感じる世界を広げるという自身の志。

父から受け継いだ想いを実現できる環境は整い。

後は、その志の実現に向けて行動に移すのみです。

まだまだ学び足りないこともたくさんありますが

5年後10年後に今やっている事を自信を持って振り返れるように

2024年も更に飛躍できる企業を目指して邁進したいと思います。

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Happy New Year 2024!!

2023年の近況報告

あけましておめでとうございます。

2023年も色々ありましたが、2024年がはじまりました。

今年から年賀状はやめることにしたので

ブログとSNSで少し近況報告を。

 

企業としてコロナ禍に入り開催できなかった10周年でしたが

12周年記念という形で開催することができました。

協力会社の皆様と共に、お店づくりを通じて街づくりに貢献する。

そしてお店という場所で生まれる笑顔をつくる企業として

今後も共に成長し続けることを誓った祝賀会となりました。

 

個人としては、グロービス経営大学院へ通いはじめて2年と9ヶ月

大学院生活も残すところ1月からの二科目のみとなりました。

といっても、まだまだ修了後も学びは止めずに通い続ける予定です。

でもこれだけ言わせてください。2024年にMBAを取得します。笑

仕事やプライベートと並行して授業と宿題、予習、復習とまあ学生なので当たり前ですが

まあまあタフな日々でしたが、経営を行いながら経営を学べるという

素晴らしい環境と贅沢な時間は本当に支えてくれた人たちのおかげです。

MBAを取得しても、名前に恥じないように、また調子に乗らないように

学んだことをしっかりと周りの人々に還元できるように頑張ります。

 

そして、家族ですが、妻や子供、そして両親、妻の家族

みんな元気に過ごせた事に感謝の気持ちでいっぱいです。

特に子供たちは本当にがんばった一年だったと感じています。

長男は無事第一希望のジュニアユースへと入団。

素晴らしい仲間と指導者の方々のもと

もはや現役の僕を超えるサッカーを魅せてくれています。

またサッカーだけではなく、心の成長も素晴らしかったです。

中学に入り、はじめは慣れない環境で苦労しましたが

今は、千葉帰省の当日も塾へ行くという成長への貪欲さ

一番獲得してほしかった、自分の人生に対する大切なものを見極め

そのなりたい自分に対して、いかに自らの判断で行動できる人となれるか

そんなことを実感させてくれる中一になってくれており今後が楽しみです。

 

そして次男も4年生でサンガSPに入らせて頂き結果を残しました。

良い指導者の方々のもと、ひとつひとつ丁寧に階段を登っている感じが

兄貴が切り開いてきた道を踏み外さず進む姿は頼もしいの一言でした。

ただ、年末にとても仲の良かった友人がお父さんの仕事の関係で渡米する事になり

この歳で毎週サッカーの練習後にサッカーしていた仲間との別れ

とても辛かったと思うし、親として、とても関わり方も難しかった。

思い起こせば僕も当時仲の良かった友人が突然学校に来なくなり

涙して、なかなか立ち直れない日々が続いたことを思い出しました。

でも、あの日があったから今がある大切な出来事だと今は理解しています。

まさか、次男にまでそんな事が起こるなんてと思いましたが

これを機会と捉えられるかという事が大切だと考え

より厳しいサッカーの環境へと挑戦することを提案したところ

自ら挑戦の道を選んで今は楽しく厳しい仲間と切磋琢磨してくれています。

まだまだ、サッカーも人としても、成長の機会はたくさん

でも、確実に言葉や顔つきが変わって行く姿にこちらも楽しみばかりです。

 

そして、長女はサンガチアに入って一年ほど、すでにスタジアムデビューも果たして

よくわかりませんが、スタンツとかいう人の上に立つパフォーマンスも魅せてくれます。

また、僕が大学時代にハマっていたHIPHOPダンスもはじめて

こちらも僕にはできないステップを魅せてくれています。

まだまだこれからですが、プロのダンサーを目指しているみたいで

強い兄貴たちの影響で頼もしく育ってくれていること頼もしい限りです。

 

父や母も元気で、子供たちの面倒を見てくれていますし

まだまだ、お酒も一緒に呑めるので、いろいろ相談にものってくれます。

先日の12周年記念祝賀会の場所も父に相談し決めたり。

こうして、仕事一番の父と仕事の話をするのは本当に楽しいひとときです。

母とも子育てでは時々言い合いになることもありますが

やっぱり熱い心で人に接する姿は、多少なりとも影響してるなと感じます。

いつまでも元気でいてくれることを願うばかりです。

 

さいごにコトスタイル株式会社と株式会社グッドランプのメンバー

先日の祝賀会でも話しましたが、コロナ禍に入り

本当に厳しい業況感の中で、このように仕事が続けられている事がすごいことです。

一人ひとりの成長も顕著で、みんなが成長してくれることが

僕自身にとっての一番しごとを通じて嬉しいことだと改めて感じています。

今は厳しい業況ゆえに満足のいく経営はできていませんが

今踏ん張っている企業が、きっと今後残り、飛躍すると信じています。

今の企業方針を変えず、まっすぐ、素直に、誠実に、経営します。

人の成功を必死で応援する企業となれるように、共に成長しましょう。

 

年賀状も昨年、今年と多くの方がやめていかれます。

ウェブでメッセージが送れることも容易になり

SNSを通じて、なんとなく繋がりも継続できる時代となり

いろいろなものが変化している象徴だと思います。

変化を恐れることこそがリスク、変化しなければ衰退するのみ

今年から思い切って、こんな形のお知らせに変えてみました。

もしかしたら来年はまた違うかたちになっているかも。

でも、この変化を楽しめるためにも

自ら学び成長することや、自ら判断する強い気持ちを養う事が

今後より一層大切になることはまちがいありません。

 

2024年も変化には恐れず、変わるべきことは変えて行くし

変えてはいけないことは続けるという判断軸をしっかりと養いながら

家族、企業、協力会社、お客様、社会へと

繋がりのなかで良い影響を与えられるように邁進したいと思います。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

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本日はお日柄もよく

コトスタイル株式会社では本日の12月28日より冬季休暇を頂いております。

といっても、本日は大掃除もありまして、社内はバタバタとしております。

業務は休暇に入っておりますので、ご対応等できませんが、ご了承ください。

 

さて、今年は本当にたくさんの本を読ませてもらいました。

振り返りると約20冊も読んだみたいなのですが、まだまだです。

ただ、大学院の学びとして各科目となる経営の要素が繋がり

さらに本は、その繋がりをより強いものにしてくれると気づきました。

 

来年もたくさん本を読みながら学びをつなぎ

経営者として、働きがいのある職場、働くが楽しいと感じる世界を

実現できるように邁進したいと思う一年でした。

 

実は今年最後に読んだ本は、ビジネス書でもなく、自己啓発本でもなく、

人生ではじめて読み切った、こちらの小説でした。

 

本日は、お日柄もよく

 

大学院の同級生が勧めてくれて積読されていた本だけど

主人公のこと葉がスピーチライターという仕事に出会い

そんな仕事との出会いから大きく人生を変える物語は

本当に尊い物語であり、何度か涙を流しかけてしまいました。

 

そんな中でも心に残ったふたつの言葉

 

“困難に向かい合ったとき、もうだめだ、と思ったとき、想像してみるといい。

三時間後の君、涙がとまっている。二十四時間後の君、涙は乾いている。

二日後の君、顔を上げている。三日後の君、歩き出している。”

本当に色々あったけど、この言葉の通りであり、すごく理解できるし

もっと早くからこの言葉に出会いたかった。

 

“仕事が人間をつくる。立場によって人の態度は変わり、顔つきまで変化する。”

そして困難を乗り越えながら、仕事を通じて色々昔のことを思い出しながら

本当に今の自分は仕事によって、関わらせていただいた人たちによってあるんだと

改めて、仕事とは何かという問いについて考えさせられた。

 

2023年の仕事納め

 

本日はお日柄もよく、みんなで事務所を綺麗に掃除をして

来年からの準備ができた一日となりました。

人の成功を必死で応援する会社として、人との関わりの中で

いかに関わるかによって、自らの成長の機会を得ることができる。

そんな企業、組織を目指して12年と半年。

 

来年こそは、さらに今の組織の良い面を言語化しながらも

組織文化をさらに強いものに成長させて

新たに加わる仲間にも伝え、また一年を素晴らしい一年にしたいと思います。

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経営者としてリーダーとして学び続ける

年末を迎え

グロービス経営大学院で経営学を学びはじめて早2年9ヶ月。

いよいよ卒業まで3ヶ月程という時期に入った。

一年前一学年先輩と一緒にPWIを共に学んだのが懐かしい。

それからの一年の早さ、多くの学び、本当にありがたいと思う。

 

経営とは、経営者として行うべき事とは何か?

そんな迷いの中でグロービス経営大学院へ入学した。

 

そして、クリティカルシンキングという科目で

問いを立てること、考えることの重要性を学び

経営そして自らの人生について深く考える期間となった。

 

はじめは本当にわからない事ばかりで辛かった。

何が辛かったかというと、こんなわからない自分が経営をしているという事実。

働いてくれているメンバーや協力してくれる人々に申し訳ないと思った。

 

だけど、そんなことも言ってられないし

なんとかこうして経営を続けてこれたことの理由や

独学であるがゆえの課題を見つける日々がはじまった。

 

そして、実際に経営をしていたからこそ

学びに対する気づきだったり、実務へと活かす機会を得られた事は

このタイミングでとても有意義な時間に繋がった。

 

コトスタイル株式会社と株式会社グッドランプを経営する事とは。

企業としてのあるべき姿、成すべき姿を自らの根っこの部分に向き合い続け

今とのギャップを埋めるための、戦略を練り、その戦略を実行する。

 

戦略へのアクションは決してひとりで行える事ではない。

メンバーと共に成し遂げるために何をすべきか

メンバーが共感し、自ら行動へと移してもらえるためには何を行うべきか。

悩み、考え、試し、繰り返しながら、内省し、また行動し続ける。

そうするうちに、自らが目指すべきリーダー像が少しずる見えてきた気がしている。

 

一番重要な事は、結局組織においてリーダーとしていかに学び続けるか

これがとてつもなく重要であるかということを学んだ気がする。

決して立場では人をまとめるのではなく、人としてまとめられるようなリーダーとなる

そのために、自らを磨き続けることで組織は良き方向へと進み出す。

 

そうして、自らを磨きながら自らをブランディングすることも重要だと感じる。

自分の考えや価値観が他者に伝わっていることを前提にしては決していけない。

こんなにも体験してきたことからくる価値観の違いがもたらす影響に

日々、なぜこんなにも仕事が難しいのかということに対する気づきにもなった。

 

だからこそ、自らをブランディングし、パーソナルブランディングを築き

他者のインサイトに、自分というブランドに対して共感してもらえるか

ここまで考え尽くさないといけないんだと思う。

 

以前リーダーシップについて学んだときにも

リーダーシップ論はどのジャンルよりも多様にあるため

とても難しく深い課題であると学んだ。

 

だからこそ、結局は自分というものを、いかに深く見つめ直し

長く生きてきた中で、培った体験からくる価値観について

改めて問い続ける事、考え続ける事が、リーダーとして成長し続ける上で

とても重要で、とても意味のある事なんだと振り返っている。

残り3ヶ月の学びも充実した学びしようと思う。

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