アパレルショップ ATTEMPT様

 

2016年1月18日に錦市場から少し北、御幸町通に面したビルの1階に

セレクトショップ「ATTEMPT」がオープンしました。

オーナーは、東京で人気のセレクトショップ「STUDIOUS」や

イギリスのラグジュアリーブランド「バーバーリー」に勤めるなど、

販売や仕入れなどの経験も豊富な湯浅幸介さん。

オープンから約5ヵ月、湯浅さんにお話を伺いました。

 

(2015年4月8日取材)

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インタビュアー:

錦市場からも近く、若者にも人気のお店が軒を連ねる御幸町通。

お店を出される際は、この場所でという思いはあったのでしょうか?

 

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湯浅さん:

場所は新京極や寺町のようなメインストリートではなく、

ちょっと外れた場所がいいなと思っていました。

広さは10坪くらいでいいところがないか

半年くらいずっと探していたのですが、なかなか見つからず(笑)

最後は、担当の池田さんと自転車に乗って街を見て回っているときに

運よくこの物件を見つけたんですよ。

本当はここともう一軒、少し北の二条通辺りも考えていたのですが、

最終的には、駅からも近くアクセスしやすい

人通りもある御幸町通でオープンすることに決めました。

 

インタビュアー:

店内に入ると、真っ白な壁が印象的ですね。

 

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湯浅さん:

このビル自体新しくて、居抜きなどではなく自分の店舗が初めてのお店になるのですが、

最初は本当にまっさらな箱という状態でした。

内装は極力シンプルにしたいと思い、壁の色は白でお願いしました。

例えるならギャラリーや美術館のような、

モードな雰囲気がある空間にしたいなと思ったんです。

洗練された“東京感”が漂うようなイメージでしょうか。

参考のため近くにあるファッション関係のお店も

いろいろ見させてもらったのですが、

この辺りは木目調のナチュラルな印象の内装が多かったので

他店と差別化を図る意味でも、

ある意味ショールームのようなインテリアに仕上げてもらいました。

 

インタビュアー:

壁が白くて店内が明るいので、

洋服の色がすごく映えるような気がします。

 

湯浅さん:

ありがとうございます。

お客様に洋服の色がきちんと伝わるように

明るいお店にしたかったんです。

照明を落とすと落ち着いたおしゃれな印象も作れるのですが、

暗すぎると服の実際の色が見えにくくなってしまうんですよね。

 

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インタビュアー:

なるほど。

置いてある棚も白色で、形もごくシンプルですね。

 

湯浅さん:

棚は友人に作ってもらったもので、洋服の架かっている什器は、

店のサイズに合わせてオーダーで作ってもらいました。

お店を始める前に、知り合いにもいろいろと相談したのですが

壁に固定したバーをつけてしまうと、

お店のレイアウトが替えられなくなるよとアドバイスをもらったこともあって。

レイアウトが替えられるよう、棚も什器も自由に動かせるようにしました。

なので、棚の配置や什器の位置は、並べる洋服やアクセサリーによって

ときどき変えているんですよ。

 

インタビュアー:

それは常連のお客様も、来るたびに新鮮な気持ちになれそうですね。

そして入るとすぐ目に入るのが、この大きな鏡!

 

湯浅さん:

はい。高さ2m弱はあるでしょうか。

鏡が大きい方が洋服を合わせたときにお客様が見やすいですし、

大きい鏡ってかっこよくないですか?(笑)

自分でお店をする際には、付けたいなと思っていたんです。

 

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インタビュアー:

確かに見やすいですし、お店に広がりを感じますね。

そもそも湯浅さんがコトスタイルさんに物件探しをお願いしたきっかけは何ですか?

 

湯浅さん:

京都商工会議所が主催する「創業塾」で

コトスタイルさんの社長である穴澤さんがお話をされていて、

そこでコトスタイルさんのことを知りました。

お店を始めることが初めてで、何からしたらいいのか全くの手探り状態(笑)

物件探しももちろん初めてですし、いろいろ迷って

ここ見せてください、こっちも見せてくださいとあれこれ言ったんですが、

担当の池田さんがそれに全部ついてきてくださって(笑)

ホント助かりました。

 

あとは池田さんが、個人的に洋服好きということもあって

いろいろお話ができたのも嬉しかったですね。

店の洋服も購入していただいたんですよ(笑)

 

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インタビュアー:

そうなんですね(笑)

お店ではどのような洋服を扱っていらっしゃるのですか?

 

湯浅さん:

メンズに限らずレディースも着られるユニセックスがメインで、
置いているのは、Natsumi Zama、Nine Tailor、NON TOKYO、

The Attractman、THEEといったジャパンブランド。

京都には、まだジャパンブランドに特化したお店が少なく、

なので、京都で買えるのはここだけというブランドばかりになっています。

そのブランドの服が本当に気に入っていないとお客様には薦められないので

自分が実際に着てみて「いい!」と思ったブランドだけを選んでいます。

あと、お店では「新たな色を重ねていく」という重ね着をコンセプトにしているので、

重ね着してももたつかない、スッキリとした着こなしができる服も提案しています。

ロゴマークも、三角を2つ重ねたデザインになっているんですよ。

 

インタビュアー:

なるほど、ここでしか買えないブランドがあるというのは大きな魅力ですね!

 

湯浅さん:

海外ブランドの洋服は日本人の体形に合わなかったりすることもありますが、

ジャパンブランドは、デザイン・シルエット・サイズ感・素材など

細部までこだわっており、クオリティの高いものが多い。

だからこそ、魅力あるデザインの商品をセレクトし、

ジャパンブランドの良さを、ここ京都で広めていきたいですね。

 

まずはいろいろな人にお店を知ってもらうためにホームページをはじめ、

Facebookやインスタグラムなどで積極的に商品紹介をしているので

ぜひチェックしてみてください(笑)

 

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インタビュアー:

ぜひ(笑)

湯浅さん、本日はお忙しいところ、ありがとうございました。

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今後は店頭にもうひとつ看板を付けるなど、店舗はさらに進化していくそう。

湯浅さんのファッションに対する熱い思いを伺い、

このお店ならきっとお気に入りの服に出会えそうな、そんな気がしました。

 

湯浅さま、どうもありがとうございました!

 

ATTEMPT様の事例紹介ページは、こちらから御覧ください。

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